2月ユーロスペースにて公開される春本雄二郎監督 『かぞくへ』。
このほど、ポスタービジュアルと特報が完成いたしました。

家族を知らない男が、つかみかけた幸せを前に、親友と婚約者の間で揺れる――
日本の片隅に生きる若者たちの息遣いを骨太に描き出した人間ドラマ

このほど解禁となるポスタービジュアルは、松浦慎一郎演じる主人公の旭と、梅田誠弘演じる親友の洋人の 2 ショット。

(C)『かぞくへ』製作委員会

第 29 回 東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 公式出品
第 23 回 フランス ヴズール国際アジア映画祭 審査員賞&NETPAC 賞(最優秀アジア映画賞)&ギメ東洋美術館審査員スペシャルメンション
第 14 回 ソウル国際アガペー映画祭 Re-Awakening of The Asia Agape Films 部門 公式招待
第 17 回 ドイツ ニッポンコネクション 2017 ニッポン・ヴィジョンズ部門 審査員スペシャル・メンション授与
オランダ カメラジャパンフェスティバル 2017公式出品

ボクシングトレーナーの旭と、五島列島で漁師として生計を立てる洋人。
まっすぐにこちらを見つめるふたりの視線は、映画という枠を超えてまるで彼らがすぐそばで生活しているかのような日常の息遣いをリアルに伝えてくる。
コピーとなった「ありがとう。けど、云わん。」は劇中のセリフから。
自分の感情を言葉で説明するのが上手ではない旭と洋人の不器用さ、無骨さ、作品の世界観を端的に表現している。

また、特報は暗闇に包まれた街の中をただひたすらに歩き続ける旭の姿を長回しでとらえ ている。孤独感のなか、様々な感情をこらえた表情の旭の姿に、映画監督の堤幸彦氏から のコメントが重なる。堤氏と春本は、堤氏が演出を手掛けたドラマ「スターマン・この星の恋」 (関西テレビ)に春本が参加したのをきっかけに、堤氏が監督した『真田十勇士』にも助監督として参加している。

そこには「人」がいた。真っ直ぐで、思い、悩み、背負い... それはリアルに私達の隣にいる人達で、あるいは私そのものかもしれない。 だからこの映画には感情を持っていかれる。気がつくとこの映画の“かぞく”になっていた。
———堤幸彦(映画監督)

春本雄二郎 初監督作『かぞくへ』予告

春本雄二郎 初監督作『かぞくへ』予告

youtu.be

【ストーリー】
家族の温かさを知らず生きてきた旭は、同棲中の佳織と結婚を目前にしながら、よかれと思って紹介した仕事で親友の洋人を
詐欺の被害に合わせてしまう。養護施設で家族同然に育ってきた唯一無二の親友と、認知症が進む祖母のために結婚式を急
ぐ婚約者の間で、次第に旭は追いつめられていき・・・

【CAST】
松浦慎一郎、梅田誠弘、遠藤祐美、三溝浩二、おのさなえ、下垣まみ、瀧マキ、森本のぶ
【STAFF】
監督・脚本・編集:春本雄二郎
撮影:野口健司
照明:中西克之
録音・整音:小黒健太郎
制作:福田智穂
助監督:浅見佳史
音楽:高木聡
プロデューサー:深谷好隆、春本雄二郎、南 陽
海外セールス:植山英美(ARTicleFilms)
配給:『かぞくへ』製作委員会
配給協力:コトプロダクション
劇場営業:髭野純
(C)『かぞくへ』製作委員会
【DCP/シネスコ/5.1ch/カラー/2016/日本/117分】

2018年2月 ユーロスペースにてロードショー!