平成最後の年に、平成で一番ヤバい日本映画が満を持して公開する。
「天地明察」、「マルドゥック・スクランブル」のベストセラー作家・冲方丁(うぶかた・とう)原作で、第156回直木賞にも候補作となり話題となった冲方自身初となる現代サスペンスの傑作 「十二人の死にたい子どもたち」(文藝春秋刊)が実写映画化。2019年、1月25日(金)に全国公開となる。

去る9月の段階で明かされた製作情報と共に舞い込んできたのは、出演者全員の顔が塗りつぶされたポスタービジュアルと、正体不明の若者たちが「死にたい」と零し連なる衝撃的な映像。ネットでは即座にキャスト予想が始まり、異様な盛り上がりを見せていた。

晴れて先日11月にキャスト情報が明らかとなると、解禁と同タイミングでワーナーブラザースジャパン公式Twitterに投稿された特報映像の再生数は瞬く間に600万回(24時間)を突破し、銀魂、ファンタビを超え、2018年ワーナー作品におけるNo.1の再生数を記録(ワーナー調べ)、公式Youtubeにアップされた新たな予告編は100万再生(24時間)を超える大反響。その反響は日本国内に留まらず、中国まで伝染。

ショッキングな作品タイトルと共に“未体験リアルタイム型・密室ゲーム”の世界観は海を渡り轟き、高い関心を集め、中国公開が決定していない日本映画の予告、また無字幕の映像にも関わらず、再生回数は200万回を突破と、驚異的な数字を打ち出している。

出演するのは2018年の日本映画界をことごとく席巻した杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜ら若手超オールスターキャスト5人と、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「SPEC」シリーズで数々の若手俳優を発掘し続けてきた堤幸彦監督にオーディションで選ばれた吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗ら将来の活躍が期待される俳優6人。

“全員平成生まれ“今注目の気鋭の俳優12人が凄まじい才能を惜しみなく披露し、”これぞ演技バトルの真骨頂“という熱演を繰り広げる。

この度、橋本環奈が“秋川莉胡”こと「4番 リョウコ」役を演じていることが明らかとなった。

©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

豪華若手オールスターキャストが連なる中、モザイクを外しても尚、マスクとニット帽で顔を隠し、ひときわ異様な雰囲気を醸し出していた“4番”の存在は、さらなる謎を呼び、センセーショナルな情報解禁に続いて映画への好奇心を煽っていた。

©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

今回の発表に向け、12月12日より解禁の事前告知が行われ、同日より展開されたキャスト予想キャンペーン「Guess Who No4 Is」も様々な女優たちの名前が飛び交い大盛り上がり!
加えて、解禁は東京・名古屋・大阪の三大都市に位置する大型ビジョンと連動で全メディア一斉にて行われる。

橋本が今回演じる「4番 リョウコ(=芸名:秋川莉胡)」は、自らを“大人たちに作られた虚像”であると信じ葛藤を抱える人気女優という役柄。
劇中では自らを「作られた人間よ!大勢の大人が時間とお金をかけて作った商品よ!」という衝撃的な台詞も…。

©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

近年、『銀魂』シリーズなどで今までのイメージを大きく覆し、コメディエンヌとしても才能を開花させた橋本。今回は弾けるような笑顔を封印。本作にて初めて魅せるシリアスかつ鬼気迫る迫真の演技、新たな一面に期待が高まる。

「4番」解禁『十二人の死にたい子どもたち』15秒CM

映画『十二人の死にたい子どもたち 』15秒CM(4番解禁)【HD】2019年1月25日(金)公開

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橋本環奈さんコメント

Q:他の皆さんが発表されてから本日までどのような気持ちでお過ごしになられましたか。

緊張しました。逆にここで私だって発表されてがっかりされたら辛いし……、いろいろ考えました。こういう出し方をしたことによって、「4番誰??」っていうことで、SNSでも盛り上がっていただいたみたいで、それがすごくうれしくて。

Q:普段から注目されている橋本さんと、今回演じられた役は少し似通っているところがあると思うのですが、台本を読んで感じられた印象を教えてください。

4番のリョウコの役は、大人に囲まれて、言われるままっていうのが、わかるようでわからないというか。映画の中では、やっぱり女優っていうお仕事であったりとか、“秋川莉胡”としての見せ方として、やっぱり“秋川莉胡”のイメージが先行しちゃうっていうのもあると思うので、そういった悩みであったりをリョウコ自身は抱えていたんだろうなっていうことを深く考えてみたときに、全然自分にはない感覚が生まれてきた気がします。

Q:最近の『銀魂』や「今日から俺は。」のような、橋本さんの女優としての新しい魅力、コメディエンヌとしての一面も最近は注目されていますが、今回は一転、シリアスな役ですね。シリアスな役を演じるにあたってご準備されたことはありますか。

素を出さないことですかね(笑)っていうのも違うんですけど。ここに集まってる人たちは、子どもたちはみんな、死が終わりじゃないって思っていると思うんですね。そういった題材のシリアスなものだったので、私自身も死について考えるというよりは、人生について考えるきっかけになった作品だなと思います。

Q:同世代の俳優、女優さん方による白熱の演技合戦も本作見どころの一つですが、共演者から刺激をうけられたことはありますか。

めちゃめちゃ刺激受けました。ひとりが成長すると、相乗効果がすごくて、それこそ、同世代で集まることによって、そういった化学反応みたいなものが生まれてくるのを、堤さんが予想していたとするならば、怖いです(笑)たとえばシンジロウ(新田真剣佑)が泣くシーンで、台本には泣くって書いてないのに、全員が泣いちゃったりとか、感情も感染していきました。

現在公開されている『十二人の死にたい子どもたち』本予告

【本予告】堤 幸彦監督『十二人の死にたい子どもたち』

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ミッション:集団安楽死 / 
場 所:廃病院 / 
参加者:12人の未成年 / 
謎:13人目の死体

死にたいけど、殺されるのはイヤ。

その日、12人の未成年たちが、安楽死を求め廃病院の密室に集まった。
「みんなで死ねば、怖くないから」 ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇。
突然の出来事にはばまれる彼らの安楽死。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々起こる奇妙な出来事。
彼らだけしか知らない計画のはず。まさかこの12人の中に殺人鬼が……?
死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられいく。
全員、ヤバい。 気が抜けない。
 いつ誰が殺人鬼と化すかもわからず、パニックは最高潮に。彼らは、安心して“死ねるのか”怯えながら“殺されるのか”
監督 堤幸彦(「SPEC」「イニシエーション・ラブ」)が仕掛ける、出口無しのノンストップ未体験・密室サスペンスゲームの幕が上がる

杉咲花 新田真剣佑 北村匠海 高杉真宙 黒島結菜

橋本環奈

吉川愛 萩原利久 渕野右登 坂東龍汰 古川琴音、竹内愛紗

監督 堤 幸彦

原作 冲方 丁『十二人の死にたい子どもたち』(文春文庫刊)

脚本 倉持 裕
音楽 小林うてな

主題歌The Royal Concept「On Our Way」(ユニバーサル ミュージック)

企画・製作 日本テレビ放送網
制作プロダクション オフィスクレッシェンド
配給 ワーナー・ブラザース映画

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©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

2019年1月25日(金)廃病院集合