6月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷で公開される【劇場版】『嘆きの王冠 〜ホロウ・クラウン〜』の本予告が完成しました!

本作を絶賛いただいているシェイクスピアに造詣が深い東京大学教授・河合祥一郎氏がその魅力を伝えるべくナレーションとして特別出演し、映像では英国を代表する実力派俳優たちの渾身の演技がご覧頂けます。

本作には、ベネディクト・カンバーバッチ、ジェレミー・アイアンズ、ベン・ウィショー、トム・ヒドルストン、そしてジュディ・デンチなど、豪華な出演陣だけでなく、プロデューサーのサム・メンデスを筆頭に英国を代表する製作スタッフも多く参加しています。

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この、スクリーンで観る価値がある歴史スペクタクルを、今回は劇場公開用に字幕と公開用本編素材を制作し、最高の劇場鑑賞体験のご提供に努めています。
全7作から成る壮大な歴史絵巻でありながら、それぞれの作品毎にストーリーは起承転結しており、どのエピソードからでも、または1作品だけご覧いただいても十分にお楽しみ頂けます。ぜひこの機会に映画館でじっくりと集中し、歴史に残る傑作が織りなす世界に浸ってください。

なお、現在、お得なポストカード付特別鑑賞券がヒューマントラストシネマ渋谷、7月8日(土)公開の名演小劇場、そして新たに8月26日(土)から公開が決まった盛岡・中央映画劇場で公開日前日まで販売中です。

【各作基本情報】

イギリスがロンドンオリンピックに沸いた2012年。イギリス全土で「カルチュラル・オリンピアード」と題した大規模な文化プログラムが展開された。英国営放送BBCはこの「カルチュラル・オリンピアード」の一環としてシェイクスピアの原作をもとにした歴史劇を制作することにした。それには英国の才能が集結し、歴史に残る傑作"THE HOLLOW CROWN"が誕生することになる。シェイクスピア愛好家の中では通称“ヘンリアド”と呼ばれる『リチャード二世』、『ヘンリー四世 Part1』、『ヘンリー四世 Part2』、『ヘンリー五世』と、通称“バラ戦争”と呼ばれる時代を描く『ヘンリー六世 Part 1』、『ヘンリー六世 Part2』、『リチャード三世』の全7作で完結する壮大な歴史絵巻の完璧なる映像化がなされたのだ。この傑作を「スクリーンで一心不乱に集中して観たい!」という欲求を満たし、素晴らしい英国の才能とクリエイティブの高さを全身で感じていただくべく、全7作の劇場公開が決定。
​『【劇場版】嘆きの王冠 〜ホロウ・クラウン〜』は、各作品120分〜150分版で途切れることなくストーリーを味わい、役者の魂をスクリーンから感じ、壮大なロケーションを一身で受けられる環境で鑑賞でき、何度でもスクリーンで観たくなるほど素晴らしい体験になるだろう。
まさに、映画館で観る価値がある、歴史に残る傑作だ。

『リチャード二世』 

監督:ルパート・グールド 脚本:ルパート・グールド、ベン・パワー

出演:ベン・ウィショー、ロリー・キニア、パトリック・スチュワートほか 尺:約148分

ストーリー:リチャード二世(ベン・ウィショー)はいとこのヘンリー(ロリー・キニア)とトマス・モウブレーの決闘の立会いで二人を諌めて国外追放を命じる。ヘンリーの父親が亡くなり遺産を国のために没収するリチャード二世のもとに、ヘンリーは正当な相続を主張し戻ってくるのだった。ヘンリーの支持層は王冠もヘンリーが継承すべきだと行動に出るが・・・。

