決して手を組むべきでなかった4人。
黄金が男たちを狂わせていく、 一攫千金ウェスタンサスペンス!
“夢”に目がくらんだ、男たちの運命は?

ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)及び「フランスのアカデミー賞」と言われるセザール賞にて4冠(監督賞・撮影賞・美術賞・音響賞)を受賞、世界的に権威あるイギリスの文学賞の1つである“ブッカー賞”の最終候補作にもなり、様々なミステリ・ベスト10入りも果たすなど、世界中の読者に衝撃を与えたパトリック・デウィットの原作を基に映画化された、ジャック・オーディアール監督最新作『ゴールデン・リバー』が7/5(金)日本公開となります。

(C) 2018 Annapurna Productions, LLC. and Why Not Productions. All ights eserved.

1851年、時はゴールドラッシュ。最強と呼ばれる殺し屋兄弟、無骨で優しい兄・イーライ(ジョン・C・ライリー)と、裏世界でのし上がりたい好戦的な弟・チャーリー(ホアキン・フェニックス)は、政府の内密な依頼で黄金を探す化学式をみつけた化学者(リズ・アーメッド)を連絡係(ジェイク・ギレンホール)とともに追うことになる。しかし黄金に魅せられた4人は偶然手を組むことになり―。組むはずではなかった4人の思惑が交錯、西部劇のルックながらサスペンスドラマの要素が入り、読めない展開、誰が善で誰が悪なのかツイストしていく人間ドラマに目が離せない“一攫千金ウエスタンサスペンス”がここに誕生しました!

映像は、いつも冷酷に殺しの仕事をこなす兄が、女性に対しては奥手であることを弟にからかわれてムキになって言い返す、一風変わった兄弟喧嘩のシーンから始まる。ある日、政府からの内
密な依頼で連絡係とともに追うことになったのは、黄金を探す化学式を知る化学者。居場所を突き止めた連絡係は兄弟に知らせようとするが「黄金によって暴力に支配されない社会を作りたい」という化学者の言葉に心酔、逃亡に協力することに。

(C) 2018 Annapurna Productions, LLC. and Why Not Productions. All ights eserved.

その後、連絡係の裏切りに感づいた兄弟が彼らを追いかけるが「黄金の半分は君たちにやる」という化学者の言葉に惑わされ、結果、4人はそれぞれの思惑を抱きながら手を組むことに。
化学者が発明した“預言者の薬”と呼ぶ液体を川に流し込むことで沈んでいた黄金が光り輝き、
簡単に黄金を探すことができることを知り、歓喜する3人。
しかし、この時すでに“黄金”は彼らの運命を少しずつ狂わせ始めていた・・・。

「弟は親父を殺している」と告白する兄、「一緒に逃げよう」と化学者に提案する連絡係、
「俺は殺されるのか?」と思い悩む化学者。
トラウマ、憧憬、疑心、そしてかすかな友情。
欲望が生みだす様々な感情が人の心を翻弄していくサスペンスドラマに目がはなせない予告編となっております。

本作はジャック・オーディアール監督初の英語作品でもあり、キャストは『シカゴ』のジョン・C・ライリー、『ザ・マスター』のホアキン・フェニックス、『ナイトクローラー』のジェイク・ギレンホール、『ヴェノム』のリズ・アーメッドと実力者ぞろい!
愛おしさをにじませるキャラクターの掘り下げなどジャック・オーディアール監督は西部劇ジャンルに新しさを与えたエンターテインメント作品に仕上げました。

ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)
ジャック・オーディアール監督『ゴールデン・リバー』予告

ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)“夢”に目がくらんだ、男たちの運命は? ジャック・オーディアール監督『ゴールデン・リバー』

youtu.be

<STORY>
時はゴールドラッシュ。普通を夢見る兄と、裏世界でのし上がりたい弟は最強と呼ばれる殺し屋。
政府の内密な依頼で偵察係と追うことになったのは黄金を見分ける化学式をみつけた化学者。
しかし黄金に魅せられた4人は手を組むことになり―。トラウマ、憧憬、疑心、かすかな友情。
組むはずではなかった4人の思惑が交錯し、思いがけないラストへと加速する傑作サスペンスドラマ。

監督:ジャック・オーディアール『君と歩く世界』
原作:「シスターズ・ブラザーズ」パトリック・デウィット (創元推理文庫刊)
出演:ジョン・C・ライリー『シカゴ』、ホアキン・フェニックス『ザ・マスター』、ジェイク・ギレンホール『ブロークバック・マウンテン』 『ナイトクローラー』、リズ・アーメッド『ナイトクローラー』『ヴェノム』

(C) 2018 Annapurna Productions, LLC. and Why Not Productions. All ights eserved.

7月5日(金) TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー