富士湖畔で行う野外音楽&映画フェス!
『第4回 富士 湖畔の映画祭2018』
富士・本栖湖にて今年も開催・初コンペも開催だ!
2018年7月27日(金)〜29日(日)
                                              

MOVIE×CAMP! 太陽の下でねそべり、星空のもとで映画を。

富士山麓・本栖湖で毎年開催され、4年目を迎えた野外映画フェス『富士・湖畔の映画祭』が本年度も開催されることが決定いたしました。

スクリーンのまわりにテントを張り、昼は音楽やイベント、夜は映画を楽しむ新感覚のアウトドアイベントで年々来場者も増えてきています。

フィルムメーカーの夏休み

良質なインディペデント映画30本以上を一挙上映。毎年、制作&出演者たちも多く訪れトークイベントも盛りだくさん。映画監督も、俳優も、フェス好きも、アウトドア好きも、みんな集まる映画祭の垣根を越えた映画フェス。

美しき『湖畔の映画祭』

自然を体感するアウトドア映画祭。キャンプ場が会場となり芝生で寝そべりながら、お酒を飲みながら映画を鑑賞。宿泊ももちろんキャンプ場。テントを張るもよし、バンガローに宿泊するもよし、日帰り温泉も近くにあり、飲んで食べて寝そべって温泉につかる。気の向くままに行動しよう。

初のコンペティション部門がスタート

応募作320本。映画シーンを盛り上げるべく2018年よりコンペ部門がスタート、審査員には、サブカルシーンでも絶大な人気を誇る監督・カンパニー松尾氏が決定、自身初の審査員を務めます。
さらに、映画評論家の町山智浩氏が創刊し、インディーズシーンに強い影響力をもつ『映画秘宝』の編集長を務める岩田和明氏。『劇場版 シネマ狂想曲』で注目される名古屋シネマスコーレ副支配人・坪井篤史氏と個性的な審査員が集合しました。

「湖畔の映画祭」コンペティション審査員

《長編コンペ》作品

「NOISE」(監督・脚本・編集:松本優作)

事件を起こした犯人だけが悪いのか?

監督・脚本・編集:松本優作

出演:篠崎こころ、安城うらら、鈴木宏侑、岸建太朗、仁科貴、小橋賢児、布施博 ほか 124min

秋葉原無差別殺傷事件から8年。 事件で母親を殺された地下アイドル、家出して秋葉原で生きて行こうとする女子高生、怒りを秋葉原にぶつけようとする配達員。秋葉原を通して現代の日本が浮き彫りになる。 秋葉原の街・事件を通して登場人物たちが苦悩しつつも、絶望の中から微かな希望を見出し生きようとする群像劇。

「さらば大戦士トゥギャザーV」 (監督・脚本・編集:松本純弥)

真実は、その世界の外にある。昭和から平成へとシフトする特撮ヒーロー映画。

監督・脚本・編集:松本純弥

出演:KENTA、畠山智行、職業怪人カメレオール、宮本浩平、原田達也、中田ゆき、市原叶晤、神保明子、三ノ宮健 77min

物語は、「大戦士トゥギャザーV」こと中野正が、悪の組織・デスブラック団を壊滅させたところから始まる。 長い戦いを終えて平和を満喫する正だったが、突如として週刊誌にトゥギャザーV批判記事が掲載されてしまう。憤りと不安に揺れながらも、正は父親代わりであるパートナー「おやっさん」こと白石清彦と協力してマスコミから逃げていく。 そんな中、デスブラック団の生き残りである怪人・カメレオールが正の前に姿を現した。変身し戦おうとする正を静止したカメレオールは、倒したはずのデスブラック団首領・クロイが生き延びていること、そしてクロイと清彦が裏で手を組んでいると告げるのであった。

「センターライン」 (監督・脚本:下向拓生)

機械仕掛けの心の存在を巡る、SF法廷ドラマ

監督・脚本:下向拓生

出演:吉見茉莉奈、星能豊、倉橋健、望月めいり、上山輝 ほか 67min

自動運転が発達した安全な時代[平成39年]に、自動運転車による交通事故が発生した。 逮捕された自動運転AIは、自らを”MACO2”と名乗り、故意に事故を起こしたと供述。 新人検察官の米子天々音(よなごあまね)は、人工知能による犯罪の立証を余儀なくされる……。

「ドブ川番外地」 (監督・脚本・編集:渡邉安悟)

渡邉安悟監督 初長編映画

監督・脚本・編集:渡邉安悟 / 脚本:宮崎純平

出演:北垣優和、藤田尚弘、笠野龍男、真弓、水城希海、石上亮、宮崎純平 82min

数年前に自殺した友の死を受け入れられぬまま、無為な日々を送っている引き篭り青年増村辰巳は、ある夜、両親の自分のことで諍う声にウンザリし、ふらりと家出する。あちこち歩き回り迷い込んだ街で、浮浪者親父土川士郎と出会い、彼の家で暮らし始めることとなる。 飄然として何事にも拘らぬ性格の土川と過ごすうち、辰巳は段々と笑顔を取り戻して行く。 が、そんな彼もまた友の死に囚われて生きていたのだった。それぞれに背負うた亡霊と彼等はどのように向き合うのか、どのように次の一歩を歩み出すか。 これは、世間に背を向けて生きる引き篭りと浮浪者の、友情と闘いを描いた物語である。

