岩井俊二プロデュースの連続ドラマ「なぞの転校生」、 映画『罪の余白』ほかで女優として活躍中の宇野愛海(なるみ)、『桐島、部活やめるってよ』『笑う招き猫』の落合モトキ、 『クズとブスとゲス』『美しい星』の板橋駿谷、『空(カラ)の味』主演で第10回田辺・弁 慶映画祭女優賞を受賞し、17年は、『過ぎて行け、延滞10代』といった主演作が続けて劇場公開された堀春菜、PFFアワード2016の観客賞受賞作『ヴァニタス』主演の細川岳、映画『ENDの中で』の門田宗大、『運命じゃない人』の山中聡、ベテラン女優の佐々木すみ江が出演し、回復期リハビリテーション病院の新人理学療法士と、 彼女を取り巻く人々を描く映画『歩けない僕らは』の特報が解禁となりました。

©映画『歩けない僕らは』

佐藤快磨監督、門田宗大コメント

**<佐藤快磨監督 コメント>*:
明日もし自分が歩けなくなったら。
大切な人が突然歩けなくなってしまったら。 歩ける自分がそれらについて考えることは、あまりにもおこがましく、それでもこの映画を「自分」が撮る意味をずっと探し続けていたような気がします。
あるセラピストの方が話した、 「大事なのは、歩けるようになることではなく、歩いてなにをするかなんです。」 その言葉は歩ける自分へ真っ直ぐに刺さり、誰もがひとりきりでは生きていけないという当たり前のことを、いつしか必死に考え続けるようになりました。 明確な答えを提示できているかはわかりませんが、この映画とともに一生考え続けていけたらと思っています。

©映画『歩けない僕らは』

©映画『歩けない僕らは』

<安田役 門田宗大 コメント>
僕が演じた安田は、人生を歩こうとしていない柘植を心配しています。彼も柘植に面倒を見てもらって今があり、拒絶しようとする柘植に必死で近づこうとします。必死で他人に向き合い、助けようとします。どんな人でも必ずいる、人生の大切な存在として、役を演じました。
この映画は、ゆっくりと静かに時が経っていきます。悲しいこと、辛いこと、衝撃的なこと。でもどんな場面に出くわしても、それは長い人生の一瞬の出来事であり、さらりと次の日がやってくる。次の日を生きていかなければなりません。 『歩けない僕らは』の魅力は、普通の映画のように完結する感覚は無く、人生の1ページだけを深く切り取ったかのような作品になっているところだと思います。

本作は、5/14(月)まで、一般から資金調達を募るクラウドファンディングのプラットフォーム 「MotionGallery」で、映画の映画祭出品及び東京・大阪での上映(佐藤快磨監督の長編第1作目である『ガンバレとかうるせぇ』との同時上映の機会も模索)のための宣伝費の支援を募っています。

宣伝費クラウドファンディング プロジェクトページ

宣伝費のクラウドファンディングの認知度アップの目的で、5/6(日)16:00~17:30に佐藤快磨監督の参考作品『ガンバレとかうるせぇ』(70分/出演:堀春菜、細川岳/釜山国際映画祭ニューカレンツ・コンペティション部門正式出品、PFFアワード2014で映画ファン賞と観客賞をW受賞) の無料上映会及び、佐藤快磨監督と5月26日にディーン・フジオカ主演の『海を駆ける』の公開が控える深田晃司監督(『淵に立つ』がカンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞)のトークイベントが開催されます。40名を無料招待します。

日時:2018年5月6日(日)
開場:15:30
『ガンバレとかうるせぇ』無料上映:16:00〜17:10
トークイベント:17:10〜17:30 頃
登壇者:佐藤快磨監督×深田晃司監督

会場は、副都心線「北参道駅」徒歩4分、総武線「千駄ヶ谷駅」徒歩9分、大江戸線「国立競技駅」
会場:光塾(渋谷区渋谷 3-27-15 光和ビル地下 1 階 徒歩10分、山手線「原宿駅」徒歩11分の「映画24区スタジオ」。
東急線、東京メトロ(副都心線、半蔵門線)16番出口徒歩5分 16番出口を出たら、明治通りをそのまま恵比寿方面に約200m直進、次の歩道橋のある角を右折。 橋を渡り、渋谷三丁目郵便局の隣のビル(1階はドトール)です。
JR渋谷駅 新南口徒歩1分
JRは、埼京線への乗り替え連絡通路で新南口に出ると便利です。)

■応募方法
下記を記入の上、件名を「5/6参加希望」とし、unonarumiproject@gmail.com 登山宛にメール を5/5(土)までにお送りください。
当選者の方にのみ返信予定です。
(1)氏名
(2)メールアドレス
(3)『歩けない僕らは』のどこに興味を持っているのか(宇野愛海さん、落合モトキさん、監督、 理学療法士という設定、など)

佐藤快磨監督『歩けない僕らは』特報

宇野愛海×落合モトキ×佐藤快磨監督『歩けない僕らは』特報

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【STORY】
宮下遥(宇野愛海)は、回復期リハビリテーション病院 1 年目の理学療法士。まだ慣れない仕事に戸惑いつつも、同期の幸子(堀春菜)に、彼氏・翔(細川岳)の愚痴などを聞いてもらっては、共に励まし合い頑張って いる。担当していたタエ(佐々木すみ江)が退院し、新しい患者が入院してくる。後輩の安田(門田宗大)と 仕事から帰宅途中に脳卒中を発症し、左半身が不随になった柘植(落合モトキ)。遥は初めて入院から退院ま でを担当することになる。「元の人生には戻れますかね?」と聞く柘植に、何も答えられない遥。日野課長(山 中聡)と田口リーダー(板橋駿谷)の指導の元、現実と向き合う日々が始まる。

宇野愛海 落合モトキ
板橋駿谷 堀春菜 細川岳 門田宗大 山中聡 佐々木すみ江

監督・脚本・編集:佐藤快磨(『ガンバレとかうるせぇ』、『壊れ始めてる、ヘイヘイヘイ』、『きっとゲリラ豪雨』)
プロデューサー:登山里紗
撮影:加藤大志 撮影助手:勝亦祐嗣 照明:高橋拓 録音:吉方淳二 音楽:田中拓人
衣裳:馬場恭子 ヘアメイク:橋本申二 ヘアメイク助手:西田美香 助監督:葉名恒星
制作部:福島成人、原田親 スチール:西永智成
協力:医療法人社団友志会、十一合同会社、MotionGallery、独立映画鍋、ニューシネマワークショップ、アクターズ・ヴィジョン、 栃木県フィルムコミッション、栃木市
©映画『歩けない僕らは』
Twitter:@uno_narumi_proj
facebook: www.facebook.com/unonarumiproject

2019年劇場公開予定