60 年以上にわたってハリウッドを支え続け、いまなお輝きを放つ大女優シャーリー・マクレーンと、 若手女優の中でも同世代の女性から絶大な人気を誇るアマンダ・セイフライドが初共演を果たした『あなたの旅立ち、綴ります』が、2 月 24 日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリー他にて全国公開となりました。

そして、2017年 9 月に 91 歳で急逝した名バイプレーヤーハリー・ディーン・スタントンの最後の主演作『ラッキー』が3月17日から公開されます。

世界的に高齢化社会が進み、日本でも終活への意識と注目度がますます高まっている。
そんななか、誰もが人生を見つめ直したくなる感動作がこの春続々と公開となります。
いずれもハリウッド界で長年活躍してきた名優たちが人生の振り返り方、人生の楽しみ方を教えてくれます。

“終活”という言葉を聞くと若い人は「自分の物語ではない」と判断してしまいがちだけど、若い人も楽しめる2 作品をご紹介いたします。

『あなたの旅立ち、綴ります』

年齢もキャリアも全く異なる、ふたりの出会いがもたらした破天荒な“終活(エンディング)”!!
『アパートの鍵貸します』、『愛と追憶の日々』などで知られる大女優シャーリー・マクレーンが主 人公ハリエットに扮し、人生はいくつになっても変えられることを教えてくれる。

© 2016 The Last Word, LLC.All Rights Reserved.

80 代にしてラジオ の DJ になるという長年の夢を叶えた彼女が口にする「いい一日を送らずに、本物の一日を送って。自分に正直な一日を送るのよ」というセリフは、周りに流されずに自分を貫いて生きてきたシ ャーリーが言うからこそ説得力のあるパワーワードとなっている。

大女優シャーリー・マクレーンとアマンダ・セイフライド初共演『あなたの旅立ち、綴ります』予告

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<STORY>
ビジネスの成功で財を成した老婦人のハリエット・ローラー(シャーリー・マクレーン)は何不自由な
く暮らしていたが、80 代に入ってから孤独と死への不安を感じていた。そこで、ハリエットは自身 の訃報記事を生前に執筆することを思いつき、地元の若い新聞記者であるアン・シャーマン(ア マンダ・セイフライド)に依頼する。しかし、自己中心的なハリエットのことを良く言う人はおらず、 理想とかけ離れた原稿を読んだ彼女は、“最高の訃報記事”に欠かせない 4 つの条件を満たす ため、自分を変えることを決意。その要素とは、家族や友人に愛されること、同僚から尊敬され ること、誰かの人生に影響を与えるような人物であること、そして記事の見出しになるような人の 記憶に残る特別な何かをやり遂げることだった。何事にも強気なハリエットと一歩を踏み出す勇
気のないアン。正反対の 2 人はぶつかってばかりいたが、いつしか世代を超えた友情が芽生え始めていた。そんなハリエットとの出会 いが人知れず悩みを抱えていたアンの未来をも変えていくことに―。

© 2016 The Last Word, LLC.All Rights Reserved.

監督:マーク・ペリントン
脚本:スチュアート・ロス・フィンク キャスト:シャーリー・マクレーン、アマンダ・セイフライド、アン・ヘッシュ、トーマス・サドスキー、フィリップ・ベイカ―・ホール、トム・エヴェレット・スコット、アンジュエル・リー
2016/アメリカ/英語/108 分/カラー/シネスコ/5.1ch/字幕:今井祥子/原題:THE LAST WORD
配給:ポニーキャニオン/STAR CHANNEL MOVIES
提供:ポニーキャニオン/東北新社
© 2016 The Last Word, LLC.All Rights Reserved.

シネスイッチ銀座、新宿ピカデリー ほか全国ロードショー中!

『ラッキー』

90 歳の現実主義者が人生の終盤で悟る、「死とはなにか」。
昨年 9 月に 91 歳で急逝した、『パリ・テキサス』などで知られる名バイプレーヤー、ハリー・ディーン・スタントンが最後に主演を務めた作品。
全ての者に訪れる人生の終わりについて、スタントンの人生になぞらえて描いたラブレターともいえる一作。

(c) 2016 FILM TROOPE, LLC All Rights Reserved

主人公ラッキーの友人役として、これまでスタントンを多く自身の作品に起用してきた映画監督のデヴィッド・リンチが出演。長年にわたる信頼関係を築く彼らの素を思わせるやりとりを垣間見ることができる。第二次世界大戦を海軍の一員として経験したスタントンが教えてくれる“人生の意味”は、きっとより一層深く心に染みるはず。

名優ハリー・ディーン・スタントン最後の主演作『ラッキー』予告

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<STORY>
神など信じずに生きてきた 90 歳のラッキーは、今日もひとりで住むアパートで目を覚まし、コーヒーを飲みタバコをふかす。ヨガを 5 ポーズ、21 回こなしたあと、テンガロンハットをかぶり、行きつけのダイナーにでかけることを日課としている。店主のジョーと無駄話をかわし、ウェイトレスのロレッタが注いでくれたミルクと砂糖多めのコーヒーを飲みながら新聞のクロスワード・パズルを解くのがラッキーのお決まりだ。そして帰り道、理由は分からないが、植物が咲き乱れる有る場所の前を通る際に決まって「クソ女め」とつぶやくことも忘れない。 ある朝、突然気を失ったラッキーは人生の終わりが近づいていることを思い知らされ、初めて「死」と向き合うが―。

(c) 2016 FILM TROOPE, LLC All Rights Reserved

監督:ジョン・キャロル・リンチ(『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』出演)
出演:ハリー・ディーン・スタントン(『パリ、テキサス』『レポマン』『ツイン・ピークス The Return』)、デヴィッド・リ ンチ(『インランド・エンパイア』『ツイン・ピークス』監督)、ロン・リビングストン(『セックス・アンド・ザ・シテ ィ』)、エド・ベグリー・ジュニア、トム・スケリット、べス・グラント、ジェイムズ・ダレン、バリー・シャバカ・ヘンリー
(2017/アメリカ/88 分/英語/1:2.35/5.1ch/DCP)
配給・宣伝:アップリンク

2018 年 3 月 17 日(土)より
新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほか全国順次公開