坂本龍一今度はベルリン国際映画祭の審査員にー

ベルリン国際映画祭、記者会見にて2018年メインコンペティションの審査員として、日本から 坂本龍一氏が審査員として選ばれたことが発表されました。

今までもヴェネツィア国際映画祭の審査員などを務めていますが、新たにベルリン国際映画祭でも審査に関わることとなります。
審査委員長は『マリアの受難 』『王様のためのホログラム』『クラウド・アトラス』などで知られるドイツの映画監督トム・ティクヴァ。そのほか『ヒア アフター』『少女ファニーと運命の旅』などのベルギー出身の女優セシル・ドゥ・フランスなど6人で審査が行われることとなっています。

2017年、ヴェネツィア国際映画祭での坂本龍一

富名哲也監督の長編デビュー作 日本人初となる特別上映にも!

また、先日、ベルリン国際映画祭の初監督作品賞、GWFF BEST FIRST FEATURE AWARDにノミネートされたばかりの富名哲也監督作品「Blue Wind Blows」が、新たに、ベルリン国際映画祭の特別上映企画 "Berlinale Goes Kiez(ベルリナーレ・ゴーズ・キーツ)"に選ばれたことが2/6開かれた記者会見の中で発表されました。

「Blue Wind Blows」場面写真

これで、『Blue Wind Blows』は児童・青少年向けの映画が集まる、世界最高峰のプログラムであるジェネレーションKplus コンペティション部門に加え、2つのカテゴリーでの上映が決定した事になります。

"Berlinale Goes Kiez(ベルリナーレ・ゴーズ・キーツ)"とは、、。

2010年からスタートした同プログラムは今年で9回目を数える。ベルリン市の由緒あるミニシアター劇場で地元の映画好きのために企画された注目のプログラム。

今回映画祭に招待された数ある映画の中からセレクトした作品のみを、毎日数本ずつ、7つの劇場で一週間かけて上映して行く。今回選ばれたのは、長編17作品に短編5作品。
日本からこのスペシャル上映プログラムに選ばれたのは「Blue Wind Blows」が初めてとなります。

同作品の上映はベルリン市郊外の1930年代に建てられたという映画館"Neue Kammerspiele"。上映日時は、2/18(日)15:30~となっている。

富名監督は、
「このような企画に選ばれそして上映して頂ける驚きと誇りに思うのと同時に、妙な緊張感も押し寄せています」とコメントを残している。

映画祭プログラム、ジェネレーションKplusコンペティション部門の上映日時は、以下の通り。
2/17(土)10:00〜HKW: Haus der Kulturen der Welt(ワールドプレミア上映)
2/19(月)12:30〜Filmtheater am Friedrichshain、2/23(金)13:30〜CinemaxX1