直木賞作家・白石一文による同名小説を原作とした映画『火口のふたり』が8月23日(金)より、新宿武蔵野館ほかにて全国公開されます。

©2019「火口のふたり」製作委員会

©2019「火口のふたり」製作委員会

©2019「火口のふたり」製作委員会

直木賞作家・白石一文 初の映画化 
身体の言い分に身を委ねる、男と女を描く<R18>衝撃作

原作は直木賞作家・白石一文氏による「火口のふたり」。
09年「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」で山本周五郎賞、10年「ほかならぬ人へ」で直木賞を受賞し、絶大な支持を得る著者の初の映画化となる。

主演を務めたのは、『きみの鳥はうたえる』などなど、様々な映画で鮮烈な印象を残し第一線で活躍し続ける実力派俳優・柄本佑と、『彼女の人生は間違いじゃない』での演技が評価され、活躍の場を広げている新鋭・瀧内公美。出演者はこの2人のみ。
監督はキネマ旬報脚本賞に5度輝き、数々の作品で男と女のエロティシズムを表現してきた脚本家・荒井晴彦。
抑えきれない衝動の深みにはまり、どうしても離れられないふたりの姿は「世界が終わるとき、誰と何をして過ごすか?」という究極の問いを、観る者へ突きつける。

身体の言い分に身を委ねる男と女の不確実な愛を描いた<R18>衝撃作が誕生した。

©2019「火口のふたり」製作委員会

©2019「火口のふたり」製作委員会

『火口のふたり』予告編・ポスタービジュアルが解禁!

ポスタービジュアルは、モノクロームの詩的で濃密な男性ヌード写真で知られる写真家・野村佐紀子による撮り下ろした写真が使用され、寒空の下で抱き合う賢治と直子が真っすぐに正面を見つめ、「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」という直子の本編中の重要なセリフがキャッチコピーとして使用されている。まるで、世界に二人だけしかいないかのように錯覚させる力強いビジュアルに仕上がっている。

©2019「火口のふたり」製作委員会

 予告編は、数枚のモノクロの写真にのせて直子(瀧内公美)が、昔の恋人・賢治(柄本佑)へ結婚式への参加を促す声から始まる。数年ぶりに再会を果たした賢治と直子。再会を喜ぶのもつかの間、直子は一冊のアルバムを賢治へ差し出す。そこには、一糸纏わぬふたりの姿がモノクロームの写真に映し出されていた。「このアルバムを見ながら、私はしょっちゅう賢ちゃんの身体を思い出していたよ。」と告白する直子。戸惑う賢治だったが、「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」という直子の一言をきっかけに、ただ欲望のままに生きていた青春の日々に戻っていくように、ふたりはお互いを求めあう。直子の婚約者が戻るまで、ふたりぼっちの<5日間>。身体の言い分に身を委ね、どうしても離れられないふたりの姿が、「世界が終わるとき、誰と何をして過ごすか?」という究極の問いを観る者に突きつけ、衝撃的な結末を期待させる予告編となっている。

男と女の不確実な愛-白石一文原作の映画化!
<R18>の衝撃作『火口のふたり』予告

男と女の不確実な愛-白石一文原作の映画化! <R18>の衝撃作『火口のふたり』予告

youtu.be

【物語】

十日後に結婚式を控えた直子は、故郷の秋田に帰省した昔の恋人・賢治と久しぶりの再会を果たす。新しい生活のため片づけていた荷物の中から直子が取り出した1冊のアルバム。

そこには一糸纏わぬふたりの姿が、モノクロームの写真に映し出されていた。

蘇ってくるのは、ただ欲望のままに生きていた青春の日々。

「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」

直子の婚約者が戻るまでの五日間。身体に刻まれた快楽の記憶と葛藤の果てに、ふたりが辿り着いた先は―。

出演:柄本 佑 瀧内公美

原作:白石一文「火口のふたり」(河出文庫刊)

脚本・監督:荒井晴彦
音楽:下田逸郎

製作:瀬井哲也 小西啓介 梅川治男 
エグゼクティブプロデューサー:岡本東郎 森重 晃 

プロデューサー:田辺隆史 行実 良
写真:野村佐紀子 絵:蜷川みほ タイトル:町口覚

配給:ファントム・フィルム
レイティング:R18+

8/23(金)より、新宿武蔵野館ほか全国公開