音楽史に永遠に輝く才能と絶賛されたオペラ歌手、マリア・カラス—―いちど聴けば忘れられない世界にひとつの歌声と、高度な テクニックを自在に操る歌唱力、役柄とひとつになる女優魂、さらにエキゾティックな美貌と圧倒的なカリスマ性で、聴衆をとりこにした不世出のディーヴァ。没後40年にして初めて紐解かれる彼女の人生を綴った映画『私は、マリア・カラス』が、12月21日(金)より
TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ他にて全国公開いたします。

(c)2017 - Eléphant Doc - Petit Dragon - Unbeldi Productions - France 3 Cinéma

本作は、監督のトム・ヴォルフが3年に渡る〈真のマリア・カラスを探す旅〉 で入手した、彼女の未完の自叙伝やこれまで封印されてきたプライベートな手紙、秘蔵映像や音源がふんだんに使用され、作品内の実に50%以上が“初公開”素材で構成されています。

(c)2017 - Eléphant Doc - Petit Dragon - Unbeldi Productions - France 3 Cinéma

この度、そんな初公開素材の中から、プライベートで訪れたギリシャのレフカダ島の村祭りに飛び入りで参加し、歌唱するマリア・カラスの姿をとらえた超貴重な本編映像が解禁となりました。

1964年に撮影されたこの映像は、恋愛関係にあったギリシャの海運王オナシ スとのクルージング旅行の途中でギリシャのレフカダ島にたまたま立ち寄ったカラスが、地元のお祭りで歌を披露する姿をとらえたもの。ピアノしかないような小さな広場で、「カヴァレリア・ルスティカーナ」のアリア“ママも知るとおり”を歌い上げています。舞台で歌唱するカラスの姿をとらえた映像以上に、 プライベートで、しかも飛び込みで歌う姿をとらえたこの映像は超貴重。映像には「この2か月、口を開けるのは笑うため。歌の練習はお休みです。歌詞に自信がありませんが1曲歌います。歌詞カードがあるので何とかなるわ」と自然体で挨拶するカラスの姿が。
しかし、 ひとたび曲がはじまると、一瞬でプロの顔に切り替わり、オペラの舞台さながらののびやかな歌声を披露しています。 これまで働き詰めだったカラスが、オナシスとのクルージング旅行に癒され、歌を心から楽しんでいる様子が伝わってきます。

(c)2017 - Eléphant Doc - Petit Dragon - Unbeldi Productions - France 3 Cinéma

「私は、マリア・カラス」には、ステージやメディアの前での“カラス”の姿だけでなく、プライベートフィルムに記録された、一人の女性“マリア”としての姿をたっぷりと見ることができます。今まで知られることのなかったマリア・カラスの真実の姿が、彼女自身の言葉と映像だけでつむがれる本作にますます注目です。

『私は、マリア・カラス』
プライベートで歌うマリア・カラスの貴重映像!

『私は、マリア・カラス』プライベートで歌うマリア・カラスの貴重映像解禁!

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作品紹介
むき出しの魂で歌い、愛した世紀の歌姫マリア・カラス。没後40年、未完の自叙伝や封印された手紙、映像・音源の数々 が紐解かれる――。マリア・カラス本人の「歌」と「言葉」だけで綴られる“真実の告白”。そこには、プロフェッショナルとしての信 念と、ひとりの女性としての幸せに揺れる姿があった。

■監督:トム・ヴォルフ
■朗読:ファニー・アルダン(『永遠のマリア・カラス』)
■配給:ギャガ
(c)2017 - Eléphant Doc - Petit Dragon - Unbeldi Productions - France 3 Cinéma

12/21(金)より
TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー