この特番では、2016年まつかわゆまのベストテンと、2017年に公開される予定の注目作についてお話ししましょう。
おたのしみに。

ではここで一曲聞いていただきましょう。
今日は19〇7年の映画サントラから集めてみました。さて、何が出るかな??
まずは 1927年の一曲。1927年といえばトーキー第一作「ジャズ・シンガー」が公開された年ですね。ならば、やはり、ここは「ジャズ・シンガー」から」アル・ジョルスンの歌で「マミー」をどうぞ。

ではまず、まつかわゆま、2016年度洋画ベストテンを発表します。邦画は見ている数が少ないもんで、すみません、別扱いにしました。
2016年は148本の洋画をみました。これは公開作で、映画祭で見た作品は、公開作のみをカウントしました。2016年は万華鏡200年展などで海外に出かけていた時間が長かったりしてちょっといつもの年よりも少なめですね。映画評論家としてはちと、お恥ずかしい本数です。すみません。ま、そのなかから、ですが、10本を選んでみました。

では~(ここでドラムロール(笑))
すっきり一位から発表します。

一位は 「シリア・モナムール」
二位は 「チリの戦い」
三位は 『サウルの息子』
四位は 『ある戦争』
五位は 『キャロル』
六位は 『母よ』
七位は 「シングストリート」
八位は 「ザ・ビートルズ エイトデイズ・ア・ウィーク ザ・ツアーリングイヤーズ」
九位は 『Tomorrow パーマネントライフを探して』
十位は 「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」

です。
ついでに最優秀男優賞はトム・ハンクス、最優秀女優賞はアリシア・ヴィキャンデル に差し上げます。

ドキュメンタリーが5本、劇映画が5本ということになりましたが、今年はドキュメンタリーの当たり年だったと思います。美術館やバレエを取り上げた美術映画的なものから音楽映画、社会派も戦争からエコロジーものまで、しかも伝説的な作品まで公開され、すごく勉強になりました。と、同時にそれぞれの作品が「物事」「事実」だけを記録するのではなく、「人間」を描いていたところがいいドキュメンタリーだったと思います。中でも『シリア・モナムール』は衝撃的に「今」を突き付けました。テーマとしても記録としても技法としても、「今」を見せつけ、「私」にどうすると強く問いかけてくる作品でした。映画の力を信じていなければできない作品です。
 劇映画の方は最初カンヌ映画祭で見てきた作品が多くなりました。公開まで半年はあったのでだいぶ前に見たことになるのですが、時間がたっても記憶が薄れるどころが、味わいを深くしていく作品で、ずっと大切にしたい作品になりました。テーマ・技法・演技・演出などすべてがジンジンと染み渡る作品です。そういう意味で今年は私にとって豊作の年だったと言っていいと思います。

別扱いにした日本映画では、劇映画は「永い言い訳」、アニメは「この世界の片隅に」をそれぞれ一位にしたいと思います。

ではここで二曲目の音楽をはさんで一本ずつ授賞理由をお話ししましょうね。二曲目はジャン・ギャバンの代表作の一本ですね。1937年の作品です。
M2 1937年 「望郷」 フレールで「あの人はどこに」

一位にした『シリア・モナムール』は、シリアから送られてきたドキュメンタリーです。最初に見たのは2014年のカンヌ映画祭でした。一年たって山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映され、そこで見たひとりの小さな配給会社の社長さんがどうしても公開したいと交渉を重ね、やっと日本でも公開されたのですが、まずよく公開できたなというのが最初の印象でした。ヒットするという要素はほとんどないと言ってもいい作品です。それどころか、この技法はいわゆる「映画」とは異なったものですし、そこに写っているのは生々しい、本物の死体であったり傷ついた人々の姿であったりするのですから。パリに亡命している無名のドキュメンタリー監督と現地にいる「銀の水」と名乗る女性、そして1001人の無名の人々が撮影した映像。それが一本の作品として、日本の人たちに受け入れられるものか、大きな賭けだったと思います。
 ロシアの映画大学で学んだ監督はシリアの政権を批判する作品を作り上映禁止にされ、パリに亡命することになります。やがて「アラブの春」の影響を受けて始まったシリアの内戦は泥沼化し、終わりが見えない混乱したものになっていきます。
 パリの監督はyoutubeなどに送られてくる、シリアにとどまった一般の人々や兵士たちが、ハンディカムや携帯やスマホで撮影した映像を見て、心がつぶれるような日々を過ごしていました。そこにクルド系の女性、銀の水という意味のシマヴという名前を名乗る女性から彼女が撮影した映像が送られてきます。監督とシマヴのやり取りは続き、監督は彼女の撮った映像と、1001人の無名の人々の撮った映像と、パリにいて悩む自分の心象を表した映像をつなぎ合わせ、一本のドキュメンタリーを作ります。それがこの「シリア・モナムール」です。
 パソコン・スマートフォンといった通信機器が、「今・ここ」を記録するメディアともなり、SNS などを通じて誰でもが発信でき誰でもが受け取れる時代です。それなのに、世界は戦争の中にあり、多くの人々はその中で暮らしていくしかないのです。難民としてそこから離れることができる人はそんなに多くないのです。「シリア・モナムール」はそんな、そこにいるしかない人々の、日々を切り取っています。幼い子ども。生きている子も死んだ子も傷ついた子も笑う子もいます。がれきの中の猫。兵士。拷問を受ける人。拷問をする人。誰がどちらの側の人か、youtubeにアップされる映像ではわかりません。ただそれが、今起きていることだけが事実です。その事実を監督はシマヴとのやり取りをもとに構築していきます。短い言葉のやり取りゆえに言葉は詩のように研ぎ澄まされていきます。その詩的な言葉に呼応するようにパリの監督は思いを詩のような映像でつないでいきます。そして出来上がった「シリア・モナムール」は、今も終わらない残酷な事実を描きながら、ただ残酷さと暴力を提示してショックを与え、強引に何かを訴えようとするドキュメンタリーではなく、見たものの中に沈み込み、内側からその人を突き動かすような作品になりました。
 2016年の一位にふさわしい作品だと思います。
 
