シネフィルでも人気のある”映画監督とCM"のシリーズで、多くCMも手がけてきたウォン・カーウァイ監督を2回に分けてご紹介します。
世界で映画監督を起用したCMはかなり多く作られていますが、その中でも多いのが香水のコマーシャルです。今回は、2007年と2008年にウォン・カーウァイ監督が別のブランドで撮られた作品です。
それぞれ、監督の魅力が詰まった映像です。ご覧下さい。
まずは、2008年にラルフ・ローレンの香水のために作られたCM。
パリで7日間で撮影された作品で、モノクロームで撮られた映像は、なんともノスタルジックなそしてアンニュイな作品です。
演じているのは、ヴィクトリアズ・シークレットや80以上の雑誌のカバーを飾り、ラルフ・ローレンやイヴ・サンローランなどのトップ・ブランドのモデルを務め女優としては『ゲンスブールと女たち』でブリジット・バルドーを演じたレティシア・カスタ。
また、2007年にはDIORのCMを手がけています。
こちらは、なんともブルーを基調にした作品で、今をときめく『シン・シティ 復讐の女神』『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』などのエヴァ・グリーンが出演しています。螺旋階段と時計をうまくモチーフとして使った作品です
下記の動画は合わせて発表されたメイキング映像で、撮影の雰囲気が伝わった映像になっています。
ウォン・カーウァイ監督は、Amazonと組んで新作のドラマ『The Tong Wars』を発表することがつい最近発表されました。
アメリカの歴史は極めて暴力的な時代とされる19世紀後半のサンフランシスコを舞台に、そのチャイナタウンエリアで「トング」と呼ばれたマフィアの争いを描くといいます。
やはり新作が最も気になる監督ですよね~
新作の情報は下記より