フィギュアスケート史上最大のスキャンダル<ナンシー・ケリガン襲撃事件>—。この事件の渦中だった実在のフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの波乱万丈な半生を描いた話題作『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』が、現地時間3月4日に発表された第90回アカデミー賞にて、主演女優賞(マーゴット・ロビー)/助演女優賞(アリソン・ジャネイ)/編集賞(タチアナ・S・リーゲル )の3部門にノミネートされ、助演女優賞において、トーニャの厳しい母親ラヴォナ・ハーディング役を演じた 《アリソン・ジャネイ》 が受賞しました。

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 本作は、アメリカ女性初のトリプルアクセル成功者で2度のオリンピック代表選手”トーニャ・ハーディング”が94年に起こしたフィギュアスケート史上最大のスキャンダル<ナンシー・ケリガン襲撃事件>の真相とともに、彼女の波乱万丈な半生を描いた物語。

トーニャ・ハーディングのスケートシーンのみならずその話し方や立ち振る舞いまで完全にコピーした主演のマーゴット・ロビーの熱演、強烈な個性を持つトーニャの鬼母ラヴォナを演じたアリソン・ジャネイをはじめとする役者たちの力強い演技、そしてトーニャの激しく波乱に満ちた生き様がブラックユーモアを 交えながら描かれていることが話題となり、第 75 回ゴールデングローブ賞ではミュージカル・コメディ部門・作品賞、主演女優賞(マーゴット・ロビー)、助演女優賞 (アリソン・ジャネイ)の3部門にノミネートされ、見事助演女優賞を受賞するほか、賞レースを席巻、多数のノミネート、受賞を獲得してきました。

 授賞式では、マーゴットは純白のCHANELのオートクチュール、アリソンはReem Acraの真紅のドレスを身にまとい登場。助演女優賞と受賞者として名前が呼ばれると、本作の脚本家を手がけ、アリソンにこの役をオファーし、長年の友人でもあるスティーブン・ロジャースと熱いハグ、マーゴット・ロビーとキスをかわし、舞台に登壇。受賞スピーチでは「私一人でこの賞を獲ったのですよ」と開口一番ジョークを発し、「他の候補者も素晴らしい。脚本を書いたスティーブンをはじめ、この受賞で友人の定義ができました。マーゴット、キャストク、クルー、たくさんの励ましをありがとう。これを持ってさらに女優としてキャリアを追求できます。家族、友人、スタッフ、すべての人に感謝します。」と受賞の喜びを語りました。

アリソン・ジャネイ
1959 年 11 月 19 日オハイオ州デイトン生まれ。58 歳。大学卒業後にニューヨークやロンドンで演技を学び、1989 年ドラマデビュー。テレビシリーズ『ザ・ホワイトハウス』 CJ・クレッグ報道官役で 4 度のエミー賞を受賞。通算で 7 度のエミー賞を受賞している。ゴールデングローブ賞テレビドラマ部門で過去 5 度ノミネート。映画部門でのノミネ ートは今回初となり、初受賞を果たした。英国アカデミー賞でも助演女優賞を受賞。代表作は『アメリカン・ビューティー』(99)『めぐりあう時間たち』(02)『ヘアスプレー』(07)『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』(11)、声の 出演に『ファインディング・ニモ』(03)『ミニオンズ』(15)など。

スケートリンクなのに土足で、片手にタバコ?!
酷すぎる鬼母なのに、世界的に高評価されてるってどういうこと?!

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⻤母ラヴォナの場面写真解禁!


 スケートリンクなのに土足で、片手にはタバコ?!授業中のコーチが「リンクでは禁煙です」と注意しても「じゃあ、こっそり吸うことにする」と平気に言うラヴォナに、トーニャは指導するに幼いすぎると断るも笑顔いっぱいで滑っているトーニャを諦めず、指導することに。

 練習中のトーニャに対して「やる気、あるの?私もクソ忙しいんだけど、それで完璧なつもりかい?」と声かけるラヴォナに対して「子供に暴言はやめて」と注意されても「関係ないだろう、クソ女」と返すラヴォナ。

 「トイレに行きたい」とリンクを出ようとするトーニャに対して「私が授業料を払ってるんだ、滑り続けな。授業は
永遠に続かない」と叱るが、練習を続けていたトーニャはやがてリンク上でお漏らしをする場面も。

 自宅では「返事をしな」と怒りながら、トーニャが座っている椅子を足で倒したりするなど、日常的に暴言と暴力を振る舞ったラヴォナだが、インタビューのシーンでは、「トーニャは怒ると力を発揮するタイプで、“どうせできない”とか言わなきゃダメだった。リンクでは、私が娘を奮起させて」と証言。

 あまりにも酷すぎる鬼母なのに、2度のオリンピック代表に選ばれるアスリートに育てたラヴォナ。そんな、強烈な個性を持つトーニャの⻤母ラヴォナ役は、本作の脚本を手がけてスティーブン・ロジャースと長年の友人であるアリソン・ジャネイ。
彼女をイメージして仕上げた役だからこそ、このワイルドでクレイジーな本作に引き込まれていくでしょう!!!!

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トーニャ・ハーディングによるフィギュアスケート界を揺るがした史上最大のスキャンダルーーー。オリンピック出場権を巡る、ライバル衝撃事件の真相を描く!

『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』特報

マーゴット・ロビーが世界中から憎まれた役に--『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』特報

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貧しい家庭で、幼いころから暴力と罵倒の中で育てられたトーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)。天性の才能と努力でアメリカ人初のトリプルアクセルを成功させ、92年アルベールビル、94年リレハンメルと二度のオリンピック代表選手となった。しかし、彼女の夫だったジェフ・ギルーリー(セバスチャン・スタン)の友人がトーニャのライバルであるナンシー・ケリガンを襲撃したことで、スケート人生は一変。転落が始まる。一度は栄光を掴み、アメリカ中から大きな期待を寄せられたトーニャ・ハーディングだったが、その後、彼女を待ち受けていたのは・・・・・・。フィギュアスケート史上最大といわれる衝撃的な事件の意外な真相と、彼女の波乱万丈な半生の物語。


出演:マーゴット・ロビー、セバスチャン・スタン、アリソン・ジャネイ、マッケナ・グレイス 他 

監督:クレイグ・ギレスピー 
脚本:スティーブン・ロジャース クレイグ・ギレスピー 
編集:タチアナ・S・リーゲル

2017年/アメリカ/英語/120分/カラー/レイティング:PG12/原題:I,TONYA
配給:ショウゲート
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5月4日(金・祝)よりTOHOシネマズ他、全国ロードショー!