では、ここで1947年の映画音楽を一曲。マレーネ・デートリッヒがジプシーにふんするラブ・ロマンスです。
M3 1947年 「黄金の耳飾り」より「ゴールデンイヤリング」

ここから先はちょいと急いでご紹介しましょうね。「シリア・モナムール」は「カレイドシアター」でご紹介できなかったので詳しくお話ししました。
二位の「チリの戦い」は1970年代初めのチリ、アジェンデ政権の成立をクーデターによる崩壊を描いたドキュメンタリー三部作です。旧作ではありますが、劇場公開で三部まとめてと言うチャンスを与えてもらってみることができ、伝説を目撃した喜びということで、二位にしました。
三位は「サウルの息子」。徹底して主人公だけにフォーカスを合わせるという方法で、強制収容所の非人道性を描き出すというこころみにうなりました。劇映画だけで言うと一位です。
四位にしたのも、また、戦争映画になってしまいました。「ある戦争」。
なんか、こう、ここ数年、戦争が頭から離れないんですよ。また、これだけいろいろな種類の、戦争映画、ドキュメンタリーも劇映画も、昔の戦争を扱ったものから、今起こっていることを扱ったものまで、あふれかえっているというのは、おそらく現実に戦争があっちこっちで起こっているからだと思うんですね。
 でも、その割に、自覚がない。特に日本人には自覚がないんじゃないかと思います。中東やアフリカの内戦や、その結果起こっている難民問題とか、あまり興味がないでしょ。
私は、怖いです。世界はせまくなっているし、つながっていて、いつ何時私たちが当事者になるかもわからない、そんな時代だと思います。だから、戦争ものに反応しちゃうのかもしれません。
で、そういう戦争ものの対極に、また別の戦争ものだらけ、なんですよね。CGいっぱい使って、もうザクザクと殺す殺す。ま、ゾンビとか量り売りみたいに殺す、いやもう死んでいるから殺すとはいわないのかな。とにかく殺しまくってオッケー、みたいな映画もいっぱいあるじゃないですか。実はそういうのちょっと見たくなくなっているんですよね。女子高校生の恋愛漫画原作ものと同じくらいに。まぁ、仕事と思って観ますけど。たぶんその反動で、「戦争はいやだー、ばかだー、やめろー」って作品に敏感に反応しちゃうのかもしれません。

というところで1957年の映画音楽を。わー、お気楽~。
M4 1957年 『四月の恋』よりパット・ブーンで『四月の恋』

戦争ものが片付いたところで今度は女性映画です。
五位の「キャロル」と六位の「母よ」。この二本も最初は2015年のカンヌで見ました。
「キャロル」は1950年代のダグラス・サーク風の女性メロドラマを模したトッド・へインズ監督作品なんですが、女同士の愛情が、もうフツフツと描かれていて、美しくてぞわぞわしてしまいます。カンヌではルーニー・マーラが女優賞でしたが、ケイト・ブランシェットも、こんな人なら、かたむいてしまうわっ、という感じの女性をすごくうまく演じてました。衣装やヘア・メイク、セットなども、丁寧に作りこまれていてうっとり。もちろん、そういう見た目以上に、ヒロイン二人の感情のふれあいとか、傷つきあいとか、それを乗り越えて、生きていくという覚悟と、それでもやはりという、もっとな覚悟が、すごくハンサム。素敵な作品でした。
「母よ」の監督はナンニ・モレッティ。ヒロインが映画監督で、モレッティ自身がその兄を演じて、死にゆく母の介護を二人でになっていくという話です。仕事と介護と家のこと。ヒロインは、映画監督であり、娘であり、妻であり(離婚してますが)、また母である。その四つをやりくりしながら生きている。それが、全ての働く女性の姿だし、死にゆく母、世話をするヒロイン、そしていつかは母になる娘と、三人の、人生の色々な時間にいる「母」という存在について描く作品にもなっています。自分の身に引きつけて、泣ける泣ける。モレッティって女性的なところがあるのか、よっぽどママ好きなのか。今回は女性の気持ちをこんなにわかる人だったとは富みなおしてしまいました。

