2012年の第84回アカデミー賞で『アーティスト』で監督賞を受賞したミシェル・アザナヴィシウス監督の最新作の短いティーザーが公開されました。
新作はなんと、ジャン=リュック・ゴダールと女優アンヌ・ヴィアゼムスキーとの恋愛を映画化した『LE REDOUTABLE』(原題)。
パリ五月革命が起きる前のパリで熱かった学生運動とからめ、1967年の結婚に至る、様子を描いているそうなので、それこそシネフィルにはたまらないテーマとも言えますね。
原作は、アンヌ・ヴィアゼムスキーの自伝を基にしています。
彼女自身16歳でロベール・ブレッソンの映画で女優としてデビューした後に、ゴダールの『ウィークエンド』に出演し、その後主役として『中国女』などに抜擢されてます。
結婚したのはその映画出演と同年の67年。( - 1979年離婚)
当時、ゴダールは商業映画との決別宣言文を発表したり、「ジガ・ヴェルトフ集団」を結成した頃であり、ある意味最も熱い時代だっただけに、その時代背景とともに、当時の映画界やヌーヴェルヴァーグの映画監督などの様子も描かれているのではないかとの期待が高まります。
主演のゴダール役はルイ・ガレルが、そして彼女となるアンヌ・ヴィアゼムスキーには「ニンフォマニアック」のステイシー・マーティンが演じており、今回公開された予告では、まるで、ゴダール映画のようなテロップが入っていき、ゴダール(ルイ・ガレル)が登場ー
また、気になる作品が、生まれました。
ミシェル・アザナヴィシウス監督の誕生日となる3月29日に解禁された短いティーザー