SABU監督×チャン・チェンのハートウォーミングなバイオレンスストーリー『MR.LONG /ミスター・ロン』が公開されました。

Ⓒ2017 LiVEMAX FILM / HIGH BROW CINEMA

監督は衝撃の初監督作品『弾丸ランナー』以来、精力的に発表しつづけ、 特にベルリン国際映画祭では常連となっている SABU監督。
主人公のロンを演じるのは傑作『 牯嶺街少年殺人事件』で主演デビューを飾り、『グリーン・デスティニー』『レッ ド・クリフ』などに出演しアート系から大作まで幅広く活躍している、アジアを代表する俳優チャン・チェン。
心を閉ざした少年ジュンを演じるのは、オーディションを勝ち抜き今後の活躍が期待されるバイ・ルンイン。ジュン の母リリーを演じるのは中国のテレビドラマなどで活躍しているイレブン・ヤオ。そしてリリーの過去の恋人 賢次を、 『たたら侍』にて主演を務めた劇団 EXILE の青柳翔が演じています。

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そして、本日16日に新宿武蔵野館にて、青柳翔(32)、SABU監督(53)が登壇しての舞台挨拶が行われました。
スペシャルゲストとして、台湾出身の子役で、青柳さん演じる賢治の息子を演じたバイ・ルンインくん(8)も来場し、会場は大きな盛り上がりを見せました。

左よりSABU監督、バイ・ルンインくん、青柳翔

《『MR.LONG/ミスター・ロン』 初日舞台挨拶》
■日程:12月16日(土) 11:45~12:05
■登壇者(敬称略):青柳翔(32)、バイ・ルンイン(8)、SABU監督(53)
■場所:新宿武蔵野館 スクリーン 1 (新宿区新宿3-27-10 武蔵野ビル3F)

≪『MR.LONG/ミスター・ロン』12/16(土)初日舞台挨拶オフィシャルレポート≫
アジアを代表するスター、チャン・チェンを主演に迎え、SABU監督がオリジナル脚本で描く映画『MR.LONG/ミスター・ロン』が12月16日(土)に公開を迎え、新宿武蔵野館にてSABU監督、青柳翔が登壇しての舞台挨拶が行われた。スペシャルゲストとして、台湾出身の子役で、青柳さん演じる賢治の息子を演じたバイ・ルンインくんも来場し、会場は大きな盛り上がりを見せた。

SABU監督は「チャン・チェンに声をかけるのを忘れて、今日は来てないんですけど…(笑)」と語り会場の笑いを誘いつつ、作品については「オープニングの緊張感、途中から徐々に心温まる話になっていくところで、それらが一つの作品としてすごくうまくいったと思います。チャン・チェンが全然ぶれないすごさがあり、微妙なコメディ、泣けるクライマックス――よくできたと思います。もっと褒めてほしいです」と自画自賛で作品への自信と手応えを明かす。青柳さんも完成した映画を見て「泣きました」と告白。「国を超えて、人と人のつながりが素敵だなと改めて思いました。いい作品です」とうなずく。

青柳さんは、チャン・チェン演じるロンが日本で出会う、ヤクザから恋人のリリー(イレブン・ヤオ)を取り戻そうとする青年・賢次を演じたが、リリーとラブラブという設定から「撮影は5日間くらいだったんですが、監督からリリーに『ウォーアイニー(※中国語で愛してます)』と言い続けてくれと言われまして…(笑)。一度、たぶん監督のいじめなんですけど(笑)、長回しでずっと『ウォーアイニー』と言い続けてて恥ずかしかったです」と照れ笑いを浮かべながら明かす。

SABU監督によると、賢次とリリーのシーンは未公開シーンも含めて「1本の映画になるくらいある」とのこと。「ラブシーンもあるし、中華街のデートもある。使いきれなかったのがすごくもったいない」と語り、今後、DVD特典などで全て見せたいと語る。