ではここで1967年の映画音楽を。母ものというか、女性もの、と言えないこともない作品ですね。
M5 1967年 「卒業」より サイモンとガーファンクルで「サウンドオブサイレンス」

七位と八位は、私でもノリノリ感激できた音楽映画を。私は映画と芝居ばかり見てたので、音楽に対する思い入れってのがあんまりないんですよね。そんな私でも、この二本には、もう、肩入れしちゃいました。音楽のところを映画や演劇に帰れば、この気持ちもわかるわかる、という感じ、なんだと思います。若いときに、何か、そういう、これがなくちゃ生きていけないってものに出会えるかどうかって、人生決めると思うんですよ。この二本の映画はそこん所を突いてきた作品でした。
さて。今年は四月いっぱい万華鏡の仕事でイギリスにいたんですが、空いた時間を使って、ビートルズ世代の夫といっしょにビートルズめぐりをしてきました。
ビートルズのミュージカル「LET IT BE」をみて、リバプールに行ってキャバーンクラブを覗きハードデイズナイトホテルに泊まって、という具合。その仕上げが帰国してから『ビートルズ エイトデイズ・ア・ウィーク』を一緒に見に行くことでした。夫とは10歳年が離れていますが、彼は高校生の時、武道館にビートルズの公演を見に行っているんてすね。で、今回ビートルズめぐりして、泣きそう、って言ってました。そういうの聞くと、ま、もういいとしなんですが、可愛いと思ったりして。わははははは。

さて。ベストテンの最後の二本に行きましょう。
また、ドキュメンタリーですが、こちらの二本は希望を語ります。まだ間に合う、人間捨てたもんじゃない。こうすれば、いいんだ、さて明日から、いや、今から始めよう。よりより世界をつくり、子どもたちが安心して生きていける地球を守るために。という作品。戦争の映画で、ドシーンと落ち込んだ気持ちを立て直してくれる二本のドキュメンタリーでした。

というわけで、1977年のアカデミー賞主題歌賞ですね。
M6 1977年 「マイ・ソング」よりデビー・ブーンで『ユー・ライト・アップ・マイ・ライフ』アカデミー 

 さあ。では今年2017年、期待の公開作品をご紹介していきましょうか。

現在アメリカ映画界を支えているのはマーベルとDCのコミック原作映画と、数々のシリーズ作の続編。といって、オリジナルな企画がないっと言われながらも、毎年インディペンデント系から「驚異の新人監督」と言われる人が出てくるところが、アメリカ映画界の奥深いところ。そういう人っていきなり出てくるので予測は難しいけれど、ここ数年で、そんな風に言われた人たちが、確実に二作目を送り出し、それが評判も悪くないところが、たいしたもんだと思う。
で、そういう人たちの作品をいち早く映画祭が上映して、言葉は悪いけれど才能の値踏みをするわけね。で、だいたい、三作は映画よろしくないと祭に引っ張る。でも、それであまりよろしくないとなれば、手を引くんだな。なかなかシビアです、国際映画祭。
ま、それはさておき。

まずはマーベルとDCのコミック原作シリーズのことを見てみましょう。
一月にはマーベルの「ドクターストレンジ」が登場。ベネディクト・カンパ―バッジが、天才脳神経外科医からスピリチュアルな力を発揮するスーパーヒーロー、ドクターストレンジとなって闇の力と戦います。銀河最強のアライグマが暴れまくるってそれが中心ではないんですが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」がGW公開予定。Xメンのウルヴァリンが登場する「ローガン」は未来が舞台。ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンシリーズの最終作家と言われてます。アベンジャーズ系では再リブートでまた高校生から始める「スパイダーマン ホームカミング」が8月に、どうもドクターストレンジと絡む様子の「ソー ラグナロク」も年末に登場予定。
 一方DCコミック系では「ワンダーウーマン」が単独で登場、年末にはDCコミックのヒーローが集結する「ジャスティスリーグ」も公開される予定です。

