若干24歳でSXSW 映画祭でグランプリ!
注目の女性クリエイター、レナ・ダナムの初劇場作『タイニー・ファニチャー』
8月よりシアター・イメージフォーラムにてロードショーされることが決定しているレナ・ダナムの初劇場作『タイニー・ファニチャー』の日本版予告が完成いたしました。
8月よりシアター・イメージフォーラムにてロードショーされるレナ・ダナム初劇場監督作品『タイニー・ファニチャー』の日本版劇場用トレイラーが完成致しました。
大学を卒業後、行くあてもなく実家に戻ってくるオーラ(レナ・ダナム)。
知り合いのパーティーでの出会い、 ようやく始めたアルバイト、恋愛、そして家族との軋轢......大ヒットドラマ『GIRLS/ ガールズ』でも描かれたクリエイター、レナ・ダナムの真骨頂であるニューヨークを舞台に 20 代女性の本物の生/性が、痛々しくも愛らしく捉えられています。
また、実の母でもある写真家、ローリー・シモンズや実際の妹でレズビアン活動家でありモデルとしても活躍中のグレース・ダナム、そして自分の分身でもあるオーラを演じるレナ・ダナムといった、ダナム一家の姿も必見です。
監督・脚本・主演をこなし、ミレニアル世代のクリエイターの先駆けとなあったレナ・ダナムのみずみずしい感性とユーモア溢れる演出に注目の作品です。
レナ・ダナム(監督・脚本・主演オーラ役)
1986 年ニューヨーク生まれ。父親は画家のキャロル・ダナム、母親は写真家のローリー・シモンズという芸術一家で育つ。 オハイオ週のオーバリン大学在学中から、製作した短編映画を YouTube で公開するなどの活動を開始し、2009 年には処女長編『Creative Nonfiction』を SWSX 映画祭に出品。翌年には自伝的とも言える『タイニー・ファニチャー』がどう映画祭でグランプリを獲得。新世代の 若手監督として世界から注目を浴びる。その後、同作を見た映画プロデューサー・監督のジャド・アパトーの目に止まり、20 代半ばという 若さにして、HBO 製作の連続ドラマシリーズ『GIRLS/ ガールズ』の監督に抜擢される。制作、監督、脚本、主演をこなした本ドラマシリー ズは世界中で大ヒットし、2012 年のゴールデン・グローブ賞を受賞。その後全6シーズンが製作されている。 映像制作の他にも、親交のあるテイラー・スウィフトの PV『Bad Blood』への出演や、エッセイ集『ありがちな女じゃない』(河出書房新社 /山崎まどか訳)がベストセラーになるなど、幅広い分野で活躍中。
<< 海外レビュー >>
レナ・ダナムはジェネレーション Y のウディ・アレンのようだーー Screen International 誌
ほぼ“完璧”――思いっきり笑える青春コメディーーー Elle 誌
抗しがたい可笑しさーー The Wall Street Journal
ウィットに富み印象深く痛々しいまでの恥ずかしさーー Little White Lies 誌
[STORY]
大学を卒業し、彼とも別れてニューヨークの実家に戻ってきたオーラ。
芸術家として成功を収めた母と、スマートで才気に溢れた妹の間に挟まれ、家には居場所がない。ネット上の有名人であることを鼻にかけている変人ジェドとパーティーで意気投合するが、特に恋愛に進展する様子も無さそう。
ようやく始めたバイト先のイケメンシェフとデートの約束を取り付けるもすっぽかされ...。行き場のない想いとぽっちゃり系の体を持て余し、オーラはどのように自分の進む道を選択するのか...。
[ 監督・脚本・主演 ] レナ・ダナム
[出演 ] ローリー・シモンズ、グレース・ダナム、ジェマイマ・カーク、アレックス・カルボウスキー、デヴィ ッド・コール、 メリット・ウェバー、エイミー・サイメッツ
[ 撮影 ] ジョディ・リー・ライプス [ 編集 ] ランス・エドマンズ [ 音楽 ] テディ・ブラ ンクス [ 製作 ] カイル・マーティン、 アリシア・ヴァン・クーヴェリング [ 公開年 / 上映時間 / スクリーンサイズ ]2010 年 /99 分 / シネマスコープサ イズ
[ 受賞歴 ]2010 年 SXSW 映画祭グランプリ、2010 年インディペンデント・スピリット・アワード最優秀初脚本賞