トライベッカ映画祭で早くから話題を集めていた、17歳から映画をスタートさせて18歳で仕上げたという作品フィリップ・ユーマンス(Phillip Youmans)監督の『Burning Cane』が、トライベッカ映画祭の国内コンペティションの最高賞となるBest Narrative Featureを受賞し、そのほか主演男優賞と最優秀撮影賞も受賞しました。
すでにシアトル国際映画祭などでの出品も確定し、この若き映画監督の作品への注目がますます集まっています。

この作品を17歳の時に取り掛かり、18歳でクラウドファンディングでお金を集め撮影された作品です。
今は、NYで映画の勉強をしつつ2作目の準備にかかっているPhillip Youmans監督は、テレンス・マリック『天国の日々』(78)と 『地獄の逃避行』(73)などから触発され、また、ポール・トーマス・アンダーソン、スティーヴ・マックイーン監督やアフリカ映画の先駆者ジブリル・ジオップ・マンベティを愛しています。

映画は、ルイジアナ州のサトウキビ畑の農村を舞台にし、疲れた祖母、ヘレンとその息子、そしてバプテスト教会の宣教師を中心に、宗教、世代間の葛藤、暴力、アルコール依存症などの問題から絡み合う人間像を描いていきます。

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『Burning Cane』初海外クリップ映像

SIFF 2019 Trailer: Burning Cane

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