続編ということでいえば、「パイレーツオブカリビアン」の第5弾最後の海賊が夏公開。同じく夏にはエイリアンシリーズの前日談となる「エイリアン  コベナント」も公開予定。これは「プロメテウス」続編ということ。リドリー・スコット監督が監督する。もう一本スコット監督は「ブレードランナー」の続編を製作。監督はドニ・ヴィルヌーヴでタイトルは「ブレードランナー2049」だそうな。
夏休みには「トランスフォーマー 最後の騎士」も公開。同時期に猿の惑星第三弾「ウォー・フォー・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」も公開予定です。
さらに、『ワイルドスピード』の第八弾、「トリプルX再起動」のヴィン・ディーゼル物も公開される。「ジョン・ウィック」「イコライザー」「キングスメン」の続編も2017年公開予定だ。
そして何と言っても2017年の12/15には「スターウォーズEP8」が公開になる。レイとルークの関係は? あ―――気になる。
というところで1987年の映画音楽。これもアカデミー主題歌賞を獲得してます。
M7 1987年 『ダーティ・ダンシング』より「ザ・タイム・オブ・マイ・ライフ」アカデミー

続編、というか、リブート、じゃないな、リメイクとして「マグニフィセントセブン」が一月に公開。ユニバーサルのモンスター物「ミイラ再生」のリメイクとして「ザ・マミー」も公開されるナント主役はトム・クルーズ。そうそう、スカーレット・ヨハンセンが演ずる「攻殻機動隊 ゴースト・イン・ザ・シェル」もあった。たぶん他にもリメイクものとかあるのだろうが、今のところはこのくらい。
ヴィルヌーヴ監督はもう一本SFを手掛けてて「メッセージ」という作品は早くも演技賞に絡んでいる。
賞モノ、ということになるとスコセッシ監督の「沈黙 サイレンス」には期待。「セッション」のデミアン・チャゼル監督の『LA LA LAND』はオリジナルミュージカルで、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが歌って踊り賞取に躍り出た。アン・リー監督「ビリー・リンの永遠の一日」、オリバー・ストーン監督の「スノーデン」もアカデミー狙いと言われている。
他にもデンゼル・ワシントンの監督三作目「フェンシズ」、メル・ギブソンの久々の監督作「ハクソー・リッジ」、ウォーレン・ビーティ監督の「ルールズ・ドント・アプライ」なども、スターにして名監督と言われている三人の久しぶりのお手並み拝見といったところ。

新人監督としては、ニコールキッドマンがすでに賞をもらった「ライオン」の監督ガース・デイヴィス、脚本家としてはベテランのケネス・ローガン監督の「マンチェスター・バイ・ザ・シー」、サンダンス映画祭で授賞したネート・パーカー監督の「バース・オブ・ネイション」やバリー・ジェンキンス監督の「ムーンライト」もいきなり賞絡み、問うこともあるかもしれない。

今年のアカデミー賞はノミネートの発表が1/24、授賞式は2/26と決定しているので、現在熾烈なノミネーションキャンペーンが繰り広げられているところだろう。

ノミネーションの後には今度はインディペンデント経営が最大の映画祭サンダンス映画祭が控えていて、こちらには青田買いを狙うハリウッドプロデューサーも駆けつける。サンダンスで受賞すれば、カンヌへの道も開かるだろうし、そうなれば、世界公開も夢ではない。二月のベルリンくらいまでは新人監督たちにとって気が気ではない時期と言っていいだろう。

というところで次は1997年の映画音楽。と言えば、これですよね。アカデミーを11部門で獲得しました。
M8 1997年 「タイタニック」よりセリーヌ・ディオン「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」アカデミー

ざっと目についたところだけ並べてみましたが、これ以外にも大きいところで「美女と野獣」の実写版をエマ・ワトソンが演じるとか、ブラピはゾンビもの「ワールド・ウォー2」とか、マリオン・コティヤール共演の「マリアンヌ」が待機中とか。ハリウッドモノ以外でもたくさんの作品が公開予定です。
 現在試写状は三月公開のものくらいまできていますが、韓国映画で国村隼が助演男優賞を獲った「コクソン」とか、パクチャヌクの「お嬢さん」とかもありますし、2016年カンヌのパルムドオル受賞作ケン・ローチの「私はダニエルブレイク」や、グランプリ受賞作のグザヴィエ・ドランの「たかが世界の終わり」もあります。
ことしは私ももう少し頑張ってですね、ちゃんと公開作を見ていきたいものです。はい。

というところで、2007年の映画音楽を。これもアカデミー賞主題歌賞。
M9 2007年 「不都合な真実」よりフロ・ライダで「ライト・ラウンド」アカデミー 3’25”
それでは最後に2017年の映画音楽、たぶんアカデミーにもかかわってくるだろう曲を聞いていただきながらお別れいたしましょう。
 では今年もまつかわゆまのカレイドシアターをよろしくお願いいたします。おやすみなさい。また、月曜日に。