史上初の快挙となる<直木賞>(第156回)と<本屋大賞>(
2017年)のW受賞を果たし、現代を代表する作家の一人、
恩田陸の新たな代表作となった名作「蜜蜂と遠雷」。

「映像化は不可能」と言われた恩田文学の集大成にこの度、豪華“
競演”キャストが実写映画化に挑む!

国際ピアノコンクールを舞台に、亜夜、明石、マサル、塵(じん)
という世界を目指す若き4人のピアニストたちの挑戦、才能、
運命、そして成長を描いた本作。

かつて国内外のジュニアコンクールを制覇するも、
13歳のときに母を亡くし、「ピアニスト」
になることから長らく逃げてきた元天才少女、亜夜。

社会人となり妻子を持ちながらも夢を諦めきれず、
最後のチャンスと決意してコンクールにエントリーした明石。

音楽エリートとして超名門音楽院に在籍し、
優勝候補最有力の重圧に挑むマサル。

そして、今は亡き世界最高のピアニストが遺した謎の少年・塵。

まったく異なる境遇にある4人の天才ピアニストたちが国際コンク
ールでの熾烈な戦いを通して、互いに刺激し合い葛藤し、
そして成長を遂げ“覚醒”していく――

注目のキャスト陣は今を彩る豪華な“競演”が実現!

亜夜役として近年精力的に映画出演を果たし、
2017年に公開された『勝手にふるえてろ』
で日本映画プロフェッショナル大賞 主演女優賞を受賞するなど、
今最も輝く女優の一人となった松岡茉優が主演を務める。

明石役には映画、ドラマ、舞台で幅広い役に挑戦し、
目覚ましい活躍を続ける松坂桃李

マサル役にはスティーヴン・スピルバーグ監督作『レディ・
プレイヤー1』に出演し、スピルバーグ本人からその演技力を
絶賛された期待の若手・森崎ウィン

そして謎の少年・塵を演じるのは、
新人ながら100人を超えるオーディションで「塵そのものだ」
と監督を唸らせた新星・鈴鹿央士が大抜擢された。

監督・脚本は昨年『愚行録』で長編監督デビューを果たし、
新藤兼人賞銀賞を受賞。今もっとも注目される新鋭・石川 慶

原作:恩田陸「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎刊)/
松岡茉優 松坂桃李 森崎ウィン 鈴鹿央士(新人)
監督・脚本:石川 慶

配給:東宝

2019年秋 全国公開