3 月 8 日(金)〜3 月 15 日(金)の8日間、東京渋谷のユーロスペースにての『ドイツ映画祭「HORIZONTE 2019」』が開催されます。
ドイツ文化の振興を担うゲーテ・インスティトゥート東京が主催する本映画祭は、日本未公
開の作品をメインに、現代ドイツ映画の注目作品を紹介する貴重な機会となる映画祭です。
この度、オープニング上映は日本初公開となる『ロミー・シュナイダー~その光と影~(原題:3 Tage in Quiberon)』に決定。
併せて本映画祭のプロモーション映像が解禁となり、来日ゲストも決定いたしました。

ドイツ映画祭「HORIZONTE 2019」メインビジュアル

オープニング作品
『ロミー・シュナイダー〜その光と影〜(原題:3 Tage in Quiberon)』

アラン・ドロンとの大恋愛、
ファッションアイコン、
名だたる映画監督たちをとりこにした大女優の真の姿とは…

オープニングを飾るのは、ドイツ映画賞 7 部門受賞の話題作。大女優ロミー・シュナイダーのフランス時代の出来事を基にした劇映画『ロミー・シュナイダー〜その光と影〜』だ。
ロミー・シュナイダーは 1950 年代から活躍、2 度のセザール賞を受賞。アラン・ドロンとの大恋愛、名だたる名監督に重用され、ファッションアイコンとしても活躍するなど名声を手にしながら、晩年にかけては破産や息子の死、そして自身も非業の死を遂げる波乱の人生を送った大女優だ。
そんなロミーが、フランス、ブルターニュでの静養中に受けた「STERN」誌による最後の伝説的
な取材に焦点を当てた映画。

舞台はブルターニュのキブロン。静養のため海辺の町にあるスパにやってきたロミーと、彼女をサポートするためにやってきたロミーの親友ヒルデ。そこに現れる STERN 誌の記者ミヒャエル・ユルクスと同行してきた写真家ロバート・レベック。ドイツのマスコミとの間に嫌なことがあった直後であったが、ロミーはこの取材を受けることにする。
そして三日三晩に渡るインタビューが始まる。それは、ロミーの本心を暴こうとする野心的な記者と、スキャンダラスで繊細な大女優による心理ゲームの始まりでもあった。
監督:エミリ・アテフ 出演:マリー・ボイマー、ビルギット・ミニヒマイヤー、ロベルト・グヴィスデク、チャーリー・ヒューブナー。
ドニ・ラヴァンが詩人の漁師として出演しているのも見所です。
【2018 年/115 分/ ドイツ語・フランス語】

その他、上映ラインナップは、8本の劇映画と2本のドキュメンタリー映画、計 10 本。
現代美術家で映像作家のユリアン・ローゼフェルトが監督し、ケイト・ブランシェットが 13 役を演じる『マニフェスト』、鬼才 R.W.ファスビンダー監督の作品を原案とした『キャスティング』、本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた『父から息子へ〜戦火の国より〜』など、ドイツで話題となっている最新作を一挙上映!
また、4 月公開予定の『希望の灯り』、5 月公開予定の『僕たちは希望という名の列車に乗った』などを一足先に特別上映。

ドイツ映画賞を総なめにしたエミリ・アテフ監督、俳優フランツ・ロゴフスキ
など、旬の監督&俳優が来日決定!

ドイツ映画賞7部門受賞作『ロミー・シュナイダー〜その光と影〜』の監督エミリ・アテフ、『希望の灯り』『未来を乗り換えた男』の 2 作品で主演を務め、ベルリン国際映画祭シューティング・スター賞、ドイツ映画賞主演男優賞に輝いた今ドイツで一番の注目俳優フランツ・ロゴフスキ、日本プレミア上映となる2作品の監督、ラース・クラウメ(『僕たちは希望という名の列車に乗った』)、
トーマス・ステューバー(『希望の灯り』)の来日が決定。
それぞれの作品上映後に Q&A を行う。

ドイツ映画祭「HORIZONTE 2019」プロモーション映像

ドイツ映画祭「HORIZONTE 2019」予告

youtu.be

【上映作品】
『ロミー・シュナイダー〜その光と影〜』
『マニフェスト』
『キャスティング』
『プチ・ブルの犬』
『明日吹く風』
『ソーシャルメディアの“掃除屋”たち』
『父から息子へ〜戦火の国より〜』
『希望の灯り』
『僕たちは希望という名の列車に乗った』
『未来を乗り換えた男』

前売チケットは 2/1 より販売中!

3 月 8 日(金)〜3 月 15 日(金)、渋谷ユーロスペースにて開催!