カンヌ国際映画祭では、タランティーノ、アルモドバル、ジャームッシュ監督らの並みいる話題作を抑え、審査員満場一致の決定で、韓国映画として史上初となるパルムドール受賞に輝いたポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』。

カンヌでの熱狂をそのままに、 韓国1,000万人越えの動員を皮切りに、世界各国で動員記録を塗り替える世界的大ヒットとなっていましたが、ついにアメリカで限定公開がスタートしました。
そして、ニューヨークやロサンゼルスの3つの劇場での限定公開で376,264ドル、PTA (劇場ごとの平均興収)で125,421ドルを叩き出し、米国限定公開のオープニング興収の館平均アベレージで2019年の最高記録を樹立したことを世界のメディアで伝えています。
この数字は、3館以上の劇場で限定公開された作品としては2016年の「ラ・ラ・ランド」以来の興収となり、さらには、外国語映画として全米公開作品の歴代記録を塗り替えたことがわかリました。

今までの、PTAの興収記録としては、歴代13位となり、これはそれぞれ最終的に1億ドル以上の興収をあげた『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)と『レヴェナント: 蘇えりし者』(15)の間にランキングされ、さらに外国語映画としては77,000ドル『モーターサイクル・ダイアリーズ』(04)72,000ドル『アメリ』(01)などを大幅に上回り、史上最高のオープニングとなっています。

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ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』30秒予告

カンヌパルムドールに輝くポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』30秒予告

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<STORY>
全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。長男ギウは、ひょんなことからIT企業ののCEOである超裕 福なパク氏の家へ、家庭教師の面接を受けに行くことになる。そして、兄に続き、妹のギジョンも豪邸に足を踏み入れるが...この相反する 2つの家族の出会いは、誰も観たことのない想像を超える悲喜劇へと猛烈に加速していく――。

出演: ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン
監督・共同脚本:ポン・ジュノ(『殺人の追憶』『母なる証明』)
撮影:ホン・ギョンピョ
音楽:チョン・ジェイル
配給:ビターズ・エンド
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2019 年/韓国/132 分/2.35:1/英題:PARASITE/原題:GISAENGCHUNG/PG-12

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