東京都写真美術館では、2009年、写真と映像の専門美術館として、映像とアートの祭典「恵比寿映像祭」を立ち上げました。国際フェスティヴァルとして、東京都・恵比寿の地から世界へ映像文化を発信し、10年目の節目を迎えました。

第10回恵比寿映像祭のテーマは「インヴィジブル」
ヴィジュアルなものである映像にひそむ不可視なもの(インヴィジブル)から現代を
> 考える機会として様々な作品が登場。

上映プログラム「透かしみる2:舞台裏」で登場するアート・ドキュメンタリー《マウンテン・プレイン・マウンテン》(2018)は、ばんえい競馬の舞台裏のリズムが映し出されるが、観察すればするほど、その世界は理解しがたいものになっていく様子が映し出されています。

本作は先日(1月28日付)国際映画祭としても名高いロッテルダム国際映画祭のAmmodo Tiger Short Competition を受賞いたしました。

ダニエル・ジャコビー、荒木悠《マウンテン・プレイン・マウンテン》2018 / 21分33秒 / 日本語(英語字幕付)Daniel JACOBY and ARAKI Yu, Mountain Plain Mountain

https://iffr.com/en/blog/winners-ammodo-tiger-short-competition)
国内では、恵比寿映像祭にて、いち早く上映されることも決定いたしました。

本作品をはじめ、上映プログラムは、多数のアジアプレミア、ジャパンプレミア作品、 世界的に注目される国際映画祭のリンク・プログラムや 日本の 1960~70 年代に注目した特集など、多彩な作品が集います。

■参加作家(予定)■  

〈参加作家〉 ラファエル・ローゼンダール/永田康祐/mamoru/出光真子/ジェイ・チュン&キュウ・タケキ・マエダ/青柳菜摘/高嶋晋一+中川周/ナターシャ・ニジック&䑓丸謙/マルティーヌ・シムズ/スッティラット・スパパリンヤ/SHIMURAbros/invisible designs lab./荒木悠/陳希/浅野陽子/矢野ほなみ/足立正生/佐々木誠/大城真

第10回恵比寿映像祭「インヴィジブル」
Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions 2018
会期 平成30年 (2018)年2月9日(金)~2月25日(日)
会場 東京都写真美術館、日仏会館、ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所ほか
料金 入場無料
※ 定員制のプログラムは有料

〈13日(火)、19日(月)休館〉
時間 10:00 〜 20:00 (最終日は18:00まで)

主催 東京都/東京都写真美術館・アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)/日本経済新聞社
共催 サッポロ不動産開発株式会社/公益財団法人日仏会館
後援 オーストラリア大使館/オランダ王国大使館/カナダ大使館/タイ王国大使館/ ミャンマー連邦共和国大使館/TBS/J-WAVE 81.3FM
協賛 ANA/ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター/サッポロビール株式会社/東京都写真美術館支援会員
協力 アンスティチュ・フランセ日本−ヴィラ九条山/ぴあ株式会社/ドゥービー・カンパニー株式会社/株式会社ロボット

詳細プログラムなどは下記にて