「世界中のガツン!とくる映画集めました。」をテーマとし た特集上映「ワールド・エクストリーム・シネマ2017」にて『ゴッ ド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件』の上映が決定し、あわせてポスタービジュアルと予告映像が解禁となりました。
連続老女強姦殺人事件というセンセーショナルな題材を軸に、息もつ かせぬテンポで推し進められるストーリーと骨太かつ刺激的な演出。 また、ロベルト・アラモが演じる直情的な暴力刑事のハビエルと、9 度のゴヤ賞の演技賞ノミネートに輝くスペインを代表する名優アント ニオ・デ・ラ・トレ演じる、高い捜査能力を持ちながらもコミュニ ケーション能力に難のあるルイス、そのほかスペイン語圏ではおなじみの俳優たちの名演。
それらが渾然一体となって超一級のミステリー、 サスペンスとして結実した本作はサン・セバスティアン国際映画祭、 釜山国際映画祭ほか各国の映画祭を席巻し、スペイン・アカデミー賞 と言われるゴヤ賞での6部門(作品賞/監督賞/脚本賞/主演男優賞/助 演男優賞/編集賞)を含む23の賞にノミネートされ、ロベルト・アラモ がゴヤ賞主演男優賞を受賞するなど大きな賞賛を浴びました。
『ゴッ ド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件』予告
【STORY】
2011年夏。間近に迫ったローマ法王の来訪に沸くスペイン、マドリード。市内のアパートで、一人暮らしの老女が殺害される。 現場に向かったのは、高い捜査能力を持ちながらコミュニケーション能力に難のあるルイス(アントニオ・デ・ラ・トレ)と、直 情的な性格から度々トラブルを起こす暴力刑事のハビエル(ロベルト・アラモ)。始めは単純な強盗殺人事件かと思われたが、ル イスは被害者がレイプされていたことに気付く。老女強姦殺人事件という、前代未聞の特殊な事件に捜査は難航。ほどなくして 新たな被害者が出る。しかし、法王来訪を目前に事を荒立てたくない警察上層部は「老女レイプ」をなかったことにし、隠蔽す るよう捜査陣に命令を下す。しかし、納得の行かないルイスとハビエルは水面下で捜査を進めてゆくのだが...。
【キャスト】 アントニオ・デ・ラ・トレ『マーシュランド』『静かなる復讐』、ロベルト・アラモ『私が、生きる肌』、ハビエル・ペレイラ ルイス・サエラ『暴走車 ランナウェイ・カー』、ラウル・プリエト
【スタッフ】
監督:ロドリゴ・ソロゴイェン
脚本:イザベル・ペナ、ロドリゴ・ソロゴイェン
音楽:オリヴィエ・アルソン
撮影:アレハンドロ・デ・パブロ
編集:アルベルト・デル・カンポ、フェルナンド・フランコ『ブランカニエベス』
2016/スペイン/カラー/シネマスコープ/デジタル上映/ドルビーSRD/127分/スペイン語/字幕翻訳:草刈かおり 原題:Que Dios nos perdone (英題:May God Save Us)
配給:クロックワークス
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