2017年のサンダンス映画祭の短編部門で見事にグランプリ受賞した『そうして私たちはプールに金魚を、』の衝撃から、2年。
長久允監督は『ウィーアーリトルゾンビーズ』を提げ再びサンダンスに戻ってきました!

サンダンス映画祭ディレクターのキム・ユタニ氏に「本作を上映しないのはありえないと思った」と、コンペティション部門へ異例のスピードで招待が決定。
以降、NYタイムズやIndie Wireといった海外メディアに注目作品として取り上げられ、前評判も高い中、ついに現地時間1/27(日)[日本時間28日]に長久允監督長編デビュー作『ウィーアーリトルゾンビーズ』のサンダンスでのワールドプレミア上映が行われました。

第35回サンダンス映画祭では、プログラムディレクターのキム・ユタニ氏より「この映画は衝撃的で、ワイルドで、クレイジー、そして鮮やか。でもそれだけにとどまりません。昨年、同僚と東京で試写を観た際、映画が終わったとき彼と顔を見合わせて"この映画は上映しなければ"、と言ったのです。皆さんにもその理由がきっとわかると思います」と紹介され、上映が開始。

上映中も終始観客のリアクションが途切れることなく、映画終了時には歓声と拍手が巻き起こり、場内は大熱狂。興奮と熱気が会場に満ちました。

長久允監督自身ツイッターで
「『ウィーアーリトルゾンビーズ』ワールドプレミア、世界初公開上映でした。想像の100倍、この映画をみなさん受け入れてくれていました。めちゃくちゃ笑ってめちゃくちゃエモーショナル感じてくれた実感しました。こちらが泣きました。本当に、ありがとうございます。感無量です。」
とコメント。

すでに多くの海外メディアでその作品のレビューが取り上げられ、本作への受賞に期待が高まっています。

今作は、すでに世界の映画祭で注目が集まっており、ヨーロッパのプレミアでは世界三大映画祭のベルリン国際映画祭「ジェネレーション部門」で日本映画で初めて同部門オープニング上映も決まっています。

レポート詳細は下記より

映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』特報

映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』特報(2019年6月全国公開)

youtu.be

[STORY]
両親が死んだ。悲しいはずなのに泣けなかった。
彼らはゴミ捨て場でとびきりのバンドを組むと決めた。こころをとりもどすために。

火葬場で出会ったヒカリ(二宮慶多)、イシ(水野哲志)、タケムラ(奥村門土)、イクコ(中島セナ)は両親を亡くしても泣けなかった。ゾンビのように感情を失った少年少女たちはこころを取り戻すために、もう誰もいなくなってしまったそれぞれの家を巡リ始める。冒険の中でたどり着いたゴミ捨て場で、結成したとびきりのバンド、その名も"LITTLE ZOMBIES"。そこで撮影した映像が話題となり、社会現象となるまでに大ヒット。しかし、小さなゾンビたちは予想もしない運命に翻弄されていく。嵐のような日々の中で、4人が最後に見つけたのはー?

脚本・監督:長久允

出演:二宮慶多 水野哲志 奥村門土 中島セナ
佐々木蔵之介 工藤夕貴 池松壮亮 初音映莉子 村上淳 西田尚美 佐野史郎 菊地凛子 永瀬正敏

©2019"WE ARE LITTLE ZOMBIES"FILM PARTNERS

2019年6月全国公開