青柳さんは、アジアを代表するスターであるチャン・チェンとの共演について「撮影でご一緒したのは1日だけでしたが、チャン・チェンさんはほとんど日本語が聞き取れるししゃべれるので、コミュニケーションがしっかりと取れて嬉しかったです。アクションがすごくうまいのでずっと見てましたし、(賢次がナイフを渡すシーンで)ナイフの渡し方などにもこだわりを感じました。尊敬しています」と明かす。

またリリーを演じたイレブン・ヤオとの共演については「言葉が通じない中で、どんどん深まっていく役どころだったので、少しずつコミュニケーションが取れたのがよかった」と述懐。これに対しSABU監督は「会話ができない中で仲を深めていく役なのに、スタートの声が掛かる前からチュッチュしてて…」と語り、これに青柳さんも「ちょっと待った(苦笑)! 適当なことを…」と慌てて遮り、会場は笑いに包まれた。改めてSABU監督は初めて一緒に仕事をした青柳さんについて「ピュアで真っすぐ。型にはまってなくて、臨機応変にやってくれるので助かるんです。また一緒にできたら」と語り、会場からは期待を込めた拍手が沸き起こった。

この日は、賢次とリリーの間に生まれた少年・ジュンを演じた8歳のバイ・ルンインくんもスペシャルゲストとして登壇! ルンインくんは舞台挨拶中、一貫して流暢な日本語で挨拶。
劇中で賢次とジュンが顔を合わすシーンはなく、青柳さんとルンインくんはこの日が初対面となったが、青柳さんは「パパだよ」と照れくさそうに語り、ルンインくんも「やっと会えて嬉しいです。(青柳さんは)カッコいいです」とニッコリ。

SABU監督はオーディションを経てのルンインくんの起用について「何人かに会ったんですが、(ルンインくんは)目が暗いんですよ(笑)。超暗い! でも突然、(オーデションの場で)カンフーをやりだしたりして、きょとんとしました。その落差がいい」と称賛。この日も、壇上でルンインくんはカンフーを披露し、客席からは大きな拍手が送られていた。

≪中目黒にある居酒屋「三盃」とのタイアップ概要≫
中目黒にある居酒屋 三盃とのタイアップが決定!殺し屋ロンが屋台で売っている牛肉麺を再現したタイアップメニュー「ロンちゃん麺」の販売が決定!!本作の公開日12月16日(土)~2018年1月15日(月)まで1日限定10食にて販売。「すっぽん村」の住人たちを唸らせた、ロンちゃん特製牛肉麺をご賞味下さい!!
さらにコラボ相互割引の特典付き!新宿武蔵野館にて『MR.LONG/ミスター・ロン』をご鑑賞頂きましたお客様には本作の半券を居酒屋 三盃にお持ち頂くと「ロンちゃん麺」を¥100引きに!居酒屋 三盃のご飲食レシートを新宿武蔵野館にお持ち頂いたお客様は、『MR.LONG/ミスター・ロン』当日一般料金¥1,800より¥200引き致します。

『MR.LONG /ミスター・ロン』本予告

『MR.LONG /ミスター・ロン』本予告

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【STORY】
ナイフの達人・殺し屋ロン。東京、六本木にいる台湾マフィアを殺す仕事を請け負うが失敗。北関東のとある田舎町へ と逃れる。日本語がまったくわからない中、少年ジュンやその母で台湾人のリリーと出会い、世話好きの住民の人情に 触れるうちに、牛肉麺(ニュウロウミェン)の屋台で腕を振ることになる。屋台は思いがけず行列店となるが、やがてそ こにヤクザの手が迫る......。

出演:チャン・チェン 青柳翔 イレブン・ヤオ バイ・ルンイン
監督/脚本:SABU
製作:LiVEMAX FILM LDH pictures BLK2 Pictures 高雄市文化基金會 Rapid Eye Movies
配給:HIGH BROW CINEMA
Ⓒ2017 LiVEMAX FILM / HIGH BROW CINEMA

新宿武蔵野館ほか全国順次公開中