第二回目となるドイツ大使館主催のショートフィルムコンテスト「リンケージフィルムフェスティバル」が、ヨーロッパと日本のつながり(=リンケージ)をテーマにした短編作品を募集します。

「リンケージフィルムフェスティバル」は、ヨーロッパと日本のつながり=「リンケージ」をテーマにドイツ大使館が実施 するショートフィルムコンテストです。

知らない国や町から来た人やその文化と出会うとき、新しい言葉や考え、感性を知る時、自分の中で世界が広がる。世界と自分がリンクする。そんなドキドキの瞬間を共有するショートフィルムコンテストです。

第二回目となる今回は、詩人Hilde Domin (ヒルデ・ドミン、1909年-2006年)の一篇の詩『Nicht müde werden(あきらめないで)』をテーマとして掲げ、この詩からインスピレーションを得た作品、あるいはこの詩のイメージとつながりのある作品を募集します。

身近な所で出会うヨーロッパとのつながり、例えば、建物、料理、そしてクラスや職場の友人、同じ地域に暮らす人々などをテーマに、携帯やビデオカメラ、パソコンを使って制作されたショートムービーが対象です。映像のプロである必要はありません。オリジナリティと友情があふれる作品を広く募集します。

作品のお題となる詩

『Nicht müde werden(あきらめないで)』
 (Hilde Domin 作)

Nicht müde warden
Nicht müde werden Sondern dem Wunder
leise
Wie einem Vogel
Die Hand hinhalten

試訳『あきらめないで』

あきらめないで
まるで小鳥に差し出すように
奇跡に
そっと
手を差し伸べて

※この詩からインスピレーションを得た新作を制作した場合は、下記のクレジットを作品のエンドロール等に掲載してください。

クレジット情報
„Hilde Domin, Nicht müde werden. Aus: dies., Sämtliche Gedichte. © S.Fischer Verlag GmbH, Frankfurt am Main 2009“

フェスティバルの目的

1. ヨーロッパと日本の身近なつながり、交流に関心をもってもらうこと。
2. フェスティバルを通じて、それらが促進されること。
3. 映像とインターネットというツールを用いて、持続性と波及力のある新たな国際交流のかたちをつくりあげること。

手の中で映像を撮ったり、見たりできる時代。
映像を通じたコミュニケーションはもはや日常となっています。
映像を使えば、家族や友人だけでなく、遠い国の誰か、そして未来にも伝えることができます。映像を用いることによって、日常の中のヨーロッパと日本の身近なつながりを再発見し、促進、伝播させていくことが本フェスティバルの目的です。

ショートムービーコンテスト『リンケージフィルムフェスティバル』

日程: 作品募集:2017年12月15日締切
応募作品Web公開:2017年12月23日(予定)
受賞作品発表:2018年2月中旬
受賞式・上映会:TBA

賞品:
リンケージフィルムフェスティバル賞ー2018年4月10日から15日にドイツ・ライプツィヒで開催される第15回ドイツ中部短編映画祭(Mitteldeutsches Kurzfilmfestival Kurzsuechtig)にご招待。
その他にも賞あり(予定)。

 選考方法: 選考委員会の決定による。
 選考委員会: 選考委員は決定次第随時発表予定。
 ウェブサイト: https://linkagefilm.jp/
 主催: ドイツ連邦共和国大使館
 協賛: ドイツ中部短編映画祭、ルフトハンザ ドイツ航空、株式会社Simpleshow Japan

その他詳細は下記まで