“99 年の衝撃のデビューから 20 周年の 2019 年に向けた記念映画” 魂のピアニストの軌跡と音楽、プライベートに切り込んだ初のドキュメンタリー映画
世界を魅了する魂のピアニスト フジコ・ヘミング 初のドキュメンタリー映画
~パリ、NY、ブエノスアイレス、ベルリン、京都~
世界をめぐる映像が<特報>として、ついに公開!
コンサートを開けば即完売、チケットがとれないと言われるピアニスト フジコ・ヘミング。その情感あふれるダイナミックな演奏は多くの人の心をとらえ、“魂のピアニスト”と呼ばれている。
本作では、聴力の喪失など苦難を乗り越え、どんな時も夢をあきらめなかった彼女の人間性と音楽を見つめる。数奇な人生を歩む彼女の“今”には、生きるヒントがたくさんつまっている。
世界を巡るフジコに密着した初のドキュメンタリー映画となる。
心震えるワールドツアーの演奏、自宅で愛する猫たちに囲まれて暮らす姿など、本作でしか見られないフジコ・ヘミングの素顔に迫る― ―。
フジコ・ヘミング プロフィール
日本人ピアニストの母と若きロシア系スウェーデン人デザイナーの父を両親としてベルリンに生まれる。父と別れ、東京で母の手ひとつで育ち、5 歳から母の手ほどきでピアノを始める。東京芸術大学を経て、28 歳でドイツへ留学。ベルリン音楽学校を優秀な成績で卒業。
その後長年にわたりヨーロッパに在住し、演奏家としてのキャリアを積む中、レナード・バーンスタインほか世界的音楽家からの支持を獲るが、大事なリサイタル直前に聴力を失う。失意の中、ストックホルムに移住、 ピアノ教師をしながら、欧州各地でコンサート活動を続ける。
1999 年リサイタルと NHK のドキュメント番組が大反響を呼び、デビューCD「奇蹟のカンパネラ」をリリース。クラシック界異例の大ヒットを記録した。日本ゴールドディスク大賞のクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを4回受賞。現在、世界各地からリサイタルのオファーが絶えず、年間70 本近くの公演を行う。猫や犬をはじめ動物愛護への関心も深く、長年チャリティー活動も続けている。