『溶ける』で初のカンヌ国際映画祭のシネフォンダシオンで選出された、井樫彩監督。
緊急連載も三回目です。
ついに、カンヌで井樫監督の『溶ける』も上映になったということで--

写真などを中心に彼女の見た初めてのカンヌ国際映画祭で見たこと、感じたこと
3日目、4日目の写真レポートです!

3、4日目です!

3日目はシネフォンダシオン部門プログラム①の上映へ。

この建物に入るだけでも、三段階のセキュリティを超えなければなりません。

人がたくさん並んでいます。

ここがシネフォンダシオンの上映場所です。

と、この日はその後、完全フリーな時間になり、、書けることがありませんでした!

なので早速4日目に突入です。

4日目。

今日は朝、レッドカーペットにてシネフォンダシオン監督たちの集合写真撮影でした。
(写真はカンヌ公式ツイッターより。)

お昼時、街はにぎやかです。

これは何なのでしょう…

POLICEのお馬さんもいます。

そして、「溶ける」の上映です。
今迄にないほど緊張しましたが、たくさんの方が観てくださいました!
ありがとうございました。

そして、上映後は、シネフォンダシオンの監督たち全員が、デビッドリンチ監督の「ツインピークス」を観ました!

再びレッドカーペットを歩いて会場へ。

レッドカーペット前に黒塗りの車が大量に停まり、降りていきます。すごい報道陣の数です。

その夜、、
街中でお酒をこぼしてしまい、それを使って地面に絵を描いていました。

こんなことやってるだけで皆、足を止めて見てくれます。

そうして夜は更けていきました。
明日は授賞式や、取材日です!
毎日があっという間に過ぎていきます〜。では!

↑かわいい飲み物。(コアントローのフィズですね)

井樫 彩 Aya Igashi
1996年生まれ、北海道出身。東放学園映画専門学校映画制作科卒業。
『溶ける』は監督2作目で、東放学園の卒業制作作品。今作が国内で「なら国際映画祭2016」のゴールデンKOJIKA賞(学生部門グランプリ)や「PFFアワード2016」の審査員特別賞、その他にも横濱インディペンデントフィルムフェスティバル、東京学生映画祭などで様々な映画祭などでの受賞を重ね、カンヌ国際映画祭のシネフォンダシオンに選出。現在、次回作『真っ赤な星(仮)』の準備を進めている。