カンヌ国際映画祭で毎日発行されているSCREEN掲載の星取表で、是枝監督『万引き家族』が(5月16日現在)作品第一位の3.2ポイントの評価を得ています。続くのが、ゴダール監督の3ポイント、そして、ジャ・ジャンクー監督など3人が2.9ポイントです。

また、初のカンヌでどう評価されるのかと思われていた濱口竜介監督の『寝ても覚めても』も四つ星評価も一つついており、オープニング作品アスガー・ファルハディ監督を大きく上回る2.4のポイントとなり、スパイク・リー監督の新作などとほぼ同ポイントとなっています。
世界に、HAMAGUCHIの存在を知らしめたことは間違いないです。

フランスの期待の新星で、2作目にしてコンペ選出となる快挙を成し遂げた女性監督エヴァ・ユッソンなどは、せっかくコンペティションに選ばれているのに、散々な評価で将来大丈夫だろうかと心配になる程でやはり、カンヌの厳しさを痛感します。

あくまで、審査員ではなく映画メディアの批評家の評価ですが、十分何かしらの賞を獲得できそうな位置に、評価されていることは確かです。