2018年秋、国立映画アーカイブ開館記念の催しとして6日間限定での無声映画の上映企画「国立映画アーカイブ開館記念 映画を残す、 映画を活かす。―無声映画篇―」が開催されます。

NFAJ(国立映画アーカイブ)が所蔵する100年前と90年前の劇映画から、アメリカ、フランス、ドイツ、日本などの作品を厳選し上映されることとなります。

100年前と90年前の貴重な無声映画を、弁士の語りや生演奏と共に上映

映画初期に多数製作された無声映画は、当時、まだ映画保存の必要性がそれほど強く認識されていなかったことに加え、自然災害や戦禍などが重なったことにより、世界のどの国や地域においても残存率が低くなっています。

本年4月の上映企画「国立映画アーカイブ開館記念 映画を残す、映画を活かす。」に続く本特集では、ちょうど100年前と90年前に製作された世界各国の7本(6プログラム)の無声映画に弁士の説明や生演奏を付け、公開当時の形態にできるだけ近づけて上映されます。
ご覧いただく方々には、その素晴らしさや貴重さを共有するとともに、次代へ継承したいと願いから企画されたもので、またとない体験となります。

▼上映作品リスト▼

※各日2回目の上映が弁士・伴奏付きプログラムとなります。
上映スケジュールなど詳細は、ホームページかプログラムをご確認ください。

1.『囁きの合唱』The Whispering Chorus 1918年|アメリカ|
監:セシル・B・デミル
伴奏:長谷川慶岳 はせがわ・よしたか(ピアノ)

2.『ぶどう月』Vendémiaire
1918年|フランス|
監・脚:ルイ・フイヤード 
伴奏:柳下美恵 やなした・みえ(ピアノ)

3.『成金』1918年|東洋フィルム|
監:ハリー・ウィリアムズ、トーマス栗原
『風雲城史』1928年|衣笠映画聯盟=松竹下加茂
監:山崎藤江
弁士:澤登 翠 さわと・みどり
伴奏:湯浅ジョウイチ ゆあさ・じょういち(ギター)、
鈴木真紀子 すずき・まきこ(フルート)

『成金』(1918)

4.『のらくら兵』Tire au flanc 1928年|フランス|
監・脚:ジャン・ルノワール
伴奏:田ノ岡三郎 たのおか・さぶろう(アコーディオン)

『のらくら兵』(1928)

5.『東洋の秘密』Geheimnisse des Orients/ Secrets of the East 1928年|ドイツ=フランス|
監・脚:アレクサンドル・ヴォルコフ
伴奏:新垣 隆 にいがき・たかし(ピアノ)

『東洋の秘密』(1928)

6.『エリソー』Элисо 1928年|ソ連|
監・脚:ニコライ・シェンゲラーヤ
伴奏:神﨑えり こうざき・えり(ピアノ)

国立映画アーカイブ開館記念 映画を残す、映画を活かす。―無声映画篇―
Inaugurating NFAJ: Preserving Is Showing, PartII: Silent Films
 会期:2018年10月16日(火)ー10月21日(日) 

主催:国立映画アーカイブ
協力:株式会社橋本ピアノ
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(2階) 定員:299名
(各回入替制・全席自由席)

料金:一般520円
高校・大学生・シニア310円
小・中学生100円

障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブおよび東京国立近代美術館のキャンパスメンバーズは無料

弁士・伴奏付き上映の回

一般1,050円
高校・大学生・シニア840円
小・中学生600円

障害者(付添者は原則1名まで)は無料/国立映画アーカイブおよび東京国立近代美術館のキャンパスメンバーズ料金あり(教職員500円、学生400円)

前売券:10月2日(火)10時より、チケットぴあにて全上映回の前売券(全席自由席・各100席分)を販売します。
[Pコード:558-823]

購入方法や発券手数料等の詳細はホームページかプログラムをご確認ください。
お問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)

国立映画アーカイブのホームページ
www.nfaj.go.jp