女性初のアカデミー賞®監督賞に輝いた『ハート・ロッカー』、作品賞を始め5部門にノミネートされた『ゼロ・ダーク・サーティ』と、新作を発表する度に大センセーションを巻き起こしてきたキャスリン・ビグロー監督。

徹底したリアルな描写による圧巻の臨場感、先が読めない骨太でスリリングなストーリーテリングで、常に観客を圧倒してきたビグロー監督の最新作は、1967年7月23日に起きたアメリカ史上最大級の<デトロイト暴動>渦中に起こった「アルジェ・モーテル事件」を描き出しています。

この度、全米が震撼した“戦慄の一夜”の目撃者メルヴィン・ディスミュークスの怒りの証言と
衝撃の本編映像を満載した特別映像を解禁いたします。

ジョン・ボイエガと元警備員メルヴィン・ディスミュークス

暴動発生当時、メルヴィン・ディスミュークスは食料品店の警備員として、暴徒化した人々による略奪や放火から店を守る仕事をしていた。
南部の町を逃れ、デトロイトで溶接工の仕事を得た彼は、その後警備員も兼務することになった。差別に晒されることもあったが、持ち前の社交性を発揮。
店の前に治安維持のためにミシガン州兵が配置されると、「白人と話してくる。話しとけば撃たれない」と自己防衛のためにコーヒーを差し入れた。
街角で白人警官に横暴な職務質問をされた黒人青年には「あいつ(白人警官)に勝っても、警官は近くに10人いるし、署には1万人もいる」と彼らが置かれている状況を踏まえ冷静に諭す。
当時のデトロイトは、市民は4割が黒人だったが、警察官の95パーセントを白人が占めていた。
黒人に対する差別や格差が蔓延し、一触即発の状況下でデトロイト暴動が起こったのだ。

1月26日公開映画『デトロイト』特別映像”メルヴィン・ディスミュークスについて”

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監督:キャスリン・ビグロー(『ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』)
脚本:マーク・ボール(『ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』)
出演:ジョン・ボイエガ(『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』)、ウィル・ポールター(『レヴェナント: 蘇えりし者』)
   ジャック・レイナー(『トランスフォーマー/ロストエイジ』)、アンソニー・マッキー(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』)                         

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2017年/アメリカ/英語/142分/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch/原題:DETROIT/日本語字幕:松崎広幸
提供:バップ、アスミック・エース、ロングライド 
配給:ロングライド  

2018年1月26日(金)、TOHOシネマズ シャンテ他全国公開