『ヘンリー四世 Part 1』 

監督:リチャード・エア 脚本:リチャード・エア

出演:ジェレミー・アイアンズ、トム・ヒドルストン、サイモン・ラッセル・ビールほか 尺:約120分

ストーリー:ヘンリー四世(ジェレミー・アイアンズ)の悩み種は、放蕩息子ハル王子(トム・ヒドルストン)だ。酒場で悪い仲間とつるんで遊んでばかりいる息子が果たして国を統治する王の座に就くことができるのか。しかも、リチャード二世から正当な王位後継者とされていたエドムンド・モーティマー側を援護するハル王子のライバル的存在のハリー・パーシー、その父ノーサンバランド伯らはヘンリー四世に対し反乱を起こすのだった・・・。

『ヘンリー四世 Part 2』

監督:リチャード・エア 脚本:リチャード・エア

出演:ジェレミー・アイアンズ、トム・ヒドルストン、サイモン・ラッセル・ビールほか 尺:約121分

ストーリー:父ヘンリー四世の軍に参加しホットスパーを倒したハル王子だったが、ロンドンに戻るとフォルスタッフら悪友との関係は昔のまま。そんな折にヘンリー四世が病気で倒れる。ヘンリー四世が死ぬ直前に和解したハル王子は、ヘンリー五世として父の後を継ぐ。ヘンリー五世誕生を知ったフォルスタッフは昔の馴染みとして恩恵を受けようとお祝いに駆けつけるが・・・。

『ヘンリー五世』 

監督:テア・シャーロック 脚本:テア・シャーロック、ベン・パワー

出演:トム・ヒドルストン、ジョン・ハート、ジュリー・ウォルターズほか 尺:約139分

ストーリー:放蕩息子から立派な王へと成長したヘンリー五世にフランスから挑戦が届く。ヘンリー五世はフランスへの遠征を決意するのだった・・・。

『ヘンリー六世 Part 1』 

監督:ドミニク・クック 脚本:ベン・パワー

出演:ベネディクト・カンバーバッチ、アンドリュー・スコット、トム・スターリッジほか 尺:約117分

ストーリー:ヘンリー五世の死後、ヘンリー六世(トム・スターリッジ)が成人するまでグロスター公が摂政を務めていた。サフォーク伯の企みでマルグリット(ソフィー・オコネド)を妻に迎えた気弱なヘンリー六世は、マルグリットに尻に敷かれることになり・・・。

『ヘンリー六世 Part 2』 

監督:ドミニク・クック 脚本:ベン・パワー

出演:ベネディクト・カンバーバッチ、アンドリュー・スコット、トム・スターリッジ、ルーク・トレッダウェイほか 尺:約129分

ストーリー:ヘンリー六世は正当な王冠の後継者だと主張するヨーク家にヘンリー六世の死後は王位を引き継ぐ決意をする。しかし、その弱腰な決断で息子が受け継ぐはずの王位を捨てたヘンリー六世の決断にマルグリットは激怒し、自身が軍を率いてヨーク家と対決するのだった・・・。

『リチャード三世』

監督:ドミニク・クック 脚本:ベン・パワー

出演:ベネディクト・カンバーバッチ、アンドリュー・スコット、ルーク・トレッダウェイほか 尺:約135分

ストーリー:エドワード五世として王位についた兄をサポートする兄弟ジョージとリチャード(ベネディクト・カンバーバッチ)に見えたが、実は王座を虎視眈々と狙っていたリチャードは次々と邪魔者を消していく。そんな恐ろしいリチャードの行動に母親(ジュディ・デンチ)すら彼を産んだことを後悔し、呪いの言葉を投げかける。念願が叶い王位につきリチャード三世となっても、彼に平穏な日はやってこないのだった・・・。

【劇場版】『嘆きの王冠〜ホロウ・クラウン〜』予告編

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ヒューマントラストシネマ渋谷: 2017年6月17日(土)より一挙公開
名演小劇場: 2017年7月8日(土)より公開(全7作の1作を1週間づつ上映)
盛岡 中央映画劇場:2017年8月26日(土)より公開
(全7作の1作を1週間づつ上映)