デル・トロ、ドラン、アルモドバル、そしてヴィルヌーヴなどそれぞれの監督が選んだ2017年のベスト作品！そこから気になる日本未公開の海外予告をピックアップ！

いろんなベストテンがありますが、世界を代表する監督が選んだチョイスは気になります。
海外メディアのインディワイヤーで、この度42人の監督それぞれが選んだベスト１０が発表されました。

その中で、特に気になる4人の監督のベスト10を紹介します。
そして、日本未公開作品の作品予告を拾ってみました。

ギレルモ・デル・トロ監督
Guillermo del Toro

10. 『Brawl in Cell Block 99』
9. 『Ingrid Goes West』
8. 『Tigers Are Not Afraid』
7. 『Good Time』
6. 『マイヤーウィッツ家の人々』
5. 『ゲット・アウト』
4. 『スリー・ビルボード』
3. 『ダンケルク』
2. 『レディ・バード』
1. 『A Ghost Story』

デル・トロ監督のベスト10では8位にはいっている中で気になったのは『Tigers Are Not Afraid』。
メキシコのホラー映画です。シネフィルでも知らなかった作品。

以下のランキングは、上からの順位ではないかもしれませんが、それぜれの監督のベスト10です（二人は８本ですが--)

グザヴィエ・ドラン監督
Xavier Dolan

『君の名前で僕を呼んで』
『レディ・バード』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』
“Wind River”
『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』
『イット』
『スリー・ビルボード』

グザヴィエ・ドラン監督の選んだ作品は日本公開がほとんどされますが、中で唯一日本で公開がされなそうなのはこの『Wind River』。
第70回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品されテイラー・シェリダンが監督賞を受賞した作品。主演はジェレミー・レナーとエリザベス・オルセン

ペドロ・アルモドバル監督
Pedro Almodóvar

『Phantom Thread』
『君の名前で僕を呼んで』
『BPM ビート・パー・ミニット』
『スリー・ビルボード』
『You Were Never Really Here』
『Zama』
『A Ghost Story』
『Colossal』
『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』
『The Florida Project』

カンヌ国際映画祭でホワキン・フェニックスが主演男優賞に輝いたリン・ラムジー 監督『You Were Never Really Here』日本公開はないのかな？

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督
Denis Villeneuve

『ダンケルク』
『Those Who Make Revolution Halfway Only Dig Their Own Graves』
『ザ・スクエア 思いやりの聖域』
『スリー・ビルボード』
『mother!』
『ダウンサイズ』
『The Beguiled』
ニール・ブロムカンプ監督のOatsスタジオの短編作品。

『Those Who Make Revolution Halfway Only Dig Their Own Graves』はトロント映画祭などでベストカナダ作品賞に選ばれた作品で、ケベックの若者たちの政治運動などを描いた作品。監督はMathieu DenisとSimon Lavoie。
また、最後に表記されているニール・ブロムカンプ監督のプロジェクトはシネフィルでも何回か紹介していますね。（http://cinefil.tokyo/_ct/17088179）

ギレルモ・デル・トロ監督が１位にあげ、ペドロ・アルモドバル監督もベスト10に入れているデヴィッド・ローリー監督『A Ghost Story』も日本公開はまだ発表されていませんが、気になる作品ですね。
http://cinefil.tokyo/_ct/17056370

その他の監督のベスト10は以下よりご覧ください。