かねてより「私のお気に入りの作品」だと公言するスティーブン・スピルバーグが2009年に実写映画化権を獲得、以来、ドリームワークスで製作、パラマウント・ピクチャーズでの配給が決まり、そのハリウッドでの実写映画化決定のニュースは世界中を駆け巡り、その動向は世界中から注目を集めていた、SF作品の金字塔『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』。2016年11月には、東京発の全世界へ向けた特大規模のローンチイベントが行われ、主演のスカーレット・ヨハンソンが、監督を務めるルパート・サンダースと共に緊急来日、ビートたけしも登壇し、公の場で初めて作品について語られる様子は全世界で注目を集めました。そして、イベントに併せて全世界同時解禁された予告映像は、現在全世界で2億回以上の再生回数を記録するなど大きな盛り上がりをみせ、期待がさらに高まっている『ゴースト・イン・ザ・シェル』が、4月7日(金)に全国公開となります。

この度、最先端プロジェクションマッピング技術を駆使した、本作をイメージした謎の顔面ハッキングティザー映像を解禁いたします!!

電脳化、全身義体などが日常化している近未来を舞台に、パソコンの機能を備えた脳と機械の身体を持つ自分の自分たらしめる魂(=映画版、アニメ版では“ゴースト”と表現)はどこにあるのかというテーマも含まれる本作。

フェイシャルマッピングは、海外ではデジタルメイクアップと呼ばれることがあり、<化粧>という行為自体が、人の思考世界“ゴースト”と深い関係性を持っていることから、最先端のテクノロジーを駆使する映像クリエイティブカンパニー "P.I.C.S." とのプロジェクトが実現!映画業界とのコラボーレーションは初の試みとなります。

そして、今回のプロジェクトでは、"P.I.C.S." がハッカーとなり、とある有名人の顔面をハック!
解禁された映像では、その有名人の顔が様々なものにハッキングされる様子が映し出されています。

メイクアップアーティストとしてクリエイティブのキャリアをスタートした、本件のアートディレクターを担当するクワハラヒロト氏は、本作と今回のプロジェクトの関連性について「「デジタルメイクアップ」というのは、すなわち「義体化」と例えることができると思います。
ゴーストとは何か、個とは何か、という攻殻機動隊の本質的な問いは、「顔とは何か」と言い換えることもできるのです。
「個、存在。それは、曖昧な記憶の集合体である」という攻殻機動隊の概念は、私のクリエイターとしての発想にも大きな影響を与えています。」」と明かしており、続けて「また最初のFacial Hacking製作時に私がテーマとしていたことは、日本の美意識、文化、哲学を核とし、作品を世界に発信しようということでした。これはテクノロジーだけでなく、日本古来の化粧文化や哲学と、現在日本のサブカルチャー、漫画、ジャパニメーションとの融合ということも含まれていました。このようなルーツを持つFacial Hacking が今回、映画「ゴースト イン ザ シェル」に関わらせていただけるということに、深い感慨を覚えます。」とコメント。

また、フェイシャルハッキングシステムのクリエイターであるPaul Lacroix 氏は「これまで、私たちは強烈なビジュアルイメージを世に出す、という点では成功していましたが、同時にその中にストーリーを織り交ぜて伝えるということを次のフェーズの課題としていました。今回のFacial Hacking Project では、Ghost in the shell の世界観、ストーリーを踏襲し、その世界の一部となる、ということに最大の楽しみがありました。これを見てくださった人々に、映画の壮大なストーリーがエンターテイニングに伝わることを願います。」と本プロジェクトへの期待を明かしています。

果たして、顔面をハックされた“有名人”とは一体誰なのか?!その正体は、3月末の行われる本作のイベントでお披露目される予定です。

映画業界初!謎のティザー映像! 『ゴースト・イン・ザ・シェル』

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北米ではいよいよ3月31日に公開を迎える本作ですが、公開に先駆け、日本を筆頭にワールドプレミアがスタートすること、それに伴い、スカーレット・ヨハンソン、ピル—・アスベック、ジュリエット・ビノシュ、ルパート・サンダース監督の来日が決定したこと、また、押井守の監督映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』での集結から22年、その続編にあたる『イノセンス』や神山健治のTVアニメシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」などで声優を努めた、田中敦子さん(草薙素子役/※ハリウッド版においては“少佐“役)、大塚明夫さん(バトー役)、山寺宏一さん(トグサ役)がハリウッド実写版にて、『攻殻機動隊SOLID STATE SOCIETY 3D』から6年ぶりに同役で吹き替えを務めることが決定致したことが発表され大きな話題を呼んでいる本作。
ファンが歓喜に沸くこと間違いなしの吹き替え版と共に、全世界待望のSFアクション超大作への注目は続きます。

日本オリジナル本予告『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』

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Introduction
近未来、脳以外は全身義体の世界最強の少佐(スカーレット・ヨハンソン)は唯一無二の存在。悲惨な事故から命を助けられ、世界を脅かすサイバーテロリストを阻止するために完璧な戦士として生まれ変わった。テロ犯罪は脳をハッキングし操作するという驚異的レベルに到達し、少佐率いるエリート捜査組織・公安9課がサイバーテロ組織と対峙する。捜査を進めるうちに、少佐は自分の記憶が操作されていたことに気づく。自分の命は救われたのではなく、奪われたのだと。―本当の自分は誰なのか?犯人を突き止め、他に犠牲者を出さないためにも少佐は手段を選ばない。全世界で大絶賛されたSF作品の金字塔「攻殻機動隊THE GHOST IN THE SHELL」をハリウッドで実写映画化。

■監督:ルパート・サンダース 『スノーホワイト』
■出演:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、マイケル・ピット、ピルー・アスベック、チン・ハンandジュリエット・ビノシュ
■邦題:ゴースト・イン・ザ・シェル 
■原題:GHOST IN THE SHELL ■公開日:(北米)2017年3月31日(日本)2017年4月7日
■配給:東和ピクチャーズ 
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