ポーランドで開催されている第19回ニュー・ホライズンズ映画祭で、日本の寺山修司監督の代表作一同を集めた特集上映が開催されていることがわかりました。

今回のニュー・ホライズンズ映画祭では、オリヴィエ・アサヤス監督やスペインの鬼才アルベルト・セラ監督などの特集上映が開催されている中で、日本の寺山修司監督の特集上映は、重要なイベントの一つとして位置付けられ、日本の映画や演劇の最も顕著な前衛的な改革者としてポーランド初の回顧となります。
キューレータとなったNikodem Karolak氏は「寺山修司のような日本人アーティストを見つけるのは難しいだろう。」と語り、『書を捨てよ町へ出よう』(71年)『田園に死す』(74年)『ボクサー』(77年)『上海異人娼館/チャイナ・ドール』(80年)『さらば箱舟』(84年)の生前に残されたすべての長編作とともに、フランスの映画プロデューサー、ピエール・ブロンベルジェが製作し、三上博史の映画デビュー作でもある『草迷宮』(78年)などの代表的な中編、短編作品14本が上映されます。

映画祭は7月25日より8月4日まで開催。

『田園に死す』予告

Pastoral: To Die in the Country trailer

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