人気作家・伊坂幸太郎“初”にして“唯一”の恋愛小説集として、すでに累計45万部を売り上げる同名ベストセラーを原作に、新鋭・今泉力哉監督がメガホンをとり、三浦春馬主演、多部未華子や原田泰造ほか豪華共演で贈る映画『アイネクライネナハトムジーク』。
この春には<仙台・宮城オールロケ>でも話題を呼びましたが、この度、本作より新たな出演者情報が解禁となりましたので、お知らせいたします。今回発表となるのは、現在人気急上昇中の若手俳優の3名です。

1人は『イノセント15』(16)で主演を務め、その後も『3月のライオン』『帝一の國』『ひかりのたび』『あゝ、荒野』『ウィッチ・フウィッチ』など映画出演が続き、今後も『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(7/14)『高崎グラフィティ。』(8月)『あの日のオルガン』(19年2月)の公開が控える、今注目の若手実力派【萩原利久】です。子役時代からの磨かれた演技力で、前期TVドラマ「あなたには帰る家がある」でもユースケ・サンタマリアと木村多江演じる夫婦のどこか影をもつ息子役で話題をよびました。本作では高校生の久留米和人役を演じています。

もう1人は、ヘビー級ボクサー役に抜擢された【成田瑛基】。空手やテコンドーなどを特技とし、その身体能力を活かしたアクション作品にも多数出演する俳優としても注目株ですが、本作では約3か月間もの本格的トレーニングで肉体と精神を追い込み、10kgの増量を果たした上に体脂肪率を9%まで絞るという本物のボクサーさながらの徹底的な身体作りと役作りで、ヘビー級ボクサー・ウィンストン小野こと小野学役に挑みました。

さらに、もう1人はメンズノンノモデルを5年間務め、バンドグループ「THE TOKYO」ではギタリストとして、またソロではフォークシンガーとしてもライブ活動をするなどアーティストとしての顔を持つ【こだまたいち】です。今回彼が抜擢されたのは、その独特な魅力が存分に発揮されるストリートミュージシャン斉藤さん役。10年もの間、仙台駅前のペデストリアンデッキで同じ楽曲の弾き語りを続ける謎のストリートミュージシャンとして、劇中で歌声を披露しています。

これまでに発表された豪華キャストに、さらに三者三様個性豊かな実力派若手俳優が加わり、期待は高まるばかりの本作。

●萩原利久(19)
久留米和人(クルメカズト)役・・・高校生。織田美緒(恒松祐里)や亜美子(八木優希)とクラスメイト。何かと美緒が気になる。

●成田瑛基(28)
小野学(オノマナブ)役・・・日本人初のヘビー級ボクシング世界チャンピオン「ウィンストン小野」。

●こだまたいち(27)
斉藤さん役・・・仙台駅前のペデストリアンデッキで10年同じ曲の弾き語りを続ける謎のストリートミュージシャン。

ストーリーギターの弾き語りが心地よく響く仙台駅前。大型ビジョンからは、ボクシング世界戦のタイトルマッチに沸く声。「劇的な出会い」を待つだけのボク・佐藤(三浦春馬)は、街頭アンケートを実施中だ。今時なかなか相手にしてもらえない中、珍しく快く応えてくれたのはリクルートスーツの女性(多部未華子)。手には「シャンプー」の文字。これって運命?そういえば居酒屋で雇われ店長をやっている親友が言ってた「出会いなんてどうだっていい、後で自分の幸運に感謝できるのが一番だ」って。確かに、あいつは分不相応なほど美人の奥さんと可愛い娘がいて、幸せそうにやってる。運命って、奇跡って、幸せって?音と音がつながってメロディが生まれるように、誰かと誰かがつながって物語が生まれる――それは、恋とか愛にまつわる物語。新たな恋愛映画、誕生!

Eine kleine Nachtmusik【アイネ・クライネ・ナハトムジーク】
ドイツ語で、【小さな夜の曲】の意味。モーツァルトの有名な楽曲のタイトル。

原作:伊坂幸太郎 「アイネクライネナハトムジーク」(幻冬舎文庫)
監督:今泉力哉 『サッドティー』『パンとバスと2度目のハツコイ』
脚本:鈴木謙一 『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』
製作プロダクション:ダブ
三浦春馬   多部未華子
矢本悠馬 森絵梨佳 恒松祐里 萩原利久 成田瑛基 八木優希 こだまたいち
MEGUMI 柳憂怜 濱田マリ / 藤原季節 中川翼 祷キララ / 伊達みきお 富澤たけし
貫地谷しほり / 原田泰造 

2019年 秋、全国ロードショー