全米公開後、低予算ながら初登場No.1を記録し世界中で話題となった『ドント・ブリーズ』のプロデューサー サム・ライミが新たに仕掛ける、究極の極限状態のサバイバルスリラー『クロール ―凶暴領域―』が、10月11日(金)より全国公開致します。

全米では、『トイ・ストーリー4』や『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』といった、大人気シリーズに続いて週末興行収入第3位を記録!辛口レビューサイトRotten Tomatoesでも大絶賛を受け、この夏1番のサプライズヒットを記録しています!

最大級のハリケーンに見舞われ、雨風によって実家に閉じ込められ、大量発生したワニから、負傷した父と共に脱出を図る主人公ヘイリー役は、2019年カルティエの新モデルに抜擢され、『メイズ・ランナー』シリーズや、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のニューヒロインとしての来日も記憶に新しいカヤ・スコデラリオが、彼女の父親役は『プライベート・ライアン』などで知られるバリー・ペッパーが務める。

(C) 2019 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved

サメを遥かに超える獰猛さで水陸で人間に襲い掛かる地球最強の捕食生物=ワニと、巨大ハリケーンという絶対に生存不可能な最恐最悪の組合せによる究極の極限状態からのサバイバルを描きます。

規模としては最大級のカテゴリー5レベルの強風と豪雨を再現する為、セルビアで撮影が行われた本作。劇中の約8割は水中でワニとの攻防戦(2割は陸)が繰り広げられますが、実際に大量の水を使用するなど撮影は困難を極めたそうで、アジャ監督は「僕らは、セルビアのベオグラードにある巨大な倉庫を発見し、そこに7つのタンクを建設したんだ。その中でも最も大きかったタンクは、縦60m、横80mのタンクで、そのタンクには最高で3mもの水を入れたこともあった。風速50キロの風速を作るマシーンを使用し、嵐のような状況を作り出して撮影していたから水でセットが壊れたり、タンクから水が漏れたりもした。クルーの誰もが、毎日12時間近くも水に浸かっているため、相当疲れ果てていたし、水ぶくれもしていたよ(苦笑)」と明かします。

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ワニをたくさん登場させ、演者とのやりとりを多くつくりたいという意向から、ワニはCGにするのがベストだと考えたアジャ監督。その為に駆使したのは、棒の先に緑の頭をつけた全身グリーンのボディスーツ着用のスタントが、パイプの間を腹ばいで進んだりなどして俳優に襲い掛かるというもの。そして、ダイバーが、足にヒレをつけてワニのように横向きに泳くのを後から合成する
というものだったそう。アジャ監督はこの撮影方法に大満足だったようで、「最高のシーンが撮れたので本当にやってよかったと思っている。実際は全身グリーンのタイツ姿のスタントマンが、棒の先についた頭で攻撃しているというなんだか可笑しい光景だけど、撮影した実際の映像を見ると、ものすごい緊迫感、恐怖で圧倒されたよ!」と語っています。

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単なるモンスター映画をつくる気はさらさらなく、博士レベルまでワニの研究をするなどして撮影に臨んだアジャ監督の、超絶本気の渾身作『クロール ―凶暴領域―』。サム・ライミも完全に認めた才能を是非劇場でお確かめください!

サム・ライミが仕掛けた究極の極限状態のサバイバルスリラー
『クロール ―凶暴領域―』予告

サム・ライミが仕掛けた究極の極限状態のサバイバルスリラー『クロール ―凶暴領域―』予告

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STORY
思い出の我が家はヤツらのテリトリー
大学競泳選手のヘイリーは、疎遠になっていた父が、巨大ハリケーンに襲われた故郷フロリダで連絡が取れなくなっていることを知り、実家へ探しに戻る。地下で重傷を負い気絶している父を見つけるが、彼女もまた、何ものかによって地下室奥に引き摺り込まれ、右足に重傷を負ってしまう―――

■監督:アレクサンドル・アジャ
■製作:サム・ライミ 

■キャスト:カヤ・スコデラリオ、バリー・ペッパー
■全米公開:7月12日(金) ■PG-12

■原題:Crawl
■配給:東和ピクチャーズ
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10月11日(金) 究極のサバイバルスリラー、日本上陸