フランスのパリはもとよりル・アーヴル、ルアンなど各地でSplendor Filmsの配給により”鈴木清順レトロスペクティブ”の6本の映画が上映されている。

今回上映される映画は鈴木監督の60年代を代表する『殺しの烙印』、『東京流れ者』、『春婦傳』、『肉体の門』、『探偵事務所23 くたばれ悪党ども』、『野獣の青春』の6本。
すでに映画批評誌として高名な「カイエ・デュ・シネマ」をはじめにいくつものフランスのメディアでも取り上げられており、鈴木清順監督の国際的な評価はますます高まりそうです。

まずは今回の予告をごらんください。

「鈴木清順レトロスペクティブ」海外予告

'' seijun suzuki '' - retrospective trailer - 2018.

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今回制作されたメインビジュアル

photo Splendor Films

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各作品のビジュアルと場面写真一部

『殺しの烙印』(1966年)

出演者 宍戸錠、南原宏治、真理アンヌ
脚本は具流八郎だが、大和屋竺が前半部分を書いている。音楽は山本直純。

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『東京流れ者』(1966年)

海外で評判の高い作品。出演は渡哲也、川地民夫、二谷英明、松原智恵子など。
原作、脚本(脚色)は川内康範で美術は木村威夫。

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『春婦傳』(1965年)

原作は田村泰次郎、脚本は高岩肇。
出演は、 川地民夫、野川由美子、小沢昭一など。音楽は山本直純。

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『肉体の門』(1964年)

田村泰次郎原作。出演は河西都子、野川由美子、松尾嘉代、宍戸錠など
脚本 - 棚田吾郎、音楽 - 山本直純、美術 - 木村威夫、編集 - 鈴木晄

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『探偵事務所23 くたばれ悪党ども』(1963年)

大藪春彦の原作、脚色は山崎巌。
出演は宍戸錠、笹森礼子、川地民夫、金子信雄

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『野獣の青春』(1963年)

鈴木清順監督が「清順美学」と呼ばれた作風を開花するきっかけになった作品。
大藪春彦の小説『人狩り』が原作。脚本は池田一朗と山崎忠昭。
出演は、宍戸錠、渡辺美佐子、川地民夫、金子信雄など

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