「美味しい」 その一言が、時と国境を超え、家族をつなぐ—
日本からシンガポールへ、父と母が遺した「家族の味」をたどる旅

世界中のすべての家に、その家庭の味がある。一口食べれば、記憶が蘇り、家族や故郷につながることができる--。日本のラーメンと、シンガポールのバクテー。いつの時代も庶民の心と体を満たしてきたソウルフードをモチーフに家族の絆を描いた珠玉のドラマが誕生しました。
作は、シンガポールと日本の外交関係樹立50周年をきっかけに製作。

斎藤工演じる主人公が、父親の死をきっかけに幼い時に亡くした母の地元・シンガポールに旅立ち、一度はバラバラになってしまった家族の絆を取り戻すために奔走する物語。

共演の松田聖子は、シンガポールのフードブロガー役で主人公に現地の名物グルメを案内し、家族探しを手助けする。監督は、カンヌ・ヴェネチア、トロント、ベルリンなどの国際映画祭で常に高い評価を得るシンガポールを代表する映画監督で、2011年にはマンガ家・辰巳ヨシヒロの漫画を原作に初の長編アニメーション『TATSUMIマンガに革命を起こした男』で日本でも広く知られるエリック・クー。

また本作には、**美食の国・シンガポールの名物グルメの数々と、今や日本を飛び出し世界的なブームを巻き起こしているラーメンが劇中に続々と登場し、映画ファンはもちろん世界の美食家たちから熱視線を受けている。

**過去に、映画『二郎は鮨の夢を見る』『エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン』なども上映され話題となったベルリン国際映画祭の食をテーマに秀逸な作品を選出する「Culinary Cinema(キュリナリー・シネマ)」部門にて、今年の2月開催でワールドプレミアを行い、エリック・クー監督や斎藤工、松田聖子も出席した食事会付き上映は大盛況。
9月開催の「世界一の美食の街」と謳われるサン・セバスチャン国際映画祭にも正式招待、食事付き上映会チケットは売り出しと同時に即日完売するほど。
既に公開中のフランスではラーメン人気も重なりスマッシュヒットを記録!世界40カ国以上で上映が決定した。

この度、斎藤工主演、松田聖子共演、アジアの巨匠 エリック・クー監督最新作となる、シンガポール・日本・フランスの合作映画「家族のレシピ」日本公開版の主題歌を、ドラムボーカリストで女優としても活躍するシシド・カフカが担当することが決定しました。

主題歌「Hold my Hand」は、エリック・クー監督作をこれまでにも多く手がけている本作の音楽担当:ケビン・マシューによるテーマ曲に、シシド・カフカが日本語の歌詞をつけ、自ら歌唱したもの。

このテーマ曲は、数年前、エリック・クー監督の誕生日にケビンがプレゼントした監督お気に入りの楽曲で、今回の「家族のレシピ」にぴったりの曲だと主題曲として起用。監督、作曲家ともに思い入れの深い楽曲に、シシド・カフカが新たな息吹を吹き込み、本作のエンディングを飾る。

シシドは、昨年2018年のディズニー・ピクサー映画「リメンバー・ミー」のエンドソングを担当し話題となり、7月にはアルバムをリリース。今年2019年は、3月15日(金)~5月6日にアジア唯一の開催となる「EXHIBITIONISMザ・ローリング・ストーンズ展」のアンバサダーに就任するなど、精力的に活動を続けている。

シシド・カフカ

シシド・カフカからのコメント

沢山の方が心を尽くして創った作品に、歌声で参加出来たこと、とても嬉しく感じます。
ケビン・マシューの曲はとても優しく、また新たな挑戦を与えて下さいました。
心から感謝します。

ケビン・マシュー(Kevin Mathew)よりコメント

シシド・カフカさんが歌うHold My Hand
をとても気に入っています。
もともと憂いのバラードだったものを、見事に、希望に満ちた曲に仕上げてくれました。
このアレンジはとても素晴らしいし、彼女の声は正直でとても心に響きます。

出演:斎藤工、マーク・リー、ジネット・アウ、伊原剛志、別所哲也、ビートリス・チャン、松田聖子

監督:エリック・クー  料理監修:竹田敬介  スチール:レスリー・キー

  2019年3月9日(土)、シネマート新宿 ほか全国ロードショー