1966年に発表されたはクロード・ルルーシュ監督の愛の名作『男と女』。

今作で、カンヌでパルムドール(当時の名称はグランプリ)を受賞、その後、アカデミー賞で最優秀外国映画賞を受賞し、世界の映画界のクロード・ルルーシュの名を知らしめた傑作。
その後は、ルルーシュ監督は『白い恋人たち』(68)や『愛と哀しみのボレロ 』(81)など数多くの映画を発表してきたことは、多くの方がご存知だと思う。

1986年には、この『男と女』の20年後を、再びジャン=ルイ・トランティニャン、 アヌーク・エーメと組み描いた『男と女 II 』を発表。
そして、今回カンヌ国際映画祭で発表されるのは、そのまた32年後の2人だ。

ある意味、同じ俳優でチームを組み、50年以上の時間をかけて、同じ役柄で撮るということを実現できていることに驚かされてしまう。
惜しくも盟友だった作曲家フランシス・レイは、2018年に亡くなってしまったが、予告を見るとあの名曲を随所に入れ込みながら、50年を超える月日を回想している。

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ストーリーは、ジャン=ルイ・トランティニャン演じるレーシング・レーサーは過去の記憶が少しづつ薄れていく中で、彼の息子は、それをどうにか呼び起こすことを考えていた。
そして、アンは再びジャン=ルイに会い、別れたところから思い出していくこととなるのだが...。

フランス語のタイトルとなる「Les Plus belles années d'une vie」は訳すと「人生の最高の年」。
映画のストーリー同様に、二人の名優の歴史がこの映画には詰まっています。
カンヌではコンペティションでなく上映されますが、やはり話題を集める一本となっています。

「Les Plus belles années d'une vie」海外予告

Les plus belles années d'une vie [bande-annonce]

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