6月7日
上映28日目。4週間の上映が終了。
アップリンク渋谷と吉祥寺を合わせて来場者数4500人を突破した。
毎日の舞台挨拶は、決して僕一人が行けばいいという話ではない。
ゲストの誘導をしてくれるスタッフ、写真を撮るスタッフ、
マイクや椅子をセッティングしてくれる劇場スタッフ。
皆さんのお力添えがありここまでやってこれている。本当にありがとうございます。
本日のゲストはモデルのねおさん。
インフルエンサーとして高校一年生で上京してきて、今や若者のファッションリーダーとして雑誌「Popteen」の専属モデルや、テレビ、CMと幅広く活躍している。
そんな彼女に出会ったのは2018年1月。
ワイモバイルの新しい試みとしてリアルタイムドラマの監督をさせてもらう機会に恵まれた。「恋のはじまりは放課後のチャイムから」と名付けられたこの企画は、武田玲奈、葉山奨之、根岸拓哉、怪盗ピンキー、そしてねおの5人の恋愛群像劇でYouTube総再生回数3000万回を突破し世界のあらゆる広告祭で多くの賞を受賞した。
○世界三大広告賞「クリオ賞」【ブランデッド・エンターテイメント部門シルバー賞、ブランデッド・コンテンツ部門シルバー賞】
○アジア最大級の広告祭 「ADFEST 2019」【ブランド・エクスペリエンス&エンゲージメント・ロータス部門USE OF DIGITAL & SOCIAL PLATFORMSゴールド賞】
○日本最大級の広告賞「ACC 2018」【ブランデッド・コミュニケーション部門デジタル・エクスペリエンスシルバー賞】
ほか多数受賞!
そこから、ねおさんには弊社制作のオムニバス映画「LAPSE(ラプス)」やワイモバイル制作ドラマの続編「パラレルスクールDAYS」のゲスト出演など何かとお世話になっている。
そんな彼女も6月6日に18歳になったという。
久しぶりに会った彼女は、とても大人っぽくなっていた。
トークも見違えるほどうまくなっており、常に周りへの感謝を忘れない姿勢に、僕自身が刺激を受けた。
ねおさんも上京して東京に住んでいるということもあり、映画について様々な感想を持ってくれたようだった。憧れだった東京という街はとても魅力的ではあるが、情報も早く、人も多いため、疲れてしまうことがあるという。
それでも周りの人に支えられながら今は楽しくやっているというねおさんは、カナに共感してくれたようだった。
また、ねおさんと一緒に仕事が出来るように僕自身も精進していきたいと思う。
本日のゲストは真野恵里菜さん、冨田佳輔さん。
最終上映まで宜しくお願いいたします。
藤井道人
■藤井道人 Michihito Fujii
映画監督、映像作家、脚本家。1986年生まれ、東京都出身。日本大学芸術学部映画学科脚本コース卒業。伊坂幸太郎原作『オー!ファーザー』でデビュー。『光と血』などの作品を発表する一方で湊かなえ原作ドラマ『望郷』、ポケットモンスター、アメリカンエキスプレスなど広告作品も手がける。2017年Netflixオリジナル作品『野武士のグルメ』や『100万円の女たち』などを発表。2019年『デイアンドナイト』『青の帰り道』公開中。6月28日『新聞記者』の公開が控える。
ご来場のお客様からご感想をいただきました!
■すぅ☆CIDP様
「青の帰り道」おかわりへ。
前回観た場面と思うとこは一緒だったけど、更に気持ちが入って…
「たられば」あの時こうしてればこうだったらって上手くいかないと人のせいにしたり、自分責めたり…思い通りにいかないのが人生…歳を重ねる度に後悔の念にかられる。
たくさんの人に観て貰いたいし何度でも観たい。
■Suzu様
「青の帰り道」を3回観た感想を、、、
とりあえず強く生きようって、そう思うんだなやっぱり。
私もカナのように、夢を追いかけて叶えて今の仕事についたけど、理想と現実は違くて、やりたいことなんてできず、ユウキのようにただ日々を過ごしている。
でも、それでも強く生きようと思うからこそ、今の自分があって、リョウのように自由にしてる、これはオフの日の私だけど、、、
マリコとコウタのように、幼き日々から成長して、人を守れるようになりたいけど、まだ全然大人じゃなくて自立できなくて、守られていたい。
キリのように親との関係がうまくいってない訳ではないけど、この映画を見て、うちの親はいつでも味方でいてくれたなって改めて思い出せた。
最後に、タツオだけど、私はあまり失敗という失敗をしてこなくて、一度失敗したら、崩れるかもしれないな、と思った。それと同時に、タツオにとって、受験に失敗することは、人生の失敗だったのかなって。
私は「乗り越えられない人には試練は与えられない。」という言葉を信じて生きてきたから、受験の失敗は、タツオにとって必要な試練だったんじゃないかな、音楽に行くきっかけを神様がくれたのではないか、と思ってしまったんだよな、、、
でも、周りの人は何も悪くなくて、タツオも悪くなくて、どうしたらよかったのかなぁと考えていると、気づくと映画が終わっている。私は幸いにも周りの人に恵まれていて、失敗というか、つまづいた時、前を向ける言葉をかけてもらえてたから今を生きている。
どの映画を観ても思うんだけど、言葉の力はとても強い。そのことが分かっているからこそ、これから先色んな人に出会うと思うけど、私も今までかけてもらったように、前を向ける言葉をかけてあげたいと思う。
『青の帰り道』 東京再上映・トークイベント開催中!
東京・アップリンク渋谷 https://shibuya.uplink.co.jp/
5/11(土)〜公開中 (終映日未定)
《トークイベント登壇予定者》
藤井道人監督
7日(金)ねお/8日(土)真野恵里菜、冨田佳輔/9日(日)森永悠希/10日(月)アベラヒデノブ、伊藤主税プロデューサー/11日(火)嶋田久作/12日(水)伊藤主税プロデューサー/13日(木)秋月三佳、岡本麻里/14日(金)清水くるみ、岡本麻里
※詳細は劇場HPをご覧ください。
■アップリンク吉祥寺 拡大上映決定!
https://joji.uplink.co.jp/
5/17(金)〜(終映日未定)
連日満席の東京から関西、そして新潟でも上映決定!
■大阪第七芸術劇場
http://www.nanagei.com/
6/22(土)〜
■京都・出町座 https://demachiza.com/
6/22(土)〜
■新潟・市民映画館 シネ・ウインド https://www.cinewind.com/line-up/
7/27(土)〜
映画『青の帰り道』
出演:真野恵里菜 清水くるみ 横浜流星 森永悠希 戸塚純貴 秋月三佳 冨田佳輔
山中崇 淵上泰史/嶋田久作
工藤夕貴 平田満
主題歌:amazarashi『たられば』
監督:藤井道人
原案:おかもとまり
脚本:藤井道人/アベラヒデノブ
制作プロダクション:and pictures
制作協力:BABEL LABEL/プラスディー
配給:NexTone
配給協力:ティ・ジョイ
再上映配給:BABEL LABEL/ボタパカ/and pictures
©映画「青の帰り道」製作委員会
公式サイト:(以下より)
連載第27回