カンヌ国際映画祭のパルムドールを争うコンペティション部門の出品作が続々と予告、ティーザーを発表し始めている。
シネフィルでは、ここ数日の新たに上がってきた海外予告をお伝えします。
まずは、フランソワ・オゾン監督の最新作。
67年パリ生まれのオゾン監督も、すでに世界三大映画祭の常連になっており、ベルリンでは今までに4本、ヴェネツィアは3本を出品。そして、カンヌのコンペには今回が3回目の挑戦となる。
物語は、鬱病の女性が、自身の精神科医と恋に落ち同棲生活を始める。しかし、彼には隠された秘密があり…。と、ミステリー仕立てのエロティックな内容になっている。
出演は、マリーヌ・ヴァクト、ジェレミー・レニエ、ジャクリーン・ビセット他。
オゾン監督も、世界三大映画祭に出品は多いものの、実は大きな賞は受賞していません。
今回の作品は話題を集めているだけに、受賞の期待もかかりますが--
原題:L’AMANT DOUBLE
監督:フランソワ・オゾン
出演:マリーヌ・ヴァクト、ジェレミー・レニエ、ジャクリーン・ビセット