2017年トロント国際映画祭観客賞受賞！！本年度アカデミー賞(R)最有力
『スリー・ビルボード』
アメリカの片田舎の大通りに並ぶ3枚の看板に、ある日突然、現れた真っ赤な広告。
それは、何もない田舎町に吹き荒れる、予想もしない嵐の前触れだった──。
アカデミー賞(R)作品賞に最も近い賞として近年注目される、トロント国際映画祭観客賞を受賞。
先に開催されたヴェネツィア国際映画祭でも脚本賞に輝き、早くも本年度賞レースの大本命との呼び声も高い超話題作「Three Billboards Outside Ebbing, Missouri」(原題)が、邦題『スリー・ビルボード』とし、2018年2月1日（木）より全国ロードショー致します。
ミズーリ州のさびれた道路の3枚の広告看板にメッセージを出したのは、7カ月前に何者かに娘を殺されたミルドレッド。
犯人は一向に捕まらず、何の進展もない捜査状況に腹を立て、警察署長にケンカを売ったのだ。署長を敬愛する部下や町の人々に脅されても、一歩も引かないミルドレッド。その日を境に、次々と不穏な事件が起こり始め、やがて思いもかけない、誰もが想像できないドラマが始まる──。
(C)2017 Twentieth Century Fox
ミルドレッドを演じるのは、アカデミー賞(R)に4度ノミネートされ、『ファーゴ』で主演女優賞を獲得した、誰もが認める現代最高の名女優フランシス・マクドーマンド。
署長には同賞に2度ノミネートされた『猿の惑星：聖戦記(グレート・ウォー)』のウディ・ハレルソン、彼の部下には『コンフェッション』でベルリン国際映画祭男優賞を受賞したサム・ロックウェル。
各々の大切なものを守るために、予想もしない道へと外れていく大人たちをダークなユーモアを潜ませて熱く切なく描き、観る者を途方もない結末へと連れ去る究極のクライム・サスペンス。
メガホンをとる世界の演劇界で最も若く成功し、全世界の演劇界を震撼させてきた
鬼才マーティン・マクドナーとはー
1970年、英国ロンドンに生まれ、1996年、26歳で劇作家としてデビューし、いきなり英国最高峰の演劇賞であるローレンス・オリヴィエ賞最優秀作品賞にノミネート。
1998年には、「ビューティ・クイーン・オブ・リーナン」で、ニューヨーク・オフ・ブロードウェイ、ブロードウェイに進出。同年の米国演劇界の最高峰のトニー賞４部門に輝く大ヒットを記録。
2004年「ピローマン The Pillowman」は、英国ローレンス・オリヴィエ賞、米国トニー賞両賞の最優秀作品賞に輝く。翌年、映画界に進出。デビュー作になった短編で「シックス・シューター」で、同年のアカデミー賞短編実写映画賞を受賞。2008年初の長編「ヒットマンズ・レクイエム（英タイトル：イン・ブルージュ）」の脚本・監督を担当しアカデミー賞オリジナル脚本賞のノミネート。
今回、長編3作目となる本作でついに映画界でも頂点を極めようとしている。
公開されたポスタービジュアル
(C)2017 Twentieth Century Fox
本ポスタービジュアルについて
ミズーリ州のさびれた道路に突如現れた大きな3枚の広告看板。
赤地に黒い文字だけの広告が、夕焼けの空に強く、そして悲しげに映し出される。
あえてキャッチコピーは入れず、作品の内容には一切触れない、シンプルで力強い一枚。
娘を殺されたミルドレッドの強い意志を感じさせるビジュアルは、思わず目が離せなくなる不思議な魅力をたたえている。
【STORY】
最愛の娘が殺されて既に数ヶ月が経過したにもかかわらず、犯人が逮捕される気配がないことに憤るミルドレッドは、無能な警察に抗議するために町はずれに3枚の巨大な広告板を設置する。それを不快に思う警察とミルドレッドの間の諍いが、事態を予想外の方向に向かわせる。
監督・脚本・製作：マーティン・マクドナー『セブン・サイコパス』
出演：フランシス・マクドーマンド『ファーゴ』、ウディ・ハレルソン『猿の惑星：聖戦記（グレート・ウォー）』、サム・ロックウェル『コンフェッション』、アビー・コーニッシュ、ジョン・ホークス、ピーター・ディンクレイジ、ルーカス・ヘッジズ
原題：Three Billboards Outside Ebbing, Missouri
配給：20世紀フォックス映画
(C)2017 Twentieth Century Fox