新人監督の登竜門・PFF(ぴあフィルムフェスティバル)
コンペティション「PFFアワード2017」入選作品発表

映画祭で17作品がグランプリを競う!

「1作品を最低3名が、途中で止めることなく完全にみる」というルールのもと、約4か月に及ぶ審査を経て決定した、
「第39回PFF」のコンペティション「PFFアワード2017」の入選作品を発表します。

548作品の中から選ばれた17本の入選作品は、
9月16日(土)から東京国立近代美術館フィルムセンターで開催する「第39回PFF」で上映し、最終日の9月29日(金)には、最終審査員らにより各賞が発表されます。

★9作品が長編作品
今年は、例年以上に長編作品の力作が揃いました。60分以上の長編が9本あり、長編が4本だった2016年の倍以上となっています。

★入選監督の平均年齢24.4歳!
ここ数年で最も若い年齢となりました。2名の二十歳の監督をはじめ、若い力が躍動しています。

【入選作品データ】
入選本数 ... 17本
年齢 ... 平均:24.4歳 最年少:20歳 最年長:37歳
男女比 ... 男性(12本):70.6% 女性(5本):29.4%
上映時間 ... 平均:60.5分 最短:27分 最長:105分

【応募全体データ】
応募本数 ... 548本
年齢 ... 平均:29.4歳 最年少:16歳 最年長:61歳
男女比 ... 男性(447本):81.6% 女性(101本):18.4%
上映時間 ... 平均:36.7分 最短:2分 最長:158分

■下記、「PFFアワード2017」入選作品
*作品名五十音順。上映時間、年齢、職業(学校名)は応募時のものです。


『あみこ』66分
監督:山中瑶子
(20歳/フリーター/長野県出身)

『うつらうつら』36分
監督:高橋カンナ
(22歳/多摩美術大学 造形表現学部/東京都出身)

『円の網』48分
監督:本村花菜
(24歳/多摩美術大学 造形表現学部/鹿児島県出身)

『同じ月は見えない』105分
監督:杉本大地
(23歳/東京造形大学 造形学部デザイン学科/東京都出身)

『かえりみち』48分
監督:大浦美蘭
(22歳/武蔵大学 社会学部/福島県出身)

『狐のバラッド』85分
監督:藤田千秋
(26歳/会社員/熊本県出身)

『子どものおもちゃ』52分
監督:松浦真一
(27歳/古書店アルバイト/大阪府出身)

『さようなら、ごくろうさん』43分
監督:城 真也
(23歳/早稲田大学 文化構想学部/東京都出身)

『情操家族』83分
監督:竹林宏之
(28歳/東京藝術大学 大学院映像研究科/福岡県出身)

『赤色彗星倶楽部』82分
監督:武井佑吏
(24歳/早稲田大学 政治経済学部/群馬県出身)

『沈没家族』72分
監督:加納 土
(22歳/武蔵大学 社会学部/東京都出身)

『春みたいだ』33分
監督:シガヤダイスケ
(22歳/日本大学 芸術学部映画学科/神奈川県出身)

『風船』27分
監督:中尾広道
(37歳/派遣社員/大阪府出身)

『ブンデスリーガ』65分
監督:太田達成
(27歳/会社員/宮城県出身)

『やさしいフルスイング』75分
監督:尾崎 健
(24歳/京都造形芸術大学 映画学科/兵庫県出身)

『蝋石』29分
監督:門脇康平
(20歳/東京藝術大学 美術学部/埼玉県出身)

『わたしたちの家』80分
監督:清原 惟
(24歳/東京藝術大学 大学院映像研究科/東京都出身)

映画祭「第39回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)」
【会期】2017年9月16日(土)~29日(金) ※月曜休館
【会場】東京国立近代美術館フィルムセンター(東京都中央区京橋)