『岸辺の旅』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞、国内外で常に注目を集める黒沢清監督が、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」を映画化。

数日間の行方不明の後、夫が「侵略者」に乗っ取られて帰ってくる−という大胆なアイディアをもとに、サスペンス、アクション、コメディ、そしてラブストーリーと、ひとつのジャンルには収まらない重奏的な魅力を持つ本作。

長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己ほか日本映画界を代表する豪華キャストを迎え、黒沢監督が新たなエンターテイメントに挑戦します。

日常が「侵略」されるー新たなエンターテイメントを象徴する
<ティザービジュアル>を公開いたしました!

今回紹介されたティザービジュアルでは、【絶望がやってきた。愛する人の姿で】というコピーとともに、主人公・加瀬鳴海(長澤まさみ)がうっすらと涙を浮かべ、「侵略者」に乗っ取られた夫・加瀬真治(松田龍平)が意味ありげに指を差し出し、ジャーナリスト・桜井(長谷川博己)が「何か」を見つめるー
そして、第二・第三の「侵略者」である天野(高杉真宙)と立花あきら(恒松祐里)が加わり、メインキャラクター5人が集結しています。

(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会 

鳴海の涙が意味するものとは? 真治たち「侵略者」の目的とは?
そして、事件を追う桜井が見つめる先には何が起こるのか?
―謎が謎を呼ぶ、想像をこえたサスペンスの行方がさらに気になる一枚になっています。

裏面は、散歩する鳴海と真治の背後で、爆発が起こる衝撃的なビジュアル。
【人類は知らない。滅亡はそこまで来ている。】というコピーと共に、真っ青な青空と対比するかのように、静かに進む「侵略」。
穏やかな日常がだんだんと“異変”に巻き込まれていく様子を描いています。

(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会 

本作の見所について
長澤は「作品の中で描かれているようなことが、現実の世界でも起こっているかもしれないというドキドキを、ぜひ楽しんで頂けたら嬉しいです」
松田は「侵略者」がやってくる、というシンプルでわかりやすい話なのに、いろんな視点で楽しむことができるのがこの作品の魅力」
長谷川は「一言では言えないジャンル、すごい映画になると思います」とコメント。
この秋、今までの常識を覆す新たなエンターテイメントが誕生します!

【ストーリー】

行方不明の夫が戻ってきた。その夫が、衝撃の告白をする「自分は侵略者」・・・。

数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。
急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は毎日散歩に出かけて行く。
一体何をしているのか…? 同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。
ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に一人、ある事実に気づく。
やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。
「地球を侵略しに来た」—真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。
当たり前の日常がある日突然、様相を変える。些細な出来事が、想像もしない展開へ。
彼らが見たものとは、そしてたどり着く結末とは?

【映画『散歩する侵略者』作品概要】

監督:黒沢 清 
原作:前川知大「散歩する侵略者」 脚本:田中幸子 黒沢 清  
出演:長澤まさみ 松田龍平 高杉真宙 恒松祐里 長谷川博己
製作:『散歩する侵略者』製作委員会  
配給:松竹 日活 
(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会  

9月9日(土) 全国ロードショー