5月12日(土)より、アップリンク渋谷、ポレポレ東中野ほかにて全国順次公開する映画『ラジオ・コバニ』の予告が解禁となりました。

本作は、「イスラム国」(IS)との戦闘により瓦礫と化したシリア北部の街コバニで
ラジオ局を開設し、番組「おはよう コバニ」でDJを務めた20歳の大学生ディロバンを追ったドキュメンタリーです。

世界各国の映画祭で絶賛、ついに日本公開!

2017年 コペンハーゲン国際 ドキュメンタリー映画祭(CPH:DOX) F:ACT賞受賞
2016年 アムステルダム国際 ドキュメンタリー映画祭(IDFA) オランダ・ドキュメンタリー部門 サウンド&ヴィジョン賞受賞
2017年 マドリード・ドキュメンタリー映画祭 観客賞受賞
2017年 イスマイリア国際ドキュメンタリー映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞受賞
2017年 ティラナ国際映画祭 ドキュメンタリー部門 最優秀長編ヨーロッパ作品賞受賞
2017年 イスタンブール・ドキュメンタリー・デイズ 国際批評家連盟賞受賞
2017年 ドホーク国際映画祭 クルド・ドキュメンタリー部門 最優秀作品賞受賞
2017年 ベルゲン国際映画祭 チェックポインツ・コンペティション部門 最優秀作品賞受賞
2017年 オランダ映画祭 長編ドキュメンタリー部門ノミネート
2017年 フロントドック国際ドキュメンタリー映画祭 観客賞受賞
2017年 カメライメージ映画祭 ドキュメンタリー部門 最優秀作品賞受賞

この度解禁する予告では、破壊された町の様子と復興に向かう人々の営みを伝えるため、自らラジオ局を立ち上げた女子大生の主人公ディロバンが、コバニの街に希望と再生を伝える姿が映し出されています。

『ラジオ・コバニ』予告編

『ラジオ・コバニ』予告編

youtu.be

ISとの戦闘で廃墟と化したシリア北部の街・コバニで
手作りのラジオ局をはじめる大学生のディロバン。
ラジオから聞こえる彼女の「おはよう」が、今日も街に復興の息吹を届ける―。

トルコとの国境に近いシリア北部のクルド人街コバニは、
2014年9月から過激派組織「イスラム国」(IS)の占領下となるも、
クルド人民防衛隊(YPG)による激しい迎撃と連合軍の空爆支援により、
2015年1月に解放された。人々はコバニに戻って来たが、
数カ月にわたる戦闘で街の大半が廃墟と化してしまった。
そんな中、20歳の大学生ディロバンは、友人とラジオ局を立ち上げ、
ラジオ番組「おはよう コバニ」の放送をはじめる。
生き残った人々や、戦士、詩人などの声を届ける彼女の番組は、
街を再建して未来を築こうとする人々に希望と連帯感をもたらす。
監督は、自身もクルド人のラベー・ドスキー。
地雷や戦車を越えコバニに赴き戦地での撮影を敢行、
クルド人兵士によるIS兵士の尋問にも立ち会った。
本作を、戦死したクルド人兵士の姉に捧げている。

監督・脚本:ラベー・ドスキー
(2016年/オランダ/69分/クルド語/2.39:1/カラー/ステレオ/DCP)
配給:アップリンク
字幕翻訳:額賀深雪
字幕監修:ワッカス・チョーラク

5 月 12 日(土)より、アップリンク渋谷、ポレポレ東中野ほか全国順次公開