決定-ゴールデングローブ賞！ドラマ部門は『スリー・ビルボード』コメディ部門は『レディー・バード』監督賞はデル・トロ監督だ!!

アカデミー賞と並ぶ映画賞の最高峰ゴールデングローブ賞。
ついに現地時間10日に2018年の受賞が発表されました。

最多7部門でノミネートされていたのはギレルモ・デル・トロ監督『シェイプ・オブ・ウォーター』。そして、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』とマーティン・マクドナー監督の『スリー・ビルボード』がそれぞれ6部門ノミネート。

その他、やはり『コール・ミー・バイ・ユア・ネーム』『ゲット・アウト』『 Lady Bird』『君の名前で僕を呼んで』などの今年賞レースを競い合うおなじみの作品が各部門にノミネートされました。

作品賞は、コメディ&ミュージカル部門はグレタ・ガーウィグ監督の『レディ・バード』と同時に同部門の主演女優賞をシアーシャ・ローナン にもたらしました。
ドラマ部門は、マーティン・マクドナー監督の『スリー・ビルボード』で同じく主演のフランシス・マクドーマンドが同部門の主演女優賞のほか見事に4冠です！

監督賞ノミネートでは、スティーヴン・スピルバーグ、クリストファー・ノーランそれに、リドリー・スコット監督、そしてマーティン・マクドナー監督並ぶ中から受賞に輝いたのはギレルモ・デル・トロ監督です。
その他の受賞結果は以下をご覧ください。

そして、受賞結果とともに気になるのが、今年の会場風景です#MeTooや”Time's Up!”の影響で、普段は華やかな色とりどりの衣装の女優の多くが黒のドレスで着飾っています。
二コール・キッドマンやエマ・ワトソン、ナタリー・ポートマンなどおよそ300人が黒い服というありえない”女性の連帯”が生まれています。
やはり、今年はハーヴェイ・ワインスタイン氏のセクハラ問題からハリウッドに広がったこの渦がオスカーまでの大きな別のテーマになっていることが理解できるはずです。

以下、さて以下が今年の受賞者です！おめでとうございます！

最優秀作品賞 – ドラマ部門

『スリー・ビルボード』

『君の名前で僕を呼んで』（原題） / Call Me by Your Name
『ダンケルク』
『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』
『シェイプ・オブ・ウォーター』

最優秀作品賞 – コメディ/ミュージカル部門

『レディー・バード』

グレタ・ガーウィグとシアーシャ・ローナン映像
（ゴールデングローブのバックヤードのインタビュー）

『ゲット・アウト』
『ザ・ディザスター・アーティスト（原題） / The Disaster Artist』
『アイ、トーニャ』
『グレイテスト・ショーマン』
『レディー・バード』

最優秀男優賞 – ドラマ部門

ゲイリー・オールドマン　『ウィンストン・チャーチル／ヒトラーから世界を救った男』

ティモシー・シャラメ　『『君の名前で僕を呼んで』
ダニエル・デイ＝ルイス　『ファントム・スレッド』
デンゼル・ワシントン　『 Roman J. Israel, Esq.』
トム・ハンクス　『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』

最優秀女優賞 – ドラマ部門

フランシス・マクドーマンド　『スリー・ビルボード』

フランシス・マクドーマンド受賞の映像

ジェシカ・チャステイン　『モリーズ・ゲーム（原題） / Molly’s Game』
サリー・ホーキンス　『シェイプ・オブ・ウォーター』
メリル・ストリープ　『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』
ミシェル・ウィリアムズ　『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド（原題）』

最優秀男優賞 – コメディ/ミュージカル部門

ジェームズ・フランコ　『 The Disaster Artist』

ダニエル・カルーヤ　『ゲット・アウト』
ヒュー・ジャックマン　『グレイテスト・ショーマン』
アンセル・エルゴート　『ベイビー・ドライバー』
スティーヴ・カレル　『Battle of the Sexes』

最優秀女優賞 – コメディ/ミュージカル部門

シアーシャ・ローナン 　『レディー・バード』

喜びの映像

ジュディ・デンチ　『Victoria and Abdul』
ヘレン・ミレン　『ロング、ロングバケーション』
マーゴット・ロビー　『アイ、トーニャ』
エマ・ストーン　『Battle of the Sexes』

最優秀監督賞

ギレルモ・デル・トロ　『シェイプ・オブ・ウォーター』

ギレルモ・デル・トロ監督受賞時の映像

マーティン・マクドナー　『スリー・ビルボード』
クリストファー・ノーラン　『ダンケルク』
リドリー・スコット　『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド（原題）』
スティーヴン・スピルバーグ　『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』

最優秀脚本賞

マーティン・マクドナー　『スリー・ビルボード』

グレタ・ガーウィグ　『レディー・バード（原題）』
ギレルモ・デル・トロ＆ヴァネッサ・テイラー　『シェイプ・オブ・ウォーター』
アーロン・ソーキン　『モリーズ・ゲーム』
リズ・ハンナ＆ジョシュ・シンガー　『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』

その他受賞は以下よりー

最優秀助演男優賞

サム・ロックウェル『スリー・ビルボード』

最優秀助演女優賞

アリソン・ジャニー『アイ、トーニャ』

外国語映画賞

『女は二度決断する』ファティ・アキン監督

最優秀アニメーション

『リメンバー・ミー』

最優秀音楽賞

アレクサンドル・デスプラ　『シェイプ・オブ・ウォーター』

最優秀オリジナルソング

"This is Me"『グレイテスト・ショーマン』

セシル ・ B ・ デミル賞

オプラ・ウィンフリー
(アメリカの 歴史で最も偉大な黒人の慈善家で俳優、テレビ番組の司会者兼プロデューサー）