「向こうの家」 (監督:西川達郎)

僕には家が二つある

監督:西川達郎 / 脚本:川原杏奈

出演:望月歩、大谷麻衣、生津徹、南久松真奈、円井わん、でんでん 82min

自分の家庭は幸せだ、と思っていた高校二年生の森田萩(17)。しかし父親の芳郎(49)にはもう一つの家があった。「萩に手伝ってもらわなきゃいけないことがある」芳郎の頼みで、萩は父親が不倫相手の向井瞳子(36)と別れるのを手伝うことに。自分の家と瞳子さんの家、二つの家を行き来するようになった萩は段々と大人の事情に気づいていく……。

「森のかたみ」 (監督:大杉拓真)

もうひとりの「弟」が現れるとき、あの頃の記憶が再演される。

監督:大杉拓真 / 脚本:中野みづほ

出演者:井上翔太、清水尚弥、谷口蘭、大沼百合子、宍倉暁子 ほか 67min

12年前の事故以来、市原秀人は弟・雅人を避けるようにして生きてきた。 数年ぶりに故郷を訪れた秀人は、ここにいるはずのない雅人の姿を見る。 「あの日のこと覚えてる?」 雅人はそう秀人に尋ねると、秀人を12年前の事故の場所へ連れていく。 覚えているつもりでいた記憶と忘れていた記憶。 秀人は12年前のことを、徐々に思い出していく。

《短編コンペ》作品

「なぎさ」(監督・脚本:古川原 壮志)

「じゃ、言ってみて」と彼女は笑った。

監督・脚本:古川原 壮志

出演:遠藤健慎、浅見姫香 18min

クラスメイトの男の子と女の子。プールの時間に二人で話したことを、男の子は繰り返し思い出す。うつろい消えゆく時間の中、いつまでも彼女の声が耳に残る。

「ヒロイン」 (監督・脚本 松崎まこと)

父の青春をたどる物語

監督・脚本:松崎まこと

出演:芋生悠、木村知貴、生見司織、林田沙希絵、森レイ子、水井章人、阿武勇輝、みき、篠崎誠 18min

死にゆく父が遺した、最期の言葉「かおり」。 それは一体誰のことなのか?? 少女はその謎を追って、父が学生時代に監督した3本の8㎜映画の“ヒロイン”たちを訪ねていく…。 映画活動家・松崎まことが29年ぶりの監督作品として撮り上げた、失われた青春と映画への鎮魂歌。

「三つの朝」 (監督・脚本:根岸里紗)

なんでもない、夜が明ける。

監督・脚本:根岸里紗

出演:兎丸愛美、根矢涼香、唯野未歩子、曽我部恵一 30min

フリーターの彼氏と先の見えない同棲を続ける二十代の女、上司との不倫をやめられない三十代の女、女手一人で娘を育てる四十代の女。工場の夜勤明け、三人は同じ空を見上げる。人生が変化する一瞬が、必ずしも劇的なものであるとは限らない。交わるはずのなかった他人に人生を揺さぶられたりする、実は同じ痛みを持っていたりする。そんな他人同士のおもしろさに、個々の生活に巣食う葛藤、苛立ちや寂しさに光を当てた本作。

「子供は天使ですか」 (監督・脚本:川西薫)

40歳のヒモと落ちぶれた元売れっこ子役。正反対な二人が送る、ある夏の物語

監督・脚本:川西薫

出演:岡部たかし、伊藤 悠翔、山口みよ子、田口遼翔、若松俐歩 55min

彼女の妊娠を知り実家に逃げてきた40歳のヒモ男、広志。そんな彼の前に現れたのは「ちびっこ戦隊」という番組で一世風靡した子役、俊太だった。広志は俊太に勉強を教えるハメになる。生意気な俊太に振り回されながらも、広志の頑張りもあり徐々に成績をあげる俊太たったが…。 大人になりきれない大人と、子供らしさのかけらもない少年。そんな2人のひと夏の物語。

「声」(監督・脚本:串田壮史)

セリフ無し。現実と妄想を往復する男の話。

監督・脚本:串田壮史

出演:永井秀樹、大滝樹 10min

孤独な男は、彼のアパートの壁に現れる影に魅了されていく…。

「林檎は樹の近くに落ちる」 (監督・脚本:吹原幸太)

監督・脚本:吹原幸太

出演:加藤慎吾、吉田翔吾、美津乃あわ、金井勇太、伊藤麻実子、竹中直人 ほか 18min

陽子は父の実と確執があった。 その父が、死んだ。 葬式で、陽子はある一人の男に出会う……

・会場/山梨県富士五湖・本栖湖キャンプ場 
(山梨県南都留郡富士河口湖町本栖18)
・日付/7月27日(木)~29日(日)まで

『湖畔の映画祭』への道 

・チケット/通し券のみ 一律前売り3,500円(税込) 当日券4,000円(税込)
 販売/チケットぴあ e+で 販売予定
・宿泊方法/テント宿泊(※テント場所代かかります) バンガロー(HPにて予約方法を確認ください)
・交通/東京より車で2時間  もしくは電車、バスをご利用ください(詳しくはHPを)

主催:湖畔の映画祭実行委員会 
協力:本栖湖観光協会 
問:info@kohan-filmfest.info