河瀬 直美(かわせ なおみ、1969年5月30日 - )
日本を代表する世界で活躍する映画監督。
最新作『光』がカンヌ国際映画祭の独立部門であるエキュメニカル審査員賞受賞!
日本人としては、2000年の青山真治監督(『EUREKAユリイカ』)以来2人目、日本人女性監督としては初の受賞となった。
今までの個人での受賞並びに審査員など
芸術選奨新人賞受賞
奈良県民栄誉賞
2009年、第62回カンヌ国際映画祭で、映画祭に貢献した監督に贈られる「金の馬車賞」
2013年、第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の審査員に選出
2015年、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ章
2016年、第69回カンヌ国際映画祭の短編コンペティション部門と、学生作品を対象としたシネフォンダシオン部門の審査委員長
その他多数
主な監督作品
かたつもり(1994年)
山形国際ドキュメンタリー映画祭奨励賞受賞
萌の朱雀(1997年)
第50回カンヌ国際映画祭のカメラ・ドール(新人監督賞)を史上最年少で受賞。
初の長編商業作品
火垂(2000年)
きゃからばあ(2001年)
沙羅双樹(2003年)
殯の森(2007年)
第60回カンヌ国際映画祭 グランプリを受賞
七夜待(2008年)
2つ目の窓(2014年)
第12回ウラジオストク国際映画祭グランプリ
『あん』(2015年)
第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門オープニング作品
そして、日本人としては10年ぶりにカンヌ国際映画祭の独自部門エキュメニカル審査員賞を獲得した新作『光』は現在、絶賛公開中!
『光』(2017)
カンヌ国際映画祭 エキュメニカル審査員賞
STORY:
視力を失いゆくカメラマンと出逢い、美佐子の中の何かが変わりはじめる―
人生に迷いながら、単調な日々を送っていた美佐子 (水崎綾女)は、とある仕事をきっかけに、弱視の天才カメラマン・雅哉(永瀬正敏)と出逢う。美佐子は雅哉の無愛想な態度に苛だちながらも、彼が撮影した夕日の写真に心を突き動かされ、いつかこの場所に連れて行って欲しいと願うようになる。命よりも大事なカメラを前にしながら、次第に視力を奪われてゆく雅哉。彼と過ごすうちに、美佐 の中の何かが変わり始めるーー。
監督・脚本:河瀨直美
永瀬正敏 水崎綾女 神野三鈴 小市慢太郎 早織 大塚千弘/ 大西信満 堀内正美 白川和子 /藤竜也
配給:キノフィルムズ/ 木下グループ
宣伝協力:フリーストーン
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