ノーベル賞を受賞した一人の作家の帰郷を巡って、地元の人間たちが巻き起こす奇想天外な騒動の数々と、そこから浮き彫りにされる人間模様と悲喜劇を描いた作品『笑う故郷』予告が到着した。

アルゼンチンで公開されると同時に大反響を呼び、2週間で140万ドルの興行収入を達成。
アルゼンチン・アカデミー賞最優秀脚本賞、スペイン・アカデミー賞に相当するゴヤ賞をはじめ、数々の映画賞を総なめにし、2016年ヴェネツィア国際映画祭では、異例とも言える10分以上のスタンディング・オベーションで喝采を受け、主演のオスカル・マルティネスは同映画祭で最優秀主演男優賞を受賞。

称賛の海外メディアコメント!

芸術 名声そして嫉妬を描き 脚本と主演の名演技は ラストの衝撃を最大限に活かしている! ―― Hollywood reporter

最高のセンスで描いた まさに これこそが大人の映画!
―― screen daily 

脚本 演技 どれをとっても超一級品だ!――
Screen international

一度見たら忘れられない正気と錯乱! 
―― El Mundo

『ル・コルビュジエの家』のマリアノ・コーン監督とガストン・ドゥプラット監督が、再び脚本家アンドレス・ドゥプラットとコラボレート。アンドレスは、シンプルな設定を知的な対話劇に仕上げた。 ―― Variety

監督は、前作「ル・コルビュジエの家」の大ヒットで“アルゼンチン映像界の風雲児”と称されるガストン・ドゥプラットとマリアノ・コーン。

主演のオスカル・マルティネスは、アルゼンチンで最も人気のある実力派俳優で、アルゼンチンでメガヒットを記録したコメディ『人生スイッチ』(2014年/監督・脚本ダミアン・ジフロン/アルゼンチン・スペイン共同製作)でも強烈な印象を残した。

そしてその解釈を巡って、公開当時から大きな論争を巻き起こしているラストシーン。
それは一体、何を物語っているのか、あなたの解釈や如何に―?

「「ル・コルビュジエの家」監督最新作アルゼンチン映画『笑う故郷』予告!

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ストーリー
最初はお祭り騒ぎのように故郷の英雄を歓待していた人々だが、誤解や思い込みから次第にギャップが生まれ、愛と親しみが一転し、隠されていた過去の因縁や憎悪が増長され…。

かつての幼なじみが、ダニエルの元恋人と結婚して幸せな人生を自慢するかと思えば、ホテルで裸になって迫って来る若い美女。
さらに絵画コンクールでは八百長もどきの騒動に巻き込まれ、地元の有力者が講演会場に怒鳴り込み…と、ダニエルを取り巻く騒動は、どんどんエスカレート。
それは、故郷サラスを題材に、故郷の人々を嘲笑するかのような小説で成功を遂げた男への、辛辣な復讐心なのか…!?

9月16日(土)岩波ホールにてロードショー