⼥優三吉彩花・阿部純⼦で描かれる映画『Daughters(ドーターズ)』は2020年秋に全国公開が決定。

同作は、東京・中⽬⿊でルームシェア⽣活を送る2⼈の⼥性を主⼈公に、妊娠、シングルマザーという⼈⽣の決断を経て、友情、仕事、家族と向き合いながら、過去への固執と現実、そしてその先を描いたヒューマンドラマ。
監督・脚本を務めるのは、同作が初⻑編作品となるファッションイベント演出家・映像作家の津⽥肇(つだはじめ)。

主演・三吉彩花が演じるのは、ある⽇同居⼈の彩乃(阿部純⼦)から、⽗親の分からない⼦を妊娠したと告げられ、⼾惑いながらも、彩乃をそばで⾒守り⽀える「⼩春」。阿部純⼦が演じるのは、仕事や遊びに明け暮れる⽇々の中、突然、⾃⾝の妊娠が発覚。悩みながらもシングルマザーとして育てることを決意し、1⼈の⼥性から”⺟親”に成⻑する「彩乃」。撮影は、10ヶ⽉間の物語のため約1年かけて⾏なう予定。春の撮影は既に終えており、今後は6⽉上旬と10⽉下旬に撮影を予定している。

メインキャスト&監督コメント

⼩春役/ 三吉彩花
『今作の脚本を読ませていただいたとき、曖昧さと明確が紙⼀重になっていて、静かな気の流れの中にも張り詰める緊張感や危うさ儚さ、そして希望を抱く強さなど様々な感情が湧き出る作品になっているなと思いました。今まで当たり前だった⽣活がある出来事により当たり前ではなくなるかもしれない。その繊細な空気感を五感を研ぎ澄ませて演じきりたいです。』

三吉彩花(みよしあやか)
1996年6⽉18⽇⽣まれ。2010年、ファッション誌「Seventeen」でミスセブンティーン2010に選ばれ、7年間の専属モデルを経て2017年に同誌卒業。現在は雑誌「25ans Wedding」のカバーガールを務めている。⼥優としては、映画『グッモーエビアン!』(2012)『旅⽴ちの島唄〜⼗五の春〜』(2013)に出演し、第35回ヨコハマ映画祭最優秀新⼈賞を受賞。近年の主な出演作にドラマ『エンジェルハート』(2015)『まかない荘2』(2017) 映画『いぬやしき』(2018)など多数。また、主演を務める⽮⼝史靖監督作品『ダンスウィズミー』が2019年8⽉公開予定。

彩乃役/ 阿部純子
『今回、彩乃役で出演することになりました。ひとりの⼥性が、⺟親になってゆく…そのプロセスを四季折々の美しさを織り交ぜて綴られる物語です。働きながら⼦どもを持つむずかしさや葛藤。⺟親になるとは?という疑問に対して、わたし⾃⾝も真っさらな気持ちで向き合いたいと思っています。共演させて頂くことになった三吉彩花さんと⼆⼈三脚で、この作品に取り組めたら嬉しいです。』

阿部純⼦(あべじゅんこ)
1993年5⽉7⽇⽣まれ。『リアル⻤ごっこ2』(2010)でヒロインに抜擢される。主演映画『⼆つ⽬の窓』(2014)が第67回カンヌ国際映画祭のコンペティション部⾨に出品され、同作品で第4回サハリン国際映画祭主演⼥優賞を受賞。その後、渡⽶し、ニューヨーク⼤学演劇科で演劇を学ぶ。帰国後、NHK連続テレビ⼩説「とと姉ちゃん」など幅広く作品に出演し、近年では映画『狐狼の⾎』(2018)、『海を駆ける』(2018)、『サムライマラソン』(2019)、『ソローキンの⾒た桜』(2019)などに出演。

監督・脚本/ 津⽥肇
『美しい⼆⼈の晴々しい空気感。この先、季節とともに移り変わる彼⼥たちを余すことなく焼き付けたいです。』

監督・脚本津⽥肇(つだはじめ)
1985年⽣まれ。慶應義塾⼤学在学中より、映像作品の制作やイベント制作に⾏事し、2005年初の脚本・監督作『Paint theSky』が、第17回東京学⽣映画祭にてグランプリを獲得。2015年にCHAMELEONS INC.を設⽴し、ファッションブランドのコレクションやイベントの演出制作、映像作品を⼿掛ける。

[STORY]

中⽬⿊。桜が並ぶ川沿いのマンションの1室で暮らす友⼈同⼠の⼩春(三吉彩花)と彩乃(阿部純⼦)。共に27才。ライフスタイルの似ている⼆⼈は、よく働き、よく遊び、⾃由を謳歌したルームシェア⽣活を送っていた。そんな⽣活に、変化が訪れる。突然、彩乃からの妊娠の告⽩。そして、⽗親のわからないその⼦供を、産む決意をする彩乃。楽しかった⼆⼈だけの⽣活は、少しずつ変わっていく。過去を振り返りながらも変化を受け⼊れる彼⼥達を、⼩春側の視点で描く、苦くも美しい10ヶ⽉の物語。

公式SNS
Instagram : @daughterscinema /
Twitter : @daughterscinema /
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公開予定2020年秋頃