マーティン・スコセッシ監督が「世界の至宝だ！」と絶賛する、映画の父“リュミエール兄弟”が製作した作品1422本から厳選された108本より構成された映画『リュミエール！』が、いよいよ10月28日（土）より東京都写真美術館ホール他全国順次公開となります。
そしてこの度、キネマ旬報に「立川志らくのシネマ徒然草」を寄稿するなど映画への造詣が深い落語家の立川志らく氏がナレーションを担当した日本語吹替版本編映像より、1895年に上映された世界初の短編映画『リュミエール工場の出口』が特別解禁となりました！
© 2017 - Sorties d’usine productions - Institut Lumière, Lyon
本作は、ルイ＆オーギュスト・リュミエール兄弟が発明した“シネマトグラフ”で、1895年から1905年の10年間に撮影された1422本より、カンヌ国際映画祭総代表であり、リヨンのリュミエール研究所のディレクターを務めるティエリー・フレモー氏が選んだ108本から構成され、リュミエール兄弟にオマージュを捧げた珠玉のドキュメンタリー。
120年前の映画が4Kデジタルで修復！
全長17ｍ、幅35ｍｍのフィルム、1本約50秒。
現在の映画の原点ともなる演出、移動撮影、トリック撮影、リメイクなど多くの撮影技術を駆使した作品は、当時の人々の心を動かした。そして約120年前のこれら貴重な作品が、４Ｋデジタルで修復され、20世紀を目前とした世界への旅にあなたを誘います。
今回、特別解禁となるのは、立川志らく氏がナレーションを担当した日本語吹替版より、1895年に上映された世界初の短編映画『リュミエール工場の出口』。
リュミエール社の工場から出ていく大勢の従業員を撮影したもので、リュミエール兄弟が最初に撮影した、まさに“映画のはじまり”を、落語である志らく氏ならではのリズムが心地よい、軽妙な語り口で解説しています。
映画のナレーションは本作が生まれて初めてという立川志らく氏は、ナレーション収録にあたって本作を観て「びっくりした！構図は美しいし、単なる記録映像ではなく演出もしっかりしている」とリュミエール作品の素晴らしさを絶賛！ ぜひ、貴重な映像体験を映画館のスクリーンで。
世界初の映画撮影！ここから映画がはじまった『リュミエール！』特別映像
世界初の映画撮影！ここから映画がはじまった『リュミエール！』特別映像
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監督・脚本・編集・プロデューサー・ナレーション：ティエリー・フレモー(カンヌ国際映画祭総代表)
製作：リュミエール研究所
共同プロデューサー：ヴェルトラン・タヴェルニエ
音楽：カミーユ・サン＝サーンス
映像：1895年～1905年リュミエール研究所（シネマトグラフ短編映画集1,422本の108本より）
原題：LUMIERE!/2016年/フランス/フランス語/90分/モノクロ/ビスタ/5.1ｃｈデジタル/字幕翻訳：寺尾次郎/字幕監修：古賀太
後援：在日フランス大使館／アンスティチュ・フランセ日本
協力：ユニフランス
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