ドイツ映画史に残るヴィム・ヴェンダース監督不朽の名作を2週間限定上映

渋谷のBunkamuraル・シネマにて5/3(金・祝)~5/16(木)の2週間限定で、ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース監督不朽の名作『ベルリン・天使の詩』の特別上映が開催されます。

©︎1987 REVERSE ANGLE LIBRARY GMBH and ARGOS FILMS S.A.

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『ベルリン・天使の詩』は壁崩壊前のベルリンを舞台に「人間に恋をしてしまった天使」を描き、1987年にカンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞。
主人公ダミエルを演じるのは、2019年2月16日に惜しくも亡くなった名優ブルーノ・ガンツ。
ダミエルの相談にのる天使カシエルを演じるのはオットー・ザンダー。ふたりはプライベートでも親友同士であったという。
そのほかピーター・フォークやニック・ケイブが本人として出演、強烈な印象を残す。
魔法的というほかない映像を紡いだのは、『ローマの休日』やアラン・ロブ=グリエ監督『囚われの美女』などで知られる撮影監督アンリ・アルカン。

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Bunkamuraル・シネマでは同時期に、ベルリンの壁崩壊後の旧東ドイツが舞台の『希望の灯り』(絶賛上映中)、そして「壁」建設直前、冷戦下の東ドイツでの実話を描いた『僕たちは希望という名の列車に乗った』(5/17公開)の2本の新作ドイツ映画も上映。
いずれかの作品のチケットを提示で『ベルリン・天使の詩』の鑑賞が割引となるサービスも実施する。

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[企画名]
Bunkamuraル・シネマ 特別上映『ベルリン・天使の詩』

[上映期間]2019年5月3日(金・祝)~5月16日(木)

5.3(金・祝)~5.9(木)連日18:15~(終)20:40

5.10(金)~5.16(木)連日18:50~(終)21:15

[会場]Bunkamura ル・シネマ

(東京都渋谷区道玄坂2-24-1Bunkamura 6FTEL:03-3477-9264)
 http://www.bunkamura.co.jp/cinema/

[料金]¥1,200均一(税込)

『希望の灯り』または『僕たちは希望という名の列車に乗った』のチケットや半券提示で1,000円

※特別興行のため、その他各種割引は適用外/ご提示のチケットは半券・特別鑑賞券・QRチケットも可

<STORY>

この翼さえいらない。貴女に触れ、愛せるのなら──

壁に隔てられたベルリンの街を傍観する天使達。彼らは地上の人々の心の声に耳を傾け、人間世界の物語や歴史を見守り続けてきた。そっと人の傍に寄り添う彼らの姿は、なぜか子供にしか見えない。天使ダミエルは日々人間の様子や自然の在り方を観察するにつれ、人間界に身を置きたい、そこで“生きて”みたいと考えるようになっていた。

そんな時、サーカスショーで美しく空中ブランコで舞うマリオンに出逢う。彼女が独り部屋で呟く「愛したい…」という言葉を聞き、マリオンに強く惹かれるダミエル。彼はやがて彼女への愛に生きたいと決心する。人間に恋をするという事は、天使の“死”を意味するのに…

『ベルリン・天使の詩』

1987年/西ドイツ・フランス/127分/Blu-ray/ビスタ

原題:DER HIMMEL ㎝ER BERLIN
配給:東北新社

監督:ヴィム・ヴェンダース
製作:ヴィム・ヴェンダース、アナトール・ドーマン

製作総指揮:イングリット・ヴィンディシュ
脚本:ヴィム・ヴェンダース、ペーター・ハントケ

撮影監督:アンリ・アルカン
音楽:ユルゲン・クニーバー

©︎1987 REVERSE ANGLE LIBRARY GMBH and ARGOS FILMS S.A.