松本優作初監督作映画『Noise ノイズ』(3月1日(金)よりテアトル新宿他にて公開されます。
2/12(火)15:30よりアキバシアターにてマスコミ 向け完成披露試写会行われました。
キャスト、スタッフ総勢11名が登壇した上映前の、 舞台挨拶登壇者コメントです。

登壇:
篠崎こころ、安城うらら、鈴木宏侑、仁科貴、小橋賢児、布施博、來河侑希、川崎桜、岸建太朗、banvox・音楽プロデュ ーサー、松本優作・監督

篠崎こころ・美沙役ーー初映画で初出演について/第4回富士湖畔の映画祭2018 最優秀主演俳優賞受賞 「右も左も分からない状況でしたが...監督と話し合って、台本を書き換えて、美沙という役がすごく私に近くて演じやすかったです。私の人生を入れてもらった作品、その辺もぜひ観ていただければと思います」

小橋賢児・リフレ店長役ーー出演のきっかけについて 「27歳位までやっていた俳優を10年ほど休業して、4000mマイナス20°Cのチベット国境の寝袋の中で、三カ月のインド一人 旅を終えようとしていたら「役者やりなさい」みたいなの(啓示)が降りて来て1週間後に帰国したら、いきなり「若い監督が映画 を撮ろうとしているから出てほしい」...インド帰りでぽっかりスケジュールが空いてもいて、監督と話したら、実体験とか秋葉原と か取材とか、本当にリアリティ・魂を込めて作ろうとしている。心を打たれ、どんな形でもいいから関わりたい、関わらせて頂きた い、と監督に言いました」。

布施博・理恵の父親役ーー松本監督について「しつこいですね。何回も何回もやるから。役者で言ったら桃井かおりぐらい。何回も、納得いくまでやるんですよ。...最近の若 い人の中ではいいんじゃないですかね、しつこくて」

仁科貴・健のアルバイト先・運送会社の所長役ーー松本組について 「時間も予算も結構限られていると思いますが、ワンカットワンカット必ずチェックして一つでもちょっとイメージと違うと何回でも やってくれるんで。いま、あそこまでこだわって撮れる現場はないもんですから、非常にやりがいは感じておりました」

banvox・音楽プロデューサーーー音楽を作っていった過程と音楽について 「この映画の音楽を作ったのは、マネージャーさえ入れたことのない実家のすごく狭い部屋です。そこに、ただ一人、監督だけ 入れて、二人でどういう曲を作ろうと相談していたのですけれど。結局好きなものの話になってお菓子を食べて終わるっていう 感じで、その後、スゴい共通点というか似てる面が一杯あって、それを感じたので、だったら僕が好きなように作れば監督に響 くだろうと作ってみたら、がっつりハマったみたいで、スゴい嬉しかったです」。「監督から頂いた映画の環境音を加工してそれを さらに音楽にしたり、新しい試みなどをいろんな音楽などでサポートさせて頂きました」

安城うらら・理恵役ーー最後に一言 「感じ方がそれぞれ違う作品だと思います。また、色々なことを感じてもらえたらいいなと思っています」

鈴木宏侑・健役ーー最後に一言「監督含めスタッフと役者の方とみんなの想いや熱意が詰まっています。それが伝わればいいなと思っています」

松本優作・監督ーー最後に一言 「僕自身が辛い状況に作った映画で、どういう時に見て欲しいかっていうところで、今を苦しんでいる人たちにぜひ見てもらいた いなという想いの強い映画になっていますので、ぜひぜひ見ていただけたらなと思っています」

松本優作が15歳で体感した二つの解釈不能な状況ー中学時代の親友の自殺と2008年6月8日の秋葉原無差別殺傷事件ーから作った、 人類史上最も凄惨な今を生きる世界の若者たちから圧倒的支持を獲得する同時代映画。

松本優作初監督作品『NOISE/ノイズ』特報

youtu.be

【STORY】
事件で母を亡くした少女は、強圧的な無職の父と暮らしながら地下アイドルのライブで歌う。アルバイトで暮らす青年は、母親が借りた闇金からの取立てに家を追われボイスレコーダーに収録した憤りを公衆電話を使って吐きだす。制服のまま少女は、仕事と家庭内介護に疲れた父の家から 飛びだす。絶望の中に生きる若者たちと大人たちが見たものとは...。
©「Noise」製作委員会
2018|日本|カラー|スコープ|DCP|3.0ch|115分|
配給:マコトヤ

3月1日(金)よりテアトル新宿にてロードショー!3/29(金)より
シネ・リーブル梅田、3/30(土)より
名古屋シネマスコーレ、春 京都出町座、神戸元町映画館